fc2ブログ

われら庶民主義

 過激?でも[もっとシアワセな社会が見てみたい!]

「しかし、今年(ことし)の夏(なつ)は 

異常(いじょう)な暑(あつ)さだったね。」

「だったね、ではなく、9月(くがつ)に入(はい)っても灼熱(しゃくねつ)の暑(あつ)さが続(つづ)いている。昔(むかし)ならホッとするような涼(すず)しい風(かぜ)が吹(ふ)くころなんだが。」

「それでいて、台風(たいふう)が来(き)て強(つよ)い雨風(あめかぜ)が一日中(いちにちじゅう)続(つづ)いたような日(ひ)はガクンと気温(きおん)が下(さ)がって、裸(はだか)に近(ちか)い状態(じょうたい)で寝(ね)ていたら風邪(かぜ)をひきそうになったという。」

「今(いま)は再(ふたた)び灼熱の暑さだね。当分(とうぶん)この暑さは続(つづ)くらしいよ。」

「今年(ことし)の夏(なつ)は日本人の〇亡数(しぼうすう)がすごいだろうな。」

「自〇者(じさつしゃ)も多(おお)いんじゃない。暑さと生活(せいかつ)の苦(くる)しさに耐(た)えかねて。」

「・・・・・・・。」

「ほんとうにたまらない。しかもこの異常(いじょう)な暑さは日本(にほん)だけだという。」

「ホント?」

「ああ。お隣(となり)の国々(くにぐに)はすべて最高(さいこう)気温(きおん)が30度(ど)くらいだ。〇人的(さつじんてき)温度(おんど)の34度、35度が続(つづ)くなんてのは日本だけ。」

「日本も昔(むかし)は30度ていったらわーってなってた。」

「なんだか失われた30年にあわせて気候(きこう)も変(か)わってきた、という気(き)がするね。夏(なつ)と冬(ふゆ)が長(なが)くなって秋(あき)や春(はる)はあっという間(ま)に終(お)わる。」

「日本の歴史(れきし)、文化(ぶんか)、日本人(にほんじん)だけではなく四季(しき)も日本から失(うしな)われて行(い)っているんだなあ。」

「日本人(笑)。なるほど。毎年(まいとし)、80万人(まんにん)都市(とし)が一(ひと)つづつ消(き)えていくスピードで人口(じんこう)が減(へ)っていっているもんな。」

「異常気象(いじょうきしょう)といえば、つい昨日(きのう)、アフリカのモロッコで大地震(だいじしん)があった。〇者(ししゃ)2000人(にせんにん)超(ちょう)とか。
現代(げんだい)は人類史(じんるいし)的(てき)に見(み)ても地震(じしん)が異常(いじょう)に多(おお)いんじゃないか。世界で大昔(おおむかし)からある建造物(けんぞうぶつ)が次々(つぎつぎ)に崩壊(ほうかい)していっている。」

「この地震で私(わたし)が気(き)になったのは、相(あい)も変(か)わらずの工作員(こうさくいん)によるネットへの書(か)き込(こ)みだね。
ヒドイ書き方(かた)だ。この地震でまた岸田首相がモロッコにカネをばらまくぞ、という内容(ないよう)のものが連続(れんぞく)して大量(たいりょう)に投稿(とうこう)されている。」

「うーーん・・・・。」

「たしかにひどいね。海外支援(かいがいしえん)というのはこういう時(とき)にこそするものだろう。ここでの支援(しえん)をバラマキなどといって他(ほか)の、住民(じゅうみん)に役(やく)に立(た)たない政治的(せいじてき)支援(しえん)や利権(りけん)のくっついた支援と同一視(どういつし)するのは、まともな人間(にんげん)の考(かんが)え方(かた)ではないよね。」

「わざと混同(こんどう)させて怪(あや)しいバラマキを正当化(せいとうか)しようとしているのさ。(笑)」

「ネット工作員というのはほんとうに国民(こくみん)をバカにした連中(れんちゅう)だ。」

「工作員だらけのニッポン。どうしようもないね、ということで、少(すこ)し話題(わだい)を変(か)えようか。(笑)
とんでもない暑さの中でも盆(ぼん)踊(おど)りが各地(かくち)で盛況(せいきょう)だった。
東京(とうきょう)も盛(も)り上(あ)がった。」

「うん。今回(こんかい)はそこから入(はい)ろうということだったんだよな。(笑)
盆踊りを語(かた)ってりゃストレスも少(すく)なくていいわ。ネットからも拾(ひろ)いやすいし。(笑)」

「そういうことは言わない。(笑)」

「まず、オーソドックスな盆踊りといえば、お寺(てら)の境内(けいだい)かな。
こちらは築地本願寺(つきじほんがんじ)での盆踊り。ずいぶん人(ひと)が集(あつ)まったみたいだ。」
           (※ 以下、すべての動画はYouTubeに移動して見てください。)



「築地本願寺といえば浄土(じょうど)真宗(しんしゅう)だね。」

「うん。浄土真宗の本願寺派(ほんがんじは)。西本願寺(にしほんがんじ)。
浅草(あさくさ)の東本願寺(ひがしほんがんじ)もネットにアップされていたんだけど、こちらはサザンで盆踊りとか。(笑)」


「浄土宗(じょうどしゅう)の増上寺(ぞうじょうじ)での盆踊りもたいしたもんだよ。東京タワーの真下(ました)での盆踊りだもんな。これはいい。(笑)」


「以上(いじょう)、ナムアミダブツのお寺での盆踊りでした。(笑)
ところでナンミョーホーレンゲキョーのお寺での盆踊りといえば、東京(とうきょう)ではなんといっても日蓮宗(にちれんしゅう)の池上本門寺(いけがみほんもんじ)かな。
ここはお寺も有名(ゆうめい)だけど、屋台(やたい)がすごいんだよなー。質(しつ)量(りょう)ともに。昔(むかし)このお寺で10月にあるお会式(えしき)という行事(ぎょうじ)を見(み)に行(い)ったことがあるんだけど、どこからこれだけ集(あつ)まったんだろうというくらいの数(かず)の屋台だった。」



「今は屋台も少なくなっているんだろうな。」

「暴対法(ぼうたいほう)ができたとき、政府(せいふ)や警察(けいさつ)は寅(とら)さんは取(と)り締(し)まらない、と言っていたけど、きっちり取り締まったな。(笑)」

「もうフーテンの寅さんのような生(い)き方(かた)はできない。というか寅さんでは生きていけない。(笑)」
       

「盆踊りの会場には屋台があったほうが華(はな)やぐよね。屋台がないと楽(たの)しみが半減(はんげん)するというか。屋台は記憶(きおく)としても楽(たの)しいものだしね。」

「次々(つぎつぎ)と仕事(しごと)をツブされ、仕事を取(と)り上(あ)げられて追(お)い詰(つ)められていく庶民としては、やや溜息(ためいき)。
こんなことを言(い)ったら暴力団(ぼうりょくだん)の肩(かた)を持(も)つのか、なんて言葉しか返(かえ)ってこない社会(しゃかい)になっているニッポン。なんだかな~。」

「日本の庶民はこの30年ほど、経済制裁(けいざいせいさい)、経済封鎖(けいざいふうさ)されているようなものだものな。いろんなところで。」

「庶民の生活(せいかつ)を全(まった)く理解(りかい)できていない、理解しようともしない政府(せいふ)、国会議員(こっかいぎいん)、官僚(かんりょう)、お役所(やくしょ)。」

「負債(ふさい)が積(つ)み重(かさ)なって破産(はさん)した給食業者(きゅうしょくぎょうしゃ)さんもある意味(いみ)、民(みん)を理解しない官(かん)、政府(せいふ)、お役人(やくにん)の犠牲者(ぎせいしゃ)だよな。
そんな政府、官僚による民営化(みんえいか)の酷(むご)さ。
あー、いやだ。」

「・・・・。
池上といえば池上線(いけがみせん)という歌(うた)があったねえ。(o‘∀‘o)*:◦♪」


「それは関係(かんけい)ないだろ。」

「(笑)」

「東京での盆踊りといえば、最近(さいきん)では神田明神(かんだみょうじん)でのアニソン盆踊りも有名(ゆうめい)になってきた。(笑)」

       

「神田明神は秋葉原(あきはばら)駅(えき)から歩いて6~7分(ふん)だものなァ。本場(ほんば)ちゃあ本場。(笑)」

「アニソンばかりではなく伝統的(でんとうてき)な唄(うた)、踊(おど)りもはいっているところがいいね。」

「ニッポンはエリートや、企業(きぎょう)が個人(こじん)の才能(さいのう)を食(く)いつぶす、あるいはツブすだけの使(つか)い捨(す)ての国になっているから、アニメや漫画(まんが)の未来(みらい)も厳(きび)しいんじゃないかな。」

「うーーーん。
最近(さいきん)のアニメの状況(じょうきょう)がよくわからないから何(なん)とも言(い)えない。」

「テレビ業界(ぎょうかい)がいい例(れい)だよね。学歴(がくれき)エリートやコネエリート(笑)ばかり。犬(いぬ)も食(く)わないものになっている。(笑)」

「下請(したう)けの才能(さいのう)ある人たちを使(つか)い捨(す)てにしていたからだな。」

「日本のアニメや漫画がそういうことにならないよう、祈(いの)るだけだよ。才能よガンバレ。」

「・・・・・。
東京の盆踊りの話ばかりになっているが、盆踊りは当然(とうぜん)日本全国(にほんぜんこく)でやられているわけでね。歴史(れきし)、伝統(でんとう)では東京など足元(あしもと)にも及(およ)ばないものがたくさんある。」

「そりゃそうだ。」

「日本の盆踊りの数(かず)は全国(ぜんこく)で500を超(こ)えるといわれているからね。
ところで、日本の三大(さんだい)盆踊りって知(し)ってる?」

「おっ。」

「むむ・・・。」

「自分が知っていると思って。ここで言(い)うとは、ちょっとイヤミだな。」

「まあまあ(笑)。
じゃあ、3(みっ)つのうち2(ふた)つを言うから、あと1(ひと)つを答(こた)えて。

まず最初(さいしょ)は郡上(ぐじょう)踊(おど)り。

 

ユネスコ文化(ぶんか)遺産(いさん)にもなっている踊りで、一生(いっしょう)に一度(いちど)は見ておけ、といわれるくらい。

2つ目は秋田(あきた)の西馬音内(にしもない)盆踊りで、こちらもユネスコ文化遺産。

       

  顔(かお)を隠(かく)して踊(おど)るのは亡(な)くなっている人(ひと)がまぎれてもわからないようにするためとか。」

「ふーん。なかなかだねー。
しかしユネスコよく調(しら)べているなあ。」

「で、あとひとつはナニ。(笑)」

「これは簡単(かんたん)だ。(笑)
阿波(あわ)踊(おど)り。」

「阿波踊りが最初(さいしょ)に来(く)るかと思ったよ。」

「うん、たしかにそれが正解(せいかい)、といえば正解なんだけど、人によっては阿波踊りに替(か)えて別(べつ)の盆踊りを持(も)ってくる人もいるんだよ。」

「へー。」

「たとえば、大分(おおいた)は姫島村(ひめしまむら)の盆踊り。
こちらは3年前の動画なんだけど。
           

 今年の動画は短(みじか)いものばかりだったので、こちらを紹介(しょうかい)することにした。」

「うーーん。面白(おもし)いけど、限(かぎ)りなくマイナーという気(き)がする。(笑)」

「過疎(かそ)っている感(かん)じがしないでもない・・・。」

「どうして3大盆踊りに入(い)れる人がいるのか?」 

「ユニークな立(た)ち位置(いち)だからじゃないかな。
だから、国(くに)指定(してい)の無形(むけい)民俗(みんぞく)文化財(ぶんかざい)になっている。 
ちなみに、2022年の11月に盆踊りなど41の風流(ふりゅう)踊(おど)りがユネスコの文化遺産になったけど、阿波踊りはどこの文化財(ぶんかざい)指定(してい)もなかったような・・・。(笑) 
あと、盆踊りのシメというような存在(そんざい)のおわら風(かぜ)の盆(ぼん)も富山県(とやまけん)からの指定に止(とど)まっているようだ。」 

「いやいやいや。文化遺産だとか国からの文化財指定とか、そんなことは盆踊りとは何(なん)の関係(かんけい)もないだろ。
阿波踊りの、踊るあほうに見るあほう、どうせあほなら踊らにゃ損(そん)損(そん)。
それよ。
つまり楽(たの)しんで踊るところに意味(いみ)があるわけだからさ。」

「うん、うん。そうだ。(笑)」

「たしかに。(笑)
たとえばこれは8年前の阿波踊りの動画なんだけど、楽しそうだよね。


ところが、今年みたいに特定(とくてい)の連(れん)を排除(はいじょ)するとか、台風(たいふう)が来(き)ていても席料(せきりょう)の問題(もんだい)があるのか、強行(きょうこう)したりするようなことになると、ちょっとどうかと思うよね。」

「うーーーん。」

「うーん。庶民が地域(のちいき)の文化(ぶんか)を維持(いじ)するのも苦(くる)しくなっているのかもな。経済的(けいざいてき)にも。
国民(こくみん)にお金(かね)がまわってきていない状態(じょうたい)が30年(ねん)近(ちか)く続(つづ)いているわけだから。」

「なんでもかんでもお金(かね)にしなくては、というのが今の日本だからねえ。
高額(こうがく)な席料(せきりょう)をとったりとか。
でも、それで文化が守(まも)られるかといえば、そうではないと思う。」

「金儲(かねもう)けだけでは文化は滅(ほろ)びるよ。」

「ムツカシイ話(はなし)になってきたぞ。(笑)」

「要(よう)は庶民が自由(じゆう)に参加(さんか)できる文化が残(のこ)ってほしいということだろ。」

「そういうことだ。強制(きょうせい)とかお仕着(しき)せ、あるいは金儲(かねもう)け目的(もくてき)ではなくね。」

「そうむつかしく考(かんが)えることもないと思うよ。(笑)」

「あと、この30年で深(ふか)まってきたファシズム状況(じょうきょう)、というものもあるな。」

「また。(笑)そこに話(はなし)をもっていくか~。(笑)」

「阿波踊りの排除(はいじょ)の問題(もんだい)とか青年会議所(せいねんかいぎしょ)ねぶたでの旧日本軍(きゅうにほんぐん)の下士官(かしかん)みたいな行為(こうい)とかさ。
日本の夏を代表(だいひょう)する二大(にだい)イベントといっていい祭(まつ)りでそういうものが出てくるのは、現代(げんだい)ニッポンのファシズムの表(あらわ)れではないか、と思うんだ。」

「そこまで言ったらオレも乗(の)っかっちゃうけど(笑)
日本社会のファシズム化はのっぴきならないところまで来ていると感じている。
日本のファシズムというのは官僚(かんりょう)ファシズムでね。
重大(じゅうだい)な差別(さべつ)や残酷(ざんこく)な行為(こうい)、庶民の困窮(こんきゅう)は政府(せいふ)や官僚から出てきているんだ。
とくに今の自民党(じみんとう)、公明党(こうめいとう)、維新(いしん)といった支配政党(しはいせいとう)はカネがすべての新自由主義(しんじゆうしゅぎ)政党(せいとう)だし、財務省(ざいむしょう)、厚生労働省(こうせいろうどうしょう)をはじめとした官僚も新自由主義を徹底(てってい)させようとしている。
結果(けっか)、それは庶民と文化を滅ぼすことにつながっていく、とオレは考えている。」

「・・・・・。」

「まあまあ。そういう話はまたにしよう。」

「野暮(やぼ)になるもんな。(笑)」

「たしかに。でも庶民がいま置(お)かれている状況は深刻(しんこく)だよ。
徹底(てってい)した管理統制(かんりとうせい)下(か)でのファシズムで庶民は身動(みうご)きがとれなくなっているわけだから。」

「カネも政府や官僚、独占企業(どくせんきぎょう)に徹底的(てっていてき)に巻(ま)き上(あ)げられているしね。
・・・、おっと、だんだん腹(はら)が立(た)ってきた(笑)。
もうやめよう、こういう話は。(笑)」

「そういうこと。(笑)」

「・・・・。
そういう大きな盆踊りの話もいいが、ワシはやっぱり故郷(こきょう)の素朴(そぼく)な盆踊りがええなァ。
規模(きぼ)は小(ちい)さくても屋台(やたい)も出(で)て、子(こ)どもの頃(ころ)はなにかウキウキするような非日常性(ひにちじょうせい)を楽(たの)しんだものだ。」

「田舎(いなか)の華(はな)やぐ時(とき)、っていいんだよね~。」

「その故郷にも長(なが)いこと帰(かえ)ってないわ。
過疎化(かそか)で盆踊りも行(おこな)われなくなったらしい。」

「キビしい現実(げんじつ)だよねー。
でも、東京でも盆踊りを踊れるというのはいいことだよ。ホント。」

「ちょっとしみじみしちゃったな。(笑)
さて、盆踊りの次は東京や大阪ではハロウィーンだ。(笑)
東京ではないけど、こちらの盆踊りはなんだかハロウィーンの雰囲気(ふんいき)があるよ。(笑)
橋(はし)の下(した)盆踊り。」


「いいね。(笑)
盆踊りからハロウィーンへ。」

「日本では盆踊りもハロウィーンも庶民(しょみん)参加型(さんかがた)のお祭りになっているのが素晴(すば)らしい。」

「自由参加(じゆうさんか)というのがいいんだよな~。」

「盆踊りには主体的(しゅたいてき)な自由参加(じゆうさんか)と伝統文化(でんとうぶんか)の継承(けいしょう)というふたつの流(なが)れがあって、それが混在(こんざい)、融合(ゆうごう)している、ということは一言(ひとこと)付(つ)け加(くわ)えさせてもらおう。」

「ちょい野暮。(笑)」

「おまわりさんはタイヘンだろうけど、ハロウィーンの盛(も)り上(あ)がりにも期待(きたい)。(笑)」

「じゃあ、次はハロウィーンの話題(わだい)で。」

「いいね。(笑)」

「今年はわれわれも実際(じっさい)に参加(さんか)しないか。」

「どんな扮装(ふんそう)をするんだよ。」

「キシダマスクとかアソウマスクとかアベマスクとか。(笑)」

「それプラス、いまのキシダ内閣(ないかく)の閣僚(かくりょう)の仮面(かめん)を造(つく)って、みんなで被(かぶ)って繰(く)り出(だ)してもいいね。
恐怖(きょうふ)のキシダ内閣だぞー、って。(笑)」

「絶対(ぜったい)にダメ。殴(なぐ)られる。」

「最(もっと)も危険(きけん)な扮装(ふんそう)。(笑)」

「(笑)」


////////////////////////////////////////////////////////////////

追:
「盆踊りではないけど、今年(ことし)の姫島村(ひめしまむら)の訪問記(ほうもんき)?というような動画(どうが)を見つけたので、UP(アップ)させてもらうよ。

      

こうしてみると、姫島村の盆踊りがなかなかのものだということがよくわかる。
人口わずか1500人の村というか島でこういう行事(ぎょうじ)、文化を絶(た)やさず続(つづ)けているのはエライ。♪(/・ω・)/ ♪」

「1500人の島では早晩(そうばん)できなくなっちゃうんじゃないか。こういう言(い)い方(かた)をしたら悪(わる)いけど、村(むら)自体(じたい)なくなるだろ。」」

「これまでがんばって人口(じんこう)を維持(いじ)してきたみたいだよ。村の行政(ぎょうせい)が先頭(せんとう)に立(た)ってワーキングシェア、つまり仕事(しごと)を分(わ)け合(あ)うことを推進(すいしん)したりして。
村役場(むらやくば)も職員(しょくいん)の給料(きゅうりょう)を全国(ぜんこく)平均(へいきん)の3分(ぶん)の2以下(いか)にして職員の数(かず)を増(ふ)やすとかしているらしい。
だから、ネットの一部(いちぶ)では日本の北朝鮮(きたちょうせん)などといって叩(たた)かれているらしい。(笑)」

「ほう。」

「北朝鮮、北朝鮮、言っときゃいいみたいなのもアホっぽいけどな。(笑)」

「フェリーも村営(そんえい)だしね。(笑)それで便数(びんすう)も多(おお)い。フェリー関係(かんけい)で働(はたら)く人(ひと)は公務員(こうむいん)になるし。(笑)」

「うーむ。北朝鮮うんぬんはともかく、ワークシェアリングで人口を維持してきたということは、近年(きんねん)の自民党(じみんとう)、公明党(こうめいとう)政権(せいけん)が進(すす)めてきた、格差(かくさ)を拡大(かくだい)して弱者(じゃくしゃ)を切(き)り捨(す)てるという政策(せいさく)に背(せ)をむけているように思えるな。
ひょっとして村長(そんちょう)さんは共産党(きょうさんとう)系(けい)?」

「共産党は議員(ぎいん)の数(かず)は少々(しょうしょう)多(おお)くてもさほどの影響力(えいきょうりょく)はないけど、首長(しゅちょう)をとると、かなりの行政力(ぎょうせいりょく)を発揮(はっき)するんだよな。昔(むかし)、東京の狛江市(こまえし)が共産党(きょうさんとう)市長(しちょう)だった頃(ころ)、狛江市に仕事(しごと)で行(い)って話(はなし)をしたとき、その評判(ひょうばん)のよさに驚(おどろ)いたことがあった。」

「いや(笑)田舎(いなか)らしく保守系(ほしゅけい)らしいよ。ただ、村に田中角栄(たなかかくえい)さん直筆(じきひつ)の碑(ひ)があるなど、昔(むかし)の田中派(たなかは)の影響(えいきょう)が強(つよ)い村のようだね。」

「なるほど。
いまは自民党(じみんとう)清和会(せいわかい)と公明党(こうめいとう)、財務省(ざいむしょう)による新自由主義(しんじゆうしゅぎ)格差拡大(かくさかくだい)政策(せいさく)に反対(はんたい)する人は左翼(さよく)だなどと言わちゃう時代だからなァ(笑)。村の行政(ぎょうせい)主導(しゅどう)でワークシェアリングをしたりして人口(じんこう)を維持(いじ)しようとすれば、北朝鮮などと言われるのだろうな(笑)。」

「海鮮(かいせん)がうまそうだ。(´∀`*)」

「動画にもあったように、クルマエビの養殖(ようしょく)なんかにも力(ちから)を入(い)れているようだね。」

「人口を毎年(まいとし)100万人(まんにん)近(ちか)く減(へ)ら続(つづ)けていくような自民党(じみんとう)、公明党(こうめいとう)政権(せいけん)の国(くに)では儚(はかな)すぎる存在(そんざい)に見えるが、何(なん)とか頑張(がんば)って人口(じんこう)と伝統文化(でんとうぶんか)を維持(いじ)してもらいたいね。」

「うん。それでもやっぱり苦(くる)しくなっているみたいだ。子どもの数(かず)が減(へ)って、今年(ことし)は20の踊りのうち15しかできなかったようだよ。」


「東京でさえ移民(いみん)の増加(ぞうか)でやっと人口の減少(げんしょう)というか従来(じゅうらい)の日本人が減少していることを誤魔化(ごまか)しているような状態(じょうたい)だもんなァ。人口1500人の村では、いくら頑張(がんば)っても限界(げんかい)があるだろうな。」

「それでもよく頑張っているよ。
ワシの故郷(こきょう)の町(まち)なんか国鉄(こくてつ)末期(まっき)の合理化(ごうりか)と国鉄(こくてつ)民営化(みんえいか)でダイヤをズタズタにされたというか非常(ひじょう)に不便(ふべん)になって衰退(すいたい)してしまった。とくにそれまで経済的(けいざいてき)に密接(みっせつ)な関係(かんけい)にあった隣(となり)の県(けん)の大都市(だいとし)との関係(かんけい)が実質(じっしつ))的(てき)に断(た)ち切(き)られたみたいになったのが大(おお)きかったと思う。人口(じんこう)はワシがいたころと比(くら)べて3分の1、1000人以上いた中学校(ちゅうがっこう)の生徒数(せいとすう)は20分の1、50人くらいになってしまった。
昔(むかし)は貧富(ひんぷ)の差(さ)があまりなくて、他所(よそ)から来た教師(きょうし)が生徒(せいと)の非行(ひこう)が少(すく)ないことに驚(おどろ)いていたもんだが、隣(となり)の市(し)との合併(がっぺい)もあって、いまは貧富の差が激(はげ)しくなって、暮(く)らせない人が町を出て廃屋(はいおく)だらけになっている。けっこう胸(むね)つぶれる光景(こうけい)だ。(泣)」

「・・・・・。」

「やはり、中央(ちゅうおう)の政治(せいじ)が変(か)わらないと地方(ちほう)も苦(くる)しいよね。」

「地方だけではなく都市(とし)の庶民も苦(くる)しいよ。」

「それでも変わらない、(笑)
延々(えんえん)と30年も40年も。」

「とどのつまりが自民党(じみんとう)公明党(こうめいとう)維新(いしん)体制(たいせい)による新自由主義(しんじゆうしゅぎ)ファシズム。
国民(こくみん)はいくらより良(よ)く生(い)きたいと思っても、手(て)も足(あし)も出(で)ない状態(じょうたい)。」

「ハァ~・・・・・。」

「まあ、イヤなことはいくら考えてもどうしようもないので、イッパイやって忘(わす)れましょうか。」

「ワシは酒(さけ)が飲(の)めないのだ。」

「へー。しかし、酒なしでこの日本でよく生きてこれましたな。ワタシなんかからすれば考えられない。とても精神(せいしん)がもたない。」

「うん・・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
             
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今回(こんかい)のテーマ?とはまったく関係(かんけい)ないけど、このショート動画(どうが)が面白(おもしろ)かったのでリンク貼(は)っとく。

          https://www.youtube.com/shorts/Phiwo5cPjuA

とくに裁判長(さいばんちょう)の言葉(ことば)に見られるように連合国側(れんごうこくがわ)の人間(にんげん)がペリーを知(し)らなかったというのが面白(おもしろ)い。
じゃあ、降伏文書(こうふくぶんしょ)への調印(ちょういん)が行(おこな)われたミズーリ号(ごう)の停泊(ていはく)位置(いち)をペリー来航時(らいこうじ)の停泊位置に合(あ)わせたのは何(なん)だったんだって。
連合国側の二重(にじゅう)構造(こうぞう)みたいなものが見えないか?
ちなみに日本人もペリーがユダヤ人で、ペリーの艦隊(かんたい)が東(ひがし)インド会社(がいしゃ)に属(ぞく)していた、東インド会社のアメリカ艦隊だったってことを知(し)らない日本人も多(おお)い。」

「ペリー来航(らいこう)による日本(にほん)開国(かいこく)で、これで資本主義(しほんしゅぎ)が世界(せかい)にくまなく行(い)きわたった、とマルクスが言ったということは知っているけどね。」

「・・・・・。
たしかにアメリカには二重構造を感じるよね。」

「アメリカの日本に対(たい)する占領(せんりょう)政策(せいさく)もマッカーサー時代(じだい)の占領政策とマッカーサー失脚(しっきゃく)後(ご)の占領政策は微妙(びみょう)に違(ちが)っている気(き)がする。
これをまたみんなで話し合いたいと思うのだが。」

「いいけど・・・。
庶民には難(むつか)しすぎるテーマ、という気がするな。
まァ、また××さんの講義(こうぎ)を聞(き)かせてもらいましょ。(笑)」

「それ以前(いぜん)に日本の政治(せいじ)がひどすぎるんだよなあ。そう思わない?」

「そうだよねえ。」

「腐(くさ)ってファシズム、ヘイゴーゴー。」

「どこまで行(い)ってもまとまらないねー。(笑)」

「このショートを見て、日清(にっしん)戦争(せんそう)に最後(さいご)の最後まで反対(はんたい)していたおおむろおっと明治天皇(めいじてんのう)はたいしたものだったんだな、と思ったよ。その後(あと)は完全(かんぜん)に傀儡(かいらい)にされちゃうんだけど。(笑)」

「明治天皇は清国(しんこく)との戦争(せんそう)に際(さい)して、これは朕(ちん)の戦争に非(あら)ず、として天皇が開戦(かいせん)に際(さい)して必(かなら)ず行(おこな)わなくてはいけない伊勢神宮(いせじんぐう)と先帝陵(せんていりょう)への開戦の報告(ほうこく)を拒否(きょひ)した、
ということを知っている国民(こくみん)も少(すく)ないんだよねえ。」

「知らなかった。(笑)高校時代(こうこうじだい)の日本史(にほんし)の成績(せいせき)は5だったんだけど。(笑)」

「入試にも出ねえんだろうな。(笑)」

「そういうことを知らない人のほうが一流(いちりゅう)大学(だいがく)に受(う)かる。(笑)」

「国家公務員(こっかこうむいん)上級試験(じょうきゅうしけん)にもパスする。(笑)」

「そういうこっちゃ。(笑)」

「学歴(がくれき)ありて教養(きょうよう)なし。これが現代(げんだい)ニッポンのエリートの特徴(とくちょう) (-∀-)」

「それにしても、いまも昔(むかし)も天皇(てんのう)や天皇制(てんのうせい)を利用(りよう)したり利用しようとする連中(れんちゅう)というのはどうしようもないねえ。」

「そういう話もまたにしましょ。(´ω`人)」

「次はハロウィーン、な。」

「(ou(工)u)ノ」





スポンサーサイト



2023/09/10 Sun. 17:47  edit

Category: 未分類

tb: --  |  cm: 0

top △

「いやあ7月(しちがつ)は暑(あつ)すぎて 

集(あつ)まれなかったわけだけど、みなさんダイジョウブだった~?。(笑)」

「大丈夫(だいじょうぶ)だから来(き)てんだけど、さすがにまいったよ。一時(いちじ)熱中症(ねっちゅうしょう)になりかけてやばかった。」

「熱中症はコワイ。あれ、血液(けつえき)の流(なが)れが止(と)まるんだっけ?後遺症(こういしょう)が残(のこ)る人(ひと)もいるとか。」

「東京(とうきょう)で暮(く)らしててエアコン無(な)いと止(シ)ぬ。」

「エアコン無い人いるのかな。」

「そりゃあいるだろ。」

「想像(そうぞう)するだけで恐(おそ)ろしい。こっちまで至(し)にそうな気分になってくる。」

「エアコンがあったらあったで、今度(こんど)は電気代(でんきだい)が・・・。どこまで苦(くる)しむのだ庶民(しょみん)は。」


「それでも、ここにきて時々(ときどき)雨(あめ)が降(ふ)るようになってホッとするね。気温(きおん)も心持(こころもち)下(さ)がったように感(かん)じる。」

「雨が降ったら降ったで、今度(こんど)は台風(たいふう)だ(笑)。沖縄(おきなわ)や九州(きゅうしゅう)の人たちはタイヘンなんだろ。」

「台風6号(ごう)な。
なんだよこの動(うご)きは(笑)。

KIMG2293.jpg

沖縄(おきなわ)を抜(ぬ)けて東(ひがし)に向(む)かっていたのがブイターンして戻(もど)ってきて(笑)、さらに直角(ちょっかく)に曲(ま)がって九州(きゅうしゅう)縦断(じゅうだん)するというコース。」

「フザけた台風だなあ。ふざけすぎて笑(わら)えるレベルだけど、台風に襲(おそ)われている人たちのことを考(かんが)えると笑(わら)えない。」

「ふざけているといえば、さっきみんなと話したように、この台風、長崎(ながさき)の平和(へいわ)式典(しきてん)を狙(ねら)っているように見(み)えるんだよな。」

「8月(がつ)9日(ここのか)。長崎への原爆投下(げんばくとうか)の日(ひ)に台風(たいふう)直撃(ちょくげき)。」

「縮小(しゅくしょう)して内輪(うちわ)での式典(しきてん)になったなったようだけど、近年(きんねん)自民党(じみんとう)政府(せいふ)への忖度(そんたく)でおかしくなっている広島(ひろしま)での式典(しきてん)に比(くら)べて長崎(ながさき)からはまともなメッセージが出(で)ていただけに残念(ざんねん)だ。」

「広島は酷(ひど)すぎるよ。今年も、岸田(きしだ)首相(しゅしょう)をはじめ、湯崎(ゆざき)広島県知事(ひろしまけんちじ)、松井(まつい)広島市長(ひろしましちょう)、口(くち)をそろえてウクライナ戦争(せんそう)に参戦(さんせん)しているかのような、ためにする演説(えんぜつ)だった。広島に原爆(げんばく)を落(お)としたのはロシアなのかよ(笑)。
ロシアも、アメリカも、ウクライナも越(こ)えて、反戦(はんせん)と核兵器(かくへいき)廃絶(はいぜつ)、平和(へいわ)を祈(いの)るのが原爆を落(お)とされた場所(ばしょ)での平和式典(へいわしきてん)じゃなかったのかよ。」

「平和式典の会場(かいじょう)や原爆(げんばく)資料館(しりょうかん)に核(かく)の発射(はっしゃ)装置(そうち)を持(も)ち込(こ)ませたところで、広島の平和式典は終(お)わっている。犠牲者(ぎせいしゃ)は二度(にど)故路(ころ)されたようなものだ。」

「ひでえな、アベ、キシダ。」

「(笑)結果(けっか)、こうなっちゃってる。

            KIMG2297.jpg

アメリカではバービー人形(にんぎょう)を実写化(じっしゃか)した映画(えいが)と原爆開発(げんばくかいはつ)の中心(ちゅうしん)人物(じんぶつ)であるオッペンハイマーを主人公(しゅじんこう)にした映画が空前(くうぜん)のヒット中(ちゅう)だとか。そしてこの2つの映画(えいが)がコラボして、これまた大(だい)ブレイクしてバーベンハイマー現象(げんしょう)と言(い)われているとか。
この日本人とアメリカ人の原爆投下(げんばくとうか)に関(かん)する意識(いしき)の違(ちが)いには言葉(ことば)もないわけだけど、
まあ、これが最(もっと)も良心的(りょうしんてき)なアメリカ人(じん)の意見(いけん)かな? ↓


それでもやはり日本人との意識(いしき)の相違(そうい)を感(かん)じる。」

「もともと、ほとんどのアメリカ人は戦後78年ずっと、原爆投下をいいことだったと捉(とら)えているとか。」

「ワシは日本のことだけではなくて、一般(いっぱん)市民(しみん)、庶民(しょみん)を目標(もくひょう)とした大量(たいりょう)サツ戮(りく)という戦争(せんそう)のやり方(かた)が問題(もんだい)だと思うぞ。」

「都市(とし)への無差別(むさべつ)爆撃(ばくげき)もそうだよね。
一般庶民(いっぱんしょみん)の家(いえ)はほとんど燃(も)やされて何十万人(なんじゅうまんにん)という人(ひと)が焼(や)き〇されたけど軍事(ぐんじ)施設(しせつ)や国(くに)の重要(じゅうよう)な施設(しせつ)は無傷(むきず)だったという。こういう一般人(いっぱんじん)をターゲットにした戦争(せんそう)のやり方(かた)に対(たい)してアメリカの一般(いっぱん)ピープルは何(なに)も考(かんがえ)えないのだろうか、てちょっと不思議(ふしぎ)な気持(きも)ちがする。核戦争(かくせんそう)になれば自分(じぶん)たちだって危険(きけん)にさらされるわけだから。」

「ま、それはアメリカだけではなく、今(いま)や戦争のできる国へと邁進(まいしん)している日本の支配層(しはいそう)も同(おな)じなんだよな。
敗戦(はいせん)も何も思っちゃいない。むしろ自分たちを戦勝(せんしょう)したアメリカ人と思っているのじゃないか。」

「戦後(せんご)、空襲(くうしゅう)や戦(せん)しで親(おや)を失(うし)った孤児(こじ)たちを日本の官僚(かんりょう)は無視(むし)し、差別(さべつ)し、虐待(ぎゃくたい)、抹殺(まっさつ)した。」

「戦争の話は長(なが)くなるから、またの機会(きかい)にしよう。」

「ハードな内容(ないよう)になるものな。」

「いまの日本の若者(わかもの)にもオレタチの言っていることが通(つう)じないんじゃないか、という気(き)がしてちょっと絶望的(ぜつぼうてき)になっているけど。」

「若者だけではなく国会議員(こっかいぎいん)や地方議会(ちほうぎかい)の議員(ぎいん)たちもな(笑)。どうしようもないのばかり。」

「とんでもない悪政(あくせい)にとんでもない気候(きこう)が加(くわ)わって身体(からだ)が弱(よわ)っているんだから、もうハードな話題(わだい)はやめてくれ。ツラすぎる。」

「それがそうもいかないんだよなァ(笑)。」

 「そう。(笑)
今(いま)のニッポン、物価(ぶっか)も跳(は)ね上(あ)がっているしねえ。食料(しょくりょう)などの生活必需品(せいかつひつじゅひん)の値段(ねだん)が軒並(のきな)み上(あ)がっているというのが、日本(にほん)の値上(ねあ)がりのタチの悪(わる)いところ。何(なに)も考(かんが)えなくても苦(くる)しいからね。(笑)」

「そのうえ日本政府(にほんせいふ)は食料品(しょくりょうひん)や生活必需品(せいかつひつじゅひん)にも8%の消費税(しょうひぜい)をかけている。とことん庶民をいじめ抜(ぬ)く国(くに)だ。」

「まともに考えていたら鬱(うつ)になってしまうよ。いくらヒドイ夏(なつ)だといっても楽(たの)しい話題(わだい)の1つや2つあるだろう。」

「ない。(笑)」

「う~ん。(笑)
そうだ、花火大会(はなびたいかい)の話題(わだい)なんてどうだい。今年(ことし)はどこの会場(かいじょう)も盛況(せいきょう)みたいだね。
KIMG2301.jpg

花火、見に行ったかい?(笑)」

「行ってないよ。」

「会場(かいじょう)には行(い)かずに、遠(とお)くから見(み)ていたかな。人出(ひとで)がすごかったから。」

「花火はいいよな。夏の風物詩(ふうぶつし)。庶民の楽(たの)しみ。」

「・・・・・・・、その庶民の楽しみさえ奪(うば)われようとしているという。」

「?」

「花火大会(はなびたいかい)はチケットを買(か)った人(ひと)しか見てはいけません、という滋賀県(しがけん)は大津市(おおつし)のびわこ大(だい)花火大会。
ということで、会場をフェンスで覆(おお)うという。(笑)

KIMG2290.jpgKIMG2292.jpg

それでも花火が見たくて、差別され、排除されながらも見に行こうとする庶民。

KIMG2289.jpgKIMG2291.jpg

悲(かな)しいねえ。」

「くそ~~~。
しかし醜い(みにく)フェンスだな。主催者(しゅさいしゃ)の性格(せいかく)を表(あらわ)しているようだ。」

「花火大会って、みんなで分(わ)け隔(へだ)てなく見るあの一体感(いったいかん)というか平等性(びょうどうせい)がいいのになァ。」

「そういうことも許(ゆる)されなくなっているということか。」

「大津市(おおつし)の市長(しちょう)や市役所(しやくしょ)の役人(やくにん)の頭(あたま)の中(なか)にも同(おな)じようなフェンスがあるのだろう。(笑)」

「市役所(しやくしょ)や区役所(くやくしょ)といった地方行政(ちほうぎょうせい)もむごいことになっているものなァ。」

「自公政府(じこうせいふ)や霞が関(かすみがせき)官僚(かんりょう)が日本国憲法(にほんこくけんぽう)を無視(むし)し始(はじ)めてもう長(なが)いからね。
地方(ちほう)レベルの行政(ぎょうせい)も右翼化(うよくか)、ネオナチ化(か)が進(すす)んでいる。」

「おっ、出た。ウヨ化、ネオナチ化。(笑)」

「まあ、その自治体(じじたい)によるだろうけどね。」

「日本の差別(さべつ)やファシズムは大衆(たいしゅう)からというより政治屋(せいじや)、官僚(かんりょう)から始(はじ)まるんだよな、常(つね)に。
大衆はひたすらそれに追随(ついずい)。」

「花火大会さえ暗(くら)い話(はなし)に結(むす)びつくのか(笑)。ほんとうに末期(まっき)だわ、この国は。(笑)」

「くっそ。大津市め~。(笑)」

「(笑)でも大津市民(おおつしみん)が特(とく)にひどいとかそういうことではないよ。
大津市のこの前(まえ)の市長選(しちょうせん)を見たら、投票率(とうひょうりつ)が39.77パーセント。当選(とうせん)した今(いま)の市長(しちょう)の得票率(とくひょうりつ)が56.7パーセントだから、有権者全体(ゆうけんしゃ)の22%の支持(しじ)でしかないからね。」

「それでも当選すれば権力(けんりょく)が揮(ふる)える。」

「それは、自民党(じみんとう)も同じだ。実質(じっしつ)20パーセント台(だい)の支持率(しじりつ)で独裁体制(どくさいたいせい)。やりたい放題(ほうだい)。
ところで大津市の市長さんは何党(なにとう)?」

「NHK出身(しゅっしん)の自民党(じみんとう)。(笑)」

「NHK出身をわざわざつけるか。(笑)」

「うん。なんとなく。」

「かなり前に話し合ったことがあるよな(笑)。NHK出身(しゅっしん)の政治家(せいじか)は官僚出身(かんりょうしゅっしん)と同程度(どうていど)か下手(へた)すりゃそれ以上(いじょうに)に庶民(しょみん)や弱者(じゃくしゃ)をいじめる。」

「そう思うかどうかはあなた次第(しだい)。(笑)」

「そういう傾向があるということだね。」

「(笑)」

「国民はもう政治(せいじ)には何も期待(きたい)していないんだろうな。投票率がそのことをよく表(あらわ)している。
最近(さいきん)の選挙でも仙台(せんだい)市議選(しぎせん)が34.3パーセント、埼玉県(さいたまけん)知事選(ちじせん)が23.7パーセント。」

「うーん。議会制(ぎかいせい)民主主義(みんしゅしゅぎ)なるものの欺瞞(ぎまん)に気(き)づいている日本国民(にほんこくみん)というのは優秀(ゆうしゅう)なのかもしれない。(笑)」

「そんなわけないだろ。(笑)」

しかし、大津市長、ちょっとカワイソじゃない?(笑)」

「いや、かまわん。国民すべてが何(なん)の屈託(くったく)もなく楽(たの)しめる夏(なつ)の風物詩(ふうぶつし)に格差(かくさ)と差別(さべつ)と分断(ぶんだん)を持(も)ち込(こ)み、経済弱者(けいざいじゃくしゃ)を排除(はいじょ)しようとする輩(やから)にはソンタクなど無用(むよう)。なんたら主義(しゅぎ)と宗教(しゅうきょう)は不寛容(ふかんよう)の双璧(そうへき)なのだ。わはははは。(笑)」

「せめて庶民主義だけは寛容(かんよう)でいこうよ。」

「寛容も何もどうすることもできないよな。(笑)」

「権力者(けんりょくしゃ)や役人(やくにん)からすればゴミが何か言っている。フッ。でオシマイ。(笑)
そこに住(す)んでいたら行政(ぎょうせい)から復讐(ふくしゅう)されるかも。
それが今のニッポンの状況(じょうきょう)。」

「・・・・・。」

「ちょっと頭(あたま)を冷(ひ)やそう。(笑)」

coffeehouse-2566776_640.jpg

「最近(さいきん)はどこも冷房(れいぼう)を弱(よわ)くしてんだな。」

「これくらいでちょうどいいよ。」

「しかし、どうしても不愉快(ふゆかい)な方(ほう)へ話(はなし)がいっちゃうなァ。」

「仕方(しかた)ない。庶民にとっていい話(はなし)がな~んにもないんだもの。 
昨日(きのう)の朝刊(ちょうかん)、といっても、2紙(し)だけど、そこから気(き)になる記事(きじ)を拾(ひろ)ってきたんだけど、
国家公務員(こっかこうむいん)の給与(きゅうよ)29年ぶり大幅増加(おおはばぞうか)、初任給(しょにんきゅう)はメガバンクなみに、というお目出(めで)たい記事があったと思えば、労働者(ろうどうしゃ)全体(ぜんたい)の6月(がつ)の実質(じっしつ)賃金(ちんぎん)が前年比(ぜんねんひ)1.6パーセント減(げん)であることが厚労省(こうろうしょう)から発表(はっぴょう)されたと。これで15カ月(かげつ)連続(れんぞく)前年(ぜんねん)割(わ)れ。つまり労働者の実質賃金は減(へ)り続(つづ)けているそうな。これ、どう思う?(笑)」

「自民党政府(せいふ)は安倍内閣(あべないかく)の時(とき)からはとくにずっと公務員(こうむいん)の給料(きゅうりょう)は上(あ)げ続(つづ)けているよな。一般(いっぱん)労働者(ろうどうしゃ)が困窮(こんきゅう)していくのに反比例(はんぴれい)して公務員は優遇(ゆうぐう)されてってる。」

「公務員の給料(きゅうりょう)が安(やす)すぎるんだろう。それにしても、初任給(しょにんきゅう)がメガバンク並(な)みというのはなんだかすごいな。」  

「住居(じゅうきょ)など、福利厚生(ふくりこうせい)という面(めん)では公務員(こうむいん)はピカイチだから、よけいにスゴさが際(きわ)立(だ)つよね。」

「ところで、メガバンクってそんなに給料(きゅうりょう)いいの?」

「偏差値(へんさち)エリートさんのつく総合職(そうごうしょく)と、必(かなら)ずしもそうではない一般職(いっぱんしょく)では差(さ)があるようだけど、だいたい30歳(さい)代(だい)で年収(ねんしゅう)1000万円(まんえん)は超(こ)えるようだね。40歳代で1500万円を超えて、50歳から54歳がピークというから、ふつうのサラリーマンからしたらいい方(ほう)だろう。役職(やくしょく)によってはすごいんだろうけど、それは平均とかの数字には出てこない。」

「国家公務員といえば偏差値エリートだから、メガバンク並(な)み、というか昔(むかし)からエリート官僚はそのあたりの収入(しゅうにゅう)を目途(めど)にしていたんじゃなかったっけ。公務員の平均(へいきん)年収(ねんしゅう)ってどれくらいなんだろう。」

「福利厚生(ふくりこうせい)がすごい分(ぶん)、金額(きんがく)は大(たい)したことないんじゃないか。」

「うーん、手元(てもと)の資料(しりょう)では国家公務員43歳の平均(へいきん)年収(ねんしゅう)というのがあって、これでは750万円となっているね。でも公務員は住居(じゅうきょ)の心配(しんぱい)がいらないから、家賃(やちん)のことを考えたら、実質(じっしつ)1000万円は超(こ)える、と考えられるかな。都内(とない)で家族(かぞく)持(も)ちとなったら家賃(やちん)負担(ふたん)がハンパじゃないからね。
あと、東大(とうだい)出(で)も多(おお)い東京都(とうきょうと)の職員(しょくいん)が意外(いがい)と給料(きゅうりょう)が低(ひく)くて、あれって思ったんだけど、これは地域手当(ちいきてあて)などの手当てを除(のぞ)いた数字(すうじ)だった。東京都は地域手当だけで毎月(まいつき)7万円(ななまんえん)近(ちか)くある。(笑)
東京都も40歳を越(こ)えて、課長(かちょう)補佐(ほさ)、課長(かちょう)級(きゅう)になると年収1000万円(まんえん)以上(いじょう)になるみたいだね。」

「このレベルになると、もろに学歴(がくれき)差別(さべつ)というのが見(み)えて来(く)るな。(笑)学閥(がくばつ)がものをいうのもこのあたりから国会議員(こっかいぎいん)にかけてだろう。」

「エリート、いわゆる勝(か)ち組(ぐみ)の世界(せかい)だよね。庶民とは全(まった)く別(べつ)の世界にいる人たち。」

「だね。
いっぽう、同(おな)じ公務員でも、非正規(ひせいき)公務員は悲惨(ひさん)だよ。
だいたいが最低(さいてい)賃金(ちんぎん)ぎりぎりの時間給(じかんきゅう)で働(はたら)かされて、福利厚生(ふくりこうせい)はほとんどなし。」

「そういえば東京都の最低賃金が上(あ)がるようだ。」

「10月1日から41円上がって1113円。東京都の最低賃金はいいよね。
それでも、1日8時間、月25日働いても年収は270万円くらいにしかならない。」

「あくまでも最低賃金だからなァ。」

「それでもフルに働(はたら)ければいいほうでね、やはり昨日(きのう)の新聞(しんぶん)に載(の)っていたんだけど、東京都の公立(こうりつ)図書館(としょかん)の職員(しょくいん)さん、この人たちの4分の3が非正規(ひせいき)公務員で最低賃金ぎりぎりらしい。しかも、勤務(きんむ)時間(じかん)が週(しゅう)4日(か)、16時間(じかん)までに限(かぎ)られているんだと。だから月(つき)7万円(まんえん)が収入(しゅうにゅう)の限界(げんかい)。
ここで話している人は司書(ししょ)の資格(しかく)を持(も)っているらしいんだけど、非正規(ひせいき)職員(しょくいん)には資格手当(しかくてあて)もつかないらしい。」

「おお、なんという正規(せいき)と非正規(ひせいき)の差別(さべつ)。はァ~。」

「差別(さべつ)のためにするシステムだよな。公務員が最(もっと)も差別が激(はげ)しい。血(ち)も涙(なみだ)もない世界(せかい)だな。」

「自公維(じこうい)や財務省(ざいむしょう)官僚(かんりょう)などが目指(めざ)してきた格差社会(かくさしゃかい)というのはこういうものなんだね。
それと、収入(しゅうにゅう)ということでは、メガバンクよりもいいとこがけっこうあるよ。
たとえば、三菱商事(みつびししょうじ)や三井物産(みついぶっさん)などといった大手商社(おおてしょうしゃ)だとメガバンクよりも多(おお)くて、全体(ぜんたい)の平均(へいきん)年収(ねんしゅう)で1800万円ほど。エムアンドエーをやっている会社(かいしゃ)とか専門性(せんもんせい)の強(つよ)いエリート業界(ぎょうかい)だとそれ以上(いじょう)のところも多(おお)い。
あとざっと業界別(ぎょうかいべつ)に平均年収を見ておくと、電気(でんき)ガスが約900万円、金融保険(きんゆうほけん)が約800万円、電話会社(でんわがいしゃ)を含(ふく)む情報通信(じょうほうつうしん)が約750万、建設(けんせつ)が約700万円、学者(がくしゃ)、研究者(けんきゅうしゃ)さんなどもひっくるめた(笑)教育業界(きょういくぎょうかい)が約650万円、といったところ。」

「大手(おおて)正社員(せいしゃいん)の世界か。
連合(れんごう)が必死(ひっし)で御用組合(ごようくみあい)のポジションを維持(いじ)しようとするのもわかるな。」

「連合(れんごう)でもゼンセン同盟(どうめい)が組合(くみあい)の会社(かいしゃ)は悲惨(ひさん)な労働環境(ろうどうかんきょう)のとこが多(おお)いぜ。
ゼンセン同盟見ていたら、ブラック企業(きぎょう)の用心棒(ようじんぼう)かよ、って思ってしまう。」

「ゼンセン同盟は連合で最も組合員(くみあいいん)の人数(にんずう)が多かったんじゃなかったっけ?
ちょっと調(しら)べてみないとわからないけど。
いずれにしても勝ち組というか恵(めぐ)まれた収入(しゅうにゅう)、環境(かんきょう)を享受(きょうじゅ)できているのは一握(ひとにぎ)りの人たちだろうな。」

「それにしても、47都道府県(とどうふけん)すべてで人口(じんこう)が減(へ)っているときに国家公務員(こっかこうむいん)の給料(きゅうりょう)を大幅(おおはば)に上(あ)げるというのは豪勢(ごうせい)なもんだよ。(笑)」

「防衛費(ぼうえいひ)の倍増(ばいぞう)といい、岸田内閣(きしだないかく)の豪勢(ごうせい)さには顔(かお)が引(ひ)きつるわ。」

「大企業(だいきぎょう)でも業種(ぎょうしゅ)によってかなりの収入格差が(しゅうにゅうかくさ)があるんだよなあ。」

「ということで、平均年収で格差社会を見て行くと(笑)
日本の会社(かいしゃ)の90パーセントを占(し)める中小企業(ちゅうしょうきぎょう)の年収平均年収(ねんしゅう)が300万円から400万円。」

「まあ、そんなもんだろうな。」

「フルで働(はた)く非正規労働者の平均年収が250万円ほど。」

「うーん。
厳(きび)しいけど、なんだかんだ、フルで働けているのはまだいいほうなんだよなァ。」

「フルで働けていない人に関しては、数字がない。当然(とうぜん)だけど、これは大(おお)きな問題(もんだい)。マジで生(い)きられなくされて行(い)くからね。
年金(ねんきん)の平均(へいきん)支給額(しきゅうがく)については、これ、まともな数字が出ていないんだよね。
公式的(こうしきてき)なものでは年267万円なんてのが出ているけど、これは大企業(だいきぎょう)と公務員さんの平均(へいきん)年金額(ねんきんがく)じゃないかな。(笑)
いろんなところのものを見て平均すると、全体(ぜんたい)としては年86万円から108万円あたりだと思う。」

「年金はぜんぜん足(た)りない人が大多数(だいたすう)だよな。貯金(ちょきん)と資産(しさん)を食(く)いつぶしたらどうする。」

「うーーん。生活(せいかつ)保護(ほご)に頼(たよ)るしかないんだけど、それが大変(たいへん)みたいなんだよね。
さっきフルで働けない人のところで、生きられなくされてしまうと言ったけど、この生きられなくされる層(そう)というのが、そういう超(ちょう)低収入(ていしゅうにょう)労働者(ろうどうしゃ)と、低年金(ていねんきん)の老人(ろうじん)と、生活保護(せいかつほご)受給者(じゅきゅうしゃ)なんだ。政府(せいふ)はそこから片付(かたづ)けようとしているように見える。」

「おいおい 、生きられなくされるなどというのは穏(おだ)やかではないな。ここからは都市伝説(としでんせつ)だ、ということわりを入(い)れておいてくれ。(笑)」

「はいはい(笑)。でもなかなか容易(ようい)ではないよ。
まずいまの生活保護は地域(ちいき)によって金額(きんがく)が違(ちが)って、最低(さいてい)が120万円くらいで最高(さいこう)が140万円か150万円くらいなのだとか。」

「見方(みかた)によると思うが、物価(ぶっか)の値上(ねあ)がりと消費税(しょうひぜい)のことを考(かんが)えると苦(くる)しいな。」

「安倍内閣(あべないかく)が生活保護費の大幅減額(おおはばげんがく)をやって、その上(うえ)に消費税(しょうひぜい)増税(ぞうぜい)をやっているから、その後(ご)の物価(ぶっか)の値上(ねあ)がりを考えると相当(そうとう)苦(くる)しくなっているはず。
しかし、その実態(じったい)が表(おもて)に出(で)てこない。」

「えげつないネットやマスコミでの生活保護バッシングが続(つづいているからなァ。誰(だれ)もものを言えない状態(じょうたい)だろ。生活保護受給者に同情(どうじょう)することは一種(いっしゅ)のタブーになっている。」

「そう、そこ。
生活保護バッシングの大元(おおもと)は誰(だれ)かといえば、まさに日本(にほん)政府(せいふ)に行(い)き当(あ)たる。」
    (後注:このあたりから、□□さん、ややエモーショナルになってくる。(笑))

「おっと。どうして政府がそんなことをやるんだい。」

「これは小泉(こいずみ)政権(せいけん)の時(とき)に竹中平蔵(たけなかへいぞう)氏(し)が言っている。
生活保護と年金は無(な)くする、って。
安倍(あべ)内閣、麻生(あそう)内閣、岸田(きしだ)内閣はその路線(ろせん)でやっているわけ。
だから、年金生活者が生活保護を受けようと思ったり、受けたりしていると、行政(ぎょうせい)からひどい目にあわせられるらしい。そういう話をよく聞く。」

「年金と生活保護を無くして、その後(あと)はどうするんだ。」

「とりあえず国民すべてにベーシックインカム1か月約(やく)7万円。
たぶんこれは日本国民の大削減(だいさくげん)とコラボする。」
      

「おっと、都市伝説(としでんせつ)、都市伝説。(笑)」

「まあ。(笑)
ただ、いろんな事情(じじょう)があって満足(まんぞく)に働(はたら)けない人や、精神的(せいしんてき)、肉体的(にくたいてき)に病(や)んでいる人、老人(ろうじん)、障(しょう)がい者(しゃ)、そういった事情(じじょう)につながる生活保護受給者を生かしておく気は日本政府にはない、と考えていたほうがいいね。」

「恐(こわ)い話(はなし)をしているな。(笑)
ちょっとついて行(い)けない。(笑)」

「少し頭を冷(ひ)やしたほうがいい。やはり冷房(れいぼう)が弱(よわ)いとダメか。(笑)」

「だいたい、自民党が生活保護の大削減を公約(こうやく)にして改憲(かいけん)できるほどの議席(ぎせき)を取(と)った時(とき)でも、生活保護受給者の自(じ)サツ率(りつ)は一般の自サツ者の2倍(ばい)から地域(ちいき)によっては6倍だったんだよね。そこからさらにバッシングと同時に支給額の大削減をやっていった。これはもうKOROしに行っているとしか見(み)えないわけ。」

「止(と)まんねー。(笑)」

「どうしてそんなことをするんだい。」

「新自由主義(しんじゆうしゅぎ)経済(けいざい)のためなのかなあ。そこのところはまだよくとらえきれていない。
とにかく頃(ころ)しているんだよ。地域(ちいき)に限(かぎ)らず30歳(さい)代(だい)の生活保護受給者の自殺率(じさつりつ)はずっと一般(いっぱん)の人の6倍(ばい)以上(いじょう)。どんなだか。しかも岸田内閣になって現場(げんば)での残酷(ざんこく)さが増(ま)しているらしい。」

「要(よう)は、弱者(じゃくしゃ)を排除(はいじょ)しているということなのだろう。」

「着々(ちゃくちゃく)と・・・か。」

「それ。
このコンロナ騒動(そうどう)が始(はじ)まった頃(ころ)有力(ゆうりょく)な自民党(じみんとう)議議(ぎいん)が、これで持(も)たない企業や会社はツブす、といったそうだからね。そこにもつながっている。一説(いっせつ)によると、それを言ったのは岸田首相だったとか。」

「いや、ほんとにやめようよこういう話(はなし)は。
いつのまにか妄想(もうそう)や推測(すいそく)ばかりになっている。」

「憲法(けんぽう)があるのだから、そういうひどいことはやられないと思うぞ。」

「でもその憲法が危(あや)ういんだよな。たしかに。
この大量(たいりょう)死刑執行(しけいしっこう)をやった厚生労働省(こうせいろうどうしょう)官僚(かんりょう)上(あ)がりの自民党(じみんとう)議員(ぎいん)さんの過去(かこ)の動画(どうが)。
これが自民党(じみんとう)と官僚(かんりょう)の頭(あたま)の中(なか)なんだな。」



「拍手(はくしゅ)が・・・。」

「キムジョンウン氏に失礼(しつれい)。いくらなんでもこれほどひどくはないでしょ~(笑)」

「日本の政治屋(せいじや)や官僚(かんりょう)がこれっぽっちも国民(こくみん)のことなんか考えていない、というのはあまりにも明(あきら)かな事実(じじつ)、
だとしてもあからさますぎる。(笑)」

「改憲の目的(もくてき)のそこらへんのことがまだわかっていない人が多いんだよなァ。」

「だからー。この長勢(ながせ)元法務大臣(もとほうむだいじん)を見てもわかるように、自民党政府(じみんとうせいふ)と官僚(かんりょう)は目(め)に見えないところで弱者(じゃくしゃ)から順々(じゅんじゅん)に日本人(にほんじん)を古呂(ころ)していっているんだって。みんなまだわからないのか。日本人のほとんどは子呂されるんだよ。」

「おっと。□□さんが壊(こわ)れた。(笑)
アイスコーヒーを飲(の)んで、しばらく休(やす)んで、な。。」

「なんだよ。」

「まあまあ。(笑)」

「みんなアイスコーヒー追加(ついか)ね。(笑)」

「□□さん、クールダウンタイムに入りまーす。(笑)

「・・・・・・。」

「この暑さでこんな世の中だから、熱(あつ)くなるのはわかるよ。(笑)
ところで前回(ぜんかい)言ったことで訂正(ていせい)があるんだけど、いい。」

「むむ。ひょっとして〇〇さん、また歴史(れきし)の話(はなし)にもっていこうとしているのか。(笑)」

「いや、今日(きょう)は前回(ぜんかい)の訂正(ていせい)とそれに付(つ)け加(くわ)えて少(すこ)しだけ。
資料(しりょう)とか準備(じゅんび)していないので。(笑)」

「それで訂正というのは?」

「うん。
前回、あのフルベッキ写真(しゃしん)が撮(と)られた年を1867年だと思う、と言ったのだけど、1867年にはアメリカに留学(りゅうがく)していてそこにはいない人物(じんぶつ)が2人写(うつ)っている。
ので、これは彼らが留学に行く前(まえ)の1865年に撮られたもの、と訂正。」

「なるほど。」

「撮られた年にこだわるのは、これが1867年か1865年かで写真の持つ意味が大きく違ってくるからなんだ。そこで注目(ちゅうもく)されるのがこの人、あるいはこのお二人(ふたり)。

  KIMG2287.jpg

従来(じゅうらい)、前(まえ)の人物(じんぶつ)が木戸孝允(きどたかよし)されていたけど、私(わたし)は顔(かお)が違(ちが)う、と否定的(ひていてき)だったんだ。
KIMG2238.jpgKIMG2237.jpg

でも、やはりこの人物は桂小五郎(かつらこごろう)時代(じだい)の木戸孝允(きどたかよし)だと思い直(なお)した。
そして右(みぎ)後(うし)ろの額(ひたい)の広(ひろ)い人物が大村益次郎(おおむらますじろう)。大村益次郎についてはこれが唯一(ゆいいつ)の写真。
大村益次郎の肖像(しょうぞう)としては画家(がか)が特徴(とくちょう)を聞(き)いて描(か)いたこの絵(え)しか残(のこ)っていないのだけど、
                      KIMG2239.jpg
これは長州藩内でつけられた、今ではいじめだよといわれそうな火吹(ひふ)きだるまというあだ名(な)に影響(えいきょう)されていると思う。
KIMG2240 (1)

大村益次郎は元々(もともと)は武士(ぶし)ではなく医者(いしゃ)、学者(がくしゃ)で、桂小五郎の推挙(すいきょ)で長州藩(ちょうしゅうはん)に入(はい)った新参者(しんざんもの)だから、いろいろと齟齬(そご)があったんじゃないかと私は推測(すいそく)している。
代々(だいだい)学者の家柄(いえがら)である箕作(みつくり)家(け)と昔(むかし)からお付(つ)き合(あ)いがあったのがこの大村益次郎なんだね。
ちなみに桂小五郎も生家(せいか)は武士(ぶし)ではなく藩医(はんい)で、子(こ)どものころに近所(きんじょ)の長州藩士(ちょうしゅうはんし)の養子(ようし)となって桂(かつら)姓(せい)になっている。もとの姓は和田(わだ)さん(笑)。
1869年、兵部省大輔(ひょうぶしょうたいふ)のときに大村益次郎は8人の刺客(しかく)に襲(おそ)われて暗(あん)サツされるのだけど、刺客(しかく)の中心(ちゅうしん)メンバーはすべて長州藩士(ちょうしゅうはんし)だった。
この陸軍(りくぐん)と海軍(かいぐん)を統括(とうかつ)していた兵部省(ひょうぶしょう)というのが問題(もんだい)で、今(いま)に至(いた)る政治屋(せいじや)の利権(りけん)あさり、汚職(おしょく)、官僚専制(かんりょうせんせい)、官僚腐敗(かんりょうふはい)の原形(げんけい)が明治(めいじ)初期(しょき)のここにあるのではないか、と思っているのだけど、それはまた。(笑)」

「・・・・・、長(なが)くなるの。」

「いや、あと少し。(笑)
1865年という年なんだけど、このときはまだ薩摩(さつま)と長州(ちょうしゅう)は敵対(てきたい)関係(かんけい)にあった。
1864年の禁門(きんもん)の変(へん)で長州が薩摩にボコられた後(あと)だったから。(笑)桂小五郎も池田屋(いけだや)事件(じけん)と禁門(きんもん)の変(へん)の敗北(はいぼく)を受(う)けて、1865年の4月頃まで地方(ちほう)で町人(ちょうにん)として潜伏(せんぷく)していた。
その桂小五郎が憎(に)っくき薩摩の西郷隆盛と同じ写真に納(おさ)まっているというのがこの写真の大きなミソなんだ。(笑)
しかも、明治天皇となる大室寅之祐もいるという。
そして、この後(あと)、桂小五郎は長州藩に戻(もど)り、過激派(かげきは)のリーダーだった桂小五郎から長州藩を背負(せお)う木戸孝允となって翌年(よくねん)1866年に西郷隆盛と薩長同盟(さっちょうどうめい)を結(むす)ぶ。
どう?こう考えるとこの写真の持つ意味(いみ)の大きさが分(わ)かってくると思うんだけど。」

「そうだね。それはまたやりましょう。(笑)」

「あと、大村益次郎の右(みぎ)後(うし)ろに立(た)っている人が勝海舟(かつかいしゅう)とされているようだけど、これは勝海舟とは体格(たいかく)も容貌(ようぼう)も全(まった)く違(ちが)う別人。(べつじん)。

KIMG2303.jpgKIMG2302.jpg

幕臣(ばくしん)の勝海舟がここにいるはずはない。(笑)と、これ、付(つ)け加(くわ)えとくね。(笑)」

「幕末(ばくまつ)から明治(めいじ)前半(ぜんはん)にかけてのことは今の日本にも大きな影響(えいきょう)を及(およ)ぼしているから、またじっくりやってもいいね。」

「そう。幕末のイギリスとフランスの動(うご)きなども含(ふく)めて。」

「・・・・。ところで、□□さん、落(お)ち着(つ)いた~。(笑)」

「落ち着いたというより、調子(ちょうし)が少し戻(もど)ったかな。(笑)
いやー、やっぱり暑(あつ)さにやられてる。(笑)
最後(さいご)に、ちょっといい話(はなし)というか、おっ、と思った新聞(しんぶん)記事(きじ)を紹介(しょうかい)して終(お)わるよ。」

「ほうめずらしいな。□□さんが新聞記事をほめるなんて。」

「朝日新聞(あさひしんぶん)の記事(きじ)なんだけどね。
いま日大(にちだい)のアメリカンフットボール部(ぶ)の部員(ぶいん)が大麻取締法(たいまとりしまりほう)違反(いはん)と覚醒剤取締法(かくせいざいとりしまりほう)違反(いはん)で日大と日大のアメリカンフットボール部がマスコミや世間(せけん)から叩かれているわけだけど。」

「世間の注目度(ちゅうもくど)が高(たか)いかどうかはともかく、メディアやネットではボロカスだな。」

「そう。ひとつ何かを見つけて、こいつをやっつけろー、となったら、メディアもネットも一斉(いっせい)にあることないことはやし立(た)てて叩(たた)きまくるわけだけど、この記事は日大のアメフト部員に直接(ちょくせつ)取材(しゅざい)したまともなものになっているのが、おっ、と思った理由(りゆう)なんだよね。」

「いまのメディアやネットの工作(こうさく)書(か)き込(こ)みはためにするものばかりだものな。見る気も読(よ)む気もしない。
まともに取材したものだったら、それは読みたいけどさ。」

「まともに取材した記事は引(ひ)きつけられるよね。、
で、この記事なんだけど、日大がアメリカンフットボール部を無期限(むきげん)活動停止(かつどうていし)処分(しょぶん)にしたことについて、取材された部員は、絶望感(ぜつぼうかん)を覚(おぼ)えました、と述(の)べるとともに、部内(ぶない)の薬物問題(やくぶつもんだい)についてはほとんどの学生(がくせい)が全(まった)く知(し)らなかったわけだから、連帯責任(れんたいせきにん)での処分(しょぶん)は絶対(ぜったい)違(ちが)うと思う、と毅然(きぜん)と答(こた)えていることなんだよね。」

「そういわれてみればそうだよなあ。メディアやネットは連帯責任は当然(とうぜん)ということでやっているけど、内部事情(ないぶじじょう)を知(し)っていて、それは違うと思っている人たちにとっては理不尽(りふじん)きわまりないことだろうからなあ。それまでの自分たちの活動(かつどう)の全否定(ぜんひてい)だもの。」

「こういうの最近(さいきん)多いけど、なんだか大学(だいがく)自体(じたい)を叩(たた)くのが目的(もくてき)じゃないかと思えるよな。」

「そのあたり、この記者(きしゃ)さんはしっかりしていると思ったね。
記事の最後に、
それでも、日大に進学(しんがく)してフェニックスに入(はい)ったことを後悔(こうかい)していません、とこの学生は語(かた)り、充実(じゅうじつ)した学生生活(がくせいせいかつ)を送(おく)ってきたことが理由(りゆう)だという、
と書かれていたんだけど、しっかりした取材を感じさせる記事は読んでいて気持(きも)ちが良(よ)かったね。」

「なるほど。」

「自分の意見(いけん)をしっかり言える学生がいるということは日大もまだ屍(し)んではいないな。」

「日大の学生さん、日大のOBさんは朝日新聞をとろう。(笑)」

「ン?(笑)」

「アベ内閣(ないかく)が終(お)わって、朝日新聞も少しづつではあるけど、いい記事が見られるようになっているよ。(笑)」

「えー?(笑)」

「しかし、日大も叩かれやすい大学だなァ。(笑)
いわゆる学歴厨(がくれきちゅう)にターゲットにされている大学。」

「偏差値(へんさち)がどうとかね。(笑)
学歴厨といえば、元祖(がんそ)2ちゃんねる。(笑)」

「2ちゃんねるといえば2ちゃんねるじいさんのアソウタロウ氏。(笑)」

「2ちゃんねる5ちゃんねるはバックが麻生(あそう)財閥(ざいばつ)だってね。(笑)」

「ところで、2ちゃんねるや5ちゃんねるをまだ見ている人っているの?(笑)」

「そうそう。(笑)〇〇氏(あそうし)自体(じたい)けっこうヤバイというか・・・。(笑)」

「この情報(じょうほう)くらいは出(だ)していいだろ。
2ちゃんねる管理人(かんりにん)だったひろゆき氏は麻生太郎(あそうたろう)氏(し)の隠(かく)し子。」

「ぷっ。(笑)」

「これまでの本当(ほんとう)の父ちゃん捜(さが)しのなかでもっとも信(しん)ぴょう性(せい)というか、なんちゃってで言ったことを出すなよ。(笑)」

『似(に)てない。」

「別系統(べつけいとう)の顔(かお)。(笑)」

「そうかなあ・・・。俺(おれ)は似(に)ているように感(かん)じるんだけど。
それと、ひろゆき氏というのはお金で苦労(くろう)した感じがないんだよな。すんげえおぼっちゃんじゃないかという気もするのだが。」

「それは君(きみ)の主観(しゅかん)だろ。」

「いずれにせよ、2ちゃんねる、5ちゃんねるにはひろゆき氏よりも麻生太郎氏の趣味(しゅみ)や性格(せいかく)を強(つよ)く感じる。これは間違(まちが)いないな。」

「学歴厨(がくれきちゅう)、と生活保護バッシング(笑)な。マーチ(MARCH)の前に自分の出た学習院(がくしゅういん)のジー(G)をつけさせてジーマーチとさせて悦(えつ)に入(い)っているとか。
・・・、まァ裏(うら)のひそひそ話では、とつけ加(くわ)えておこう。(笑)」

「マーチの前(まえ)にジーがつけられたのは異様(いよう)だものな。」

「いかにも、の
2ちゃんねる~。(笑)」

「実(じつ)は、じーの前にもうひとつじがついた〇〇〇マーチ。(笑)」

「(笑)」

「わずか20数(すう)パーセントの自民党(じみんとう)支持者(しじしゃ)のおかげで好(す)きに権力(けんりょく)が揮(ふる)えるという典型例(てんけいれい)のひとつだよねー。」

「議員(ぎいん)も首長(しゅちょう)も任期(にんき)に制限(せいげん)を設(もう)けるべきなのがほんとうなんだよな。」

「世襲(せしゅう)もとんでもない。
制度(せいど)の不備(ふび)を利用(りよう)して腐敗(ふはい)がはびこる、ということは誰(だれ)もがわかっていることなのにね。」

「ニッポンの失敗(しっぱい)、凋落(ちょうらく)の正体(しょうたい)は腐敗(ふはい)なんだ。腐(くさ)りきっているから。」

「じつは五箇条(ごかじょう)のご誓文(せいもん)に公的(こうてき)な職(しょく)に任期(にんき)を明記(めいき)する案(あん)があったんだけど、長州(ちょうしゅう)の都合(つごう)で実現(じつげん)しなかったということがある。・・・それはまた。(笑)」

「ほう。」

「・・・、しかし、今回(こんかい)のほんとうのお父ちゃんさがしはハズレ。(笑)」

「そうかなあ。」

「まあ、事実(じじつ)は意外(いがい)なところにあり、だから、何事(なにごと)も断定(だんてい)はできない。
ということで、本日(ほんじつ)はお開(ひら)きにしましょう。
お疲(つか)れさまでした。」

「おつかれさまでした~。」

「夏(なつ)バテに負(ま)けず生(い)き延(の)びよう。(笑)」

「そういうこと。」

「タイヘンだけどね、ホント。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
蛇足(だそく):

「似(に)ているかな?という写真を捜(さが)してみたけど、やっぱり似ていない。(笑)

          KIMG2307.jpgKIMG2306.jpg

                       なんちゃって、にもならない。(笑)」

「ひろゆき氏のお父さんはネットに写真が上がっている。見れば、納得(なっとく)。(笑)
次からは、もう少し慎重(しんちょう)な態度(たいど)をお願(ねが)いする。座布団(ざぶとん)10枚(まい)没収(ぼっしゅう)。(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「2ちゃん、5ちゃんはもう相手(あいて)にされなくなっているけど、似(に)たようなネトウヨ亜流(ありゅう)はいまだに猖獗(しょうけつ)をきわめているなァ。分散(ぶんさん)した感(かん)じ。」

「共通(きょうつう)しているのは、想像力(そうぞうりょく)の欠如(けつじょ)だね。」

「ユーチューブのアンチなんてのもネトウヨ亜流の一部門(いちぶもん)なんだろうな。」

「メディアやネットの書き込みや一部(いちぶ)のネトウヨ系ユーチューブなんかを見ていると、日本人ってこんなにひどかったか?って思うんだけど、まともな意見(いけん)がどんどん隅(すみ)に追(お)いやられているから、ひどいんだろうな。」

「ひどいんだよ。」

「新(あら)たな戦前(せんぜん)とは言うけれどねエ・・・。」

「いまのところターゲットは国内(こくない)の弱者(じゃくしゃ)がメインだけど、外国(がいこく)にも向(む)いて行くのかな?」

「そりゃ行くでしょ。この流(なが)れなら。」                      
                       
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「収入(しゅうにゅう)ヒエラルキーや破壊(はかい)されらセーフティネットを見ていたらこの国の恐(おそろしさがはっきり見えてくるよなァ。
たとえ、いま1000万円台の年収(ねんしゅう)が保証されている会社で働(はたら)いていても、そこを辞(や)める、あるいは辞めさせられたら大変(たいへん)なことになる。
よほどの資産(しさん)があるかコネがある人(ひと)以外(いがい)はもうほぼ浮(う)かび上(あ)がれない。」

「庶民階級(しょみんかいきゅう)は一度(いちど)でも体制(たいせい)に逆(さか)らったりしたり体制から脱落(だつらく)したらオシマイ。日本はずっとそうだね。」

「その不寛容(ふかんよう)さがますますひどくなっているんだよなァ。命(いのち)に食(く)い込(こ)むほどに・・・。」

「障がい者、年金受給者、生活保護受給者、失業者、非正規労働者、就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)世代(せだい)などは見せしめ的に虐待(ぎゃくたい)され、徹底的(てっていてき)にいじめられる。ぎりぎり締(し)め上(あ)げられて、すべての希望(きぼう)を取(と)り上げられているんだね。」

「ある意味(いみ)、恐怖(きょうふ)による支配(しはい)。」

「西側(にしがわ)先進国(せんしんこく)は日本を先例(せんれい)として年金(ねんきん)改悪(かいあく)なんてやってしまっているけど、それ以外の国は日本みたいにはなってもらいたくないよね。衰退(すいたい)とともに日本の悪(わる)いところが海外(かいがい)にも知られてきているから大丈夫(だいじょうぶ)だとは思うけど。」

「日本ほどに思いやりの気持ちや想像力を失っている国は少ないから俺は世界の先行きをそう心配(しんぱい)していない。
日本の自民党ネトサポや官僚ネトサポのようなネット工作、ネトウヨ、おかしなアンチ、政府、官僚、自公維をはじめとした与野党(よやとう)国会議員、地方議員、行政、大衆レベルでの集団ストーカー状況(じょうきょう)などはまぎれもなくその体質(たいしつ)において世界最悪(せかいさいあく)だろうから。
そんな中で日本人よくはがんばっているよ。このあたりはたいしたもの。急速(きゅうそく)にその数(かず)を減(へ)らしているけど。(笑)」

「参謀(さんぼう)が〇〇〇〇人で兵士(へいし)が日本人なら世界最強(せかいさいきょう)の軍隊(ぐんたい)、日本人が参謀で〇〇〇〇人が兵士なら最弱(さいじゃく)の軍隊という海外(かいがい)のジョークがあったけど、今も変わらないんだね。(笑)」

「その傾向(けいこう)はさらに、というかはなはだしく強(つよ)まっている。(笑)」

「早く言えば、指導者(しどうしゃ)と指導層(しどうそう)が馬(うま)と鹿(しか)だということ。(笑)」

「その馬と鹿が腐敗(ふはい)しているというんだから、もう。(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「その馬と鹿が自分が馬と鹿だということがわかっていないことも問題だ。(笑)」

「自分が馬と鹿だと自覚できる人は馬と鹿ではないよ。それが自覚できていないのがほんとうの馬と鹿。(笑)」

「なるほど。
国会議員とか見てても、そういう自覚の持てそうなのはいないな。(笑)
世襲(せしゅう)の馬と鹿とか偏差値(へんさち)とズルさだけの馬と鹿、それに類(るい)したのばかり。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「魚(とさかな)と日本(にほん)は頭(あたま)から腐(くさ)る、というけど、どうも体(からだ)の方(ほう)も腐(くさ)りかけているようだ。
地方(ちほう)もおかしくなっている。
阿波(あわ)踊(おど)りの桟敷席(さじきせき)が20万円だと。」

「に、にじゅうまんえん?阿波踊り見るだけで?」

「料理(りょうり)も出(で)るみたいだけどさ。あと、一般(いっぱん)の何(なに)もつかないプレミア席(せき)が1万5千円。」

「それにしても20万円はなァ。
以前(いぜん)引(ひ)っかかったぼったくりバー以上(いじょう)の金額(きんがく)だ。(笑)」

「踊(おど)る詐欺師(さぎし)に見るあほう、いや見る被害者(ひがいしゃ)、か。(笑)」

「こらー。踊る人たちは関係(かんけい)ないだろ。
しかし、そういう団体(だんたい)に所属(しょぞく)していないと、メイン会場(かいじょう)から排除(はいじょ)されるというのはヒドイ話(はなし)だよ。
今年(ことし)は老舗(ろうほ)の由緒(ゆいしょ)ある連(れん)まで排除(はいじょ)されたらしい。
   KIMG2310.jpg


「大昔(おおむかし)の踊(おど)る阿呆(あほう)に見る阿呆(あほう)の時代(じだい)はよかったけどねえ。」

「困(こま)ったもんだ。
区(く)や市(し)の行政組織(ぎょうせいそしき)から民間(みんかん)の有力(ゆうりょく)団体(だんたい)までがカネや利権(りけん)を求(もと)めてマフィア化(か)している。
そんなところではまともな意見(いけん)が通(とお)らなくなる。」

「日本はあらゆるところで腐敗(ふはい)が進(すす)んでいる・・・。」

「マフィア化(か)といえば、自民党(じみんとう)政権(せいけん)、自民党(じみんとう)公明党(こうめいとう)政権からしてそうじゃないか?(笑)」

「けっきょく地方(ちほう)の利権(利権)団体(だんたい)、利権マフィアも自民党(じみんとう)関連(かんれん)、公明党(こうめいとう)関連(かんれん)だから。」

「どうしようもないなァ。
それでもなんとかまともな日本人であろうとしている人たちには感謝(かんしゃ)とリスペクトしかないよ。」

「つらいねえ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「青森のねぶたの100万円ビップ席なんてのもあるぞ。(笑)」

「今年のねぶたといえば、青年会議所(せいねんかいぎしょ)ねぶたでのの暴力(ぼうりょく)ショー。(笑)」

KIMG2311.jpg



「なにか、みんなおかしくなっているという気がするなァ。」

「こんなところまでニッポン破壊(はかい)が及(およ)んでいるんだ・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「これが新(あたら)しい戦前(せんぜん)の姿(すがた)なんだろ。
まったく救(すく)いがない。
ただ、今度(こんど)は日本が戦場(せんじょう)になるぞ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「みんなで楽しむお祭りが商売(しょうばい)になってしまうとつまらないよね。」

「伝統的な祭りまでもが金儲けの手段になってオワコン、というのはいかにも現代ニッポン。(笑)」

「飛躍(ひやく)しちゃうけど、国鉄(こくてつ)民営化(みんえいか)、郵政(ゆうせい)民営化(みんえいか)を思い出した。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「来月(らいげつ)は怪談(かいだん)大会(たいかい)でもやろうか。(笑)」

                  ↑
 「 現実逃避(げんじつとうひ)。いいけどね。 (#^.^#)  」






2023/08/09 Wed. 14:39  edit

Category: 未分類

tb: --  |  cm: 0

top △

「どうも、なんともはやな 

ひどい政治(せいじ)がやられていると思(おも)わないかい?
市役所(しやくしょ)、区役所(くやくしょ)といった行政(ぎょうせい)の現場(げんば)でも圧政(あっせい)を感(かん)じさせるひどいことが日常的(にちじょうてき)にやられるようになってきているらしい。」

「行政だけではなく、立法(りっぽう)、司法(しほう)もひどい。」

「入管(にゅうかん)の問題(もんだい)なんかはその氷山(ひょうざん)の一角(いっかく)だろうな。」

「庶民(しょみん)がお上(かみ)を批判(ひはん)するようなことを言(い)うと、ひどい目(め)にあわされる。いまはほんとうにヤバい。この政府(せいふ)は国民弾圧(こくみんだんあつ)の過激派(かげきは)政府(せいふ)だから、批判(ひはん)もヤバいかも。
ほどほどにしておいたほうがいいかもよ~。」

「いやあ、ほどほどにというけど、庶民の立場(たちば)からふつうに現実(げんじつ)を語(かた)るだけでヤバイことになってしまうというシチュエーションをこのまま許(ゆる)してはいけないと思う。。」

「どんどんひどいことになっていっているのは確(たし)かだ。アベ内閣(ないかく)を越(こ)えたか。(笑)」

「笑(わら)うなよ。」

「いや、もう笑うしかないって。絶望(ぜつぼう)の笑いだよ。」

「それにしちゃあ楽(たの)しそうだな。」

「そお?」

「たしかに希望(きぼう)のキの字(じ)も感じさせないような世(よ)の中(なか)になっている。」

「どうしてこうなった。」

「うーん。いまの行政(ぎょうせい)や立法(りっぽう)を見ていたら恐(おそ)ろしい限(かぎ)りだけど、政治、つまりキシダ政権(せいけん)が国民(こくみん)に対(たい)してなぜこれほどまでに強圧(きょうあつ)強硬的(きょうこうてき)になっているか、ということだよね。」

「これは・・・。復讐(ふくしゅう)ではないかな。キシダ政権(きしだせいけん)、ジミン党(とう)、コーメー党からの国民に対(たい)する。」

「(笑)そりゃまたユニークな見解(けんかい)だ。(笑)
なぜキシダ内閣が国民に対(たい)して復讐しなくてはいけないんだ。」

「アベ元首相(もとしゅしょう)、アベ政治を拒否(きょひ)した国民への復讐。」

「はは。(笑)」

「うーーーん。」

「そして、既得権益(きとくけんえき)を守(まも)り抜(ぬ)くため。」

「まあ、たしかにキシダ内閣はキシダという身内(みうち)とワセダ閥(ばつ)くらいしか頭(あたま)にないような無能(むのう)で世間(せけん)知(し)らずの無責任(むせきにん)な頼(たよ)りないおっさんがちょこんと上(うえ)に乗(の)っかっただけで、実態(じったい)はアベアソー内閣の延長(えんちょう)でしかないわけだからなあ。(笑)」

「無能で世間知らずの無責任な頼りないキシダというおっさん、て誰(だれ)だ。」

「知(し)らん。(笑)」

「どっかの国の首相だべ。(笑)」

「今の自民党は清和会(せいわかい)党(とう)、もしくは岸(きし)党という単(たん)なる憲法(けんぽう)破壊(はかい)党だからな。」

「国民のことなんかこれっぽちも考(かんが)えていないよな。」

「キシダ首相は頼(たよ)りないだけではなく何かに洗脳(せんのう)された悪質(あくしつ)な部分(ぶぶん)もあるぞ。コロナが始(はじ)まった頃(ころ)、これで持(も)たない会社(かいしゃ)や店(みせ)はツブす、と言ったとか言わなかったとか。」

「もしそれが本当なら無責任さがうかがえる。」

「庶民(しょみん)に対して冷酷(れいこく)で残酷(ざんこく)。」

「岸信介(きしのぶすけ)元首相と闘(たたか)っていた池田(いけだ)元(もと)首相の面影(おもかげ)は全(まった)く無(な)い。政治も国も相(あい)変(か)わらず私物化(しぶつか)されているしね。
国民のほうに目が行(い)っていない。」

「正直(しょうじき)、アベ政権(せいけん)に輪(わ)をかけて悪(わる)い。
こんなのありか。」

「復讐かあ。アベ元首相の国葬(こくそう)に反対しやがって、とか?」

「官房長官(かんぼうちょうかん)や厚生労働(こうせいろうどう)大臣や経産(けいさん)大臣など主要(しゅよう)な大臣はアベ側近(そっきん)で固(かた)めているし、財務(ざいむ)大臣はアソー前財務大臣の親戚(しんせき)。他の面々(めんめん)を見ても、アベ内閣そのものだから、国民に対する敵愾心(てきがいしん)は相当(そうとう)なもんじゃない?(笑)」

「たしかにキシダ内閣は国民に対する復讐政権という面はある。アベ政権への批判(ひはん)を逆手(さかて)にとってその復讐として弾圧(だんあつ)しているように見える。
もともとこの国の権力者(けんりょくしゃ)、官僚(かんりょう)、つまり体制(たいせい)は自分たちに逆(さか)らった国民に対する復讐(ふくしゅう)を徹底(てってい)することで強力(きょうりょく)な権力(けんりょく)を維持(いじ)してきたわけだから。
たしかに、いま国民はアベアソー内閣そのものであるキシダ内閣から復讐されているのだと思う。アベ内閣を否定(ひてい)しようとしたことでね。
体制からの国民に対する復讐ということでは、旧(きゅう)民主党政権(みんしゅとうせいけん)のときもあった、と思うんだ。
2009年8月30日の選挙で日本国民はジミン党、コーメー党政権に対して徹底したNO(ノー)をつきつけた。その国民の強(つよ)い支持(しじ)で誕生(たんじょう)した鳩山(はとやま)、小沢(おざわ)内閣が半年(はんとし)ほどでつぶされた後(あと)の民主党(みんしゅとう)政権は国民に対する裏切(うらぎ)りそのものでしかなかった。
とくに旧(きゅう)民主党(みんしゅとう)ノダ内閣の政治はジミン党そのものでだった。ノダ内閣は、ジミン党、コーメー党政治にNO(ノー)をつきつけた国民に対する体制からの復讐だったと思う。庶民(しょみん)、弱者(じゃくしゃ)をいじめて絶望(ぜつぼう)させた。」

「けっきょくそのノダ内閣がアベ内閣に引(ひ)き継(つ)がれていくわけだもんね。」

「その通(とお)りだ。
しかし、俺(おれ)は、今の政治はさらに複雑(ふくざつ)だと考(かんが)えている。」

「それはそう。ただ、いまの徹底(てってい)した庶民いじめの政治の要素(ようそ)の一部(いちぶ)にそういうこともあるのではないかと。」

「たしかに、いまの内閣にはやさしさ、思いやり、愛情(あいじょう)どころか、人間性(にんげんせい)のかけらもない。」

「もともとそういう資質(ししつ)しかない人間(にんげん)が集(あつ)まっているんだろ。」

「ほとんどの国会議員(こっかいぎいん)がそう。ジミン党、コーメー党、イシン、コクミンミンシュ党、そしてリッケンミンシュ党の半分(はんぶん)。」

「そういったことに反対する野党も議員(ぎいん)という超(ちょう)恵(めぐ)まれた既得権益(きとくけんえき))(てき)身分(みぶん)にずっぽし浸(つ)かっていて、国民の立場にしっかり立てているわけではない。」

「アベ利用一味って、的(まと)を射(い)ているような気がする。アベ元首相の後(うし)ろに巨大(きょだい)な既得(きとく)権益(けんえき)、利権(りけん)集団(しゅうだん)がひしめいていて、彼らがウヨ洗脳(せんのう)お坊(ぼっ)ちゃんであるアベ元首相を担(かつ)いで権力(けんりょく)をふるっていた、と。
キシダ首相はそれをそのまま受(う)け継(つ)ごうとしているわけだからその構造(こうぞう)はびくともしていないわけだ。
それどころか・・・・・。」

「アベ首相はまだどこかで生(い)きているんじゃないか、なんていう人もいるね。(笑)」

「巨大なウヨ利権(りけん)構造(こうぞう)か。
いま公務員(こうむいん)なんてネトウヨみたいなのばかりだというね。」

「生活(せいかつ)保護(ほご)バッシングや入管(にゅうかん)擁護(ようご)の書(か)き込(こ)みをしているのは関係者(かんけいしゃ)の公務員(こうむいん)がほとんどなんだろ。(笑)」

「政府、官僚の意向(いこう)に沿(そ)うとそうなるだろうな。」

「オレはどうも最近(さいきん)の若(わか)い日本人(にほんじん)とは話(はなし)が合(あ)わなくて困(こま)っているよ。
ものの考(かんが)え方(かた)が違(ちが)うのか、人間性(にんげんせい)も面白(おもしろ)みも希薄(きはく)な気(き)がするな。
まだ外国(がいこく)からの留学生(りゅうがくせい)なんかの方(ほう)が話(はなし)が合(あ)う。優秀(ゆうしゅう)な人が多(おお)いのかもしれないけど話の理解力(りかいりょく)も日本人の若者(わかもの)よりある人が多い。」

「うーん。それはオレも感じるかな。」

「日本人の若者もいい子(こ)たちばかりではあるんだけどね。」

「いいのもいりゃヒドイのもいるよ。(笑)
この二十(にじゅう)数年(すうねん)来(らい)の政治の結果だからひどいのが多いのは事実(じじつ)だと思う。コイズミアベチルドレンは政界だけではない。」

「理想(りそう)の公務員は植松聖。(笑)」

「(笑)気持(きも)ちはわかる。」

「70年以上もまともな政権(せいけん)交代(こうたい)のなかった国(くに)だもん。
根(ね)っこから腐(くさ)っているさ。」

「政権交代といっても、官僚(かんりょう)とか統治(とうち)組織(そしき)はまったくそのままだから、看板(かんばん)の名前(なまえ)が変(か)わるだけで誰(だれ)が内閣(ないかく)をやろうと中身(なか)は同(おな)じ。
唯一(ゆいいつ)、変わるかなと期待(きたい)できた鳩山小沢政権もあっという間(ま)にツブされたわけだし。」

「それにしても岸田内閣になって自殺者数(じさつしゃすう)も5パーセントほど上昇(じょうしょう)しているという。
さすがに小泉(こいずみ)政権、第一次(だいいちじ)安倍政権ほどではないが、
それでも第二次(だいにじ)安倍政権よりひどいってのは・・・。」

「はは。ほんとうに笑うしかない。ひきつるけど。」

「これ、外国人差別だということで騒がれているけど、KIMG2180.jpg
     (入管(にゅうかん)による外国(がいこく)の人の制圧(せいあつ)画像(がぞう)




外国人だけではないと思うんだよ。日本人弱者(じゃくしゃ)だって同じ立場だと思う。」

「官民差別(かんみんさべつ)、官外国人(かんがいこくじん)差別(さべつ)。官は日本の庶民や外国人庶民を〇に至(いた)らせるような虐待(ぎゃくたい)をしても罪(つみ)に問(と)われない、責任(せきにん)を負(お)わない。」

「とっぱなから絶望的(ぜつぼうてき)というか、暗(くら)い話になっちゃっているなあ。
話題(わだい)を変(か)えよう。」

「そうだねえ。」

「最近(さいきん)のニュースで何(なに)か気(き)になったこととか。」

「この映像(えいぞう)はショッキングだった。

KIMG2156.jpg

北海道でのトラックとバスの衝突事故。

トラックがセンターラインを越えて衝突したわけだけど、
KIMG2155.jpg

バスからすればこれはちょっと逃(に)げようがないよなア。

いつどんな災難(さいなん)に巻(ま)き込(こ)まれるかわからない日本の現状(げんじょう)とはいえ、亡(な)くなったり大けがをした人にとっては不運(ふうん)という言葉(ことば)だけでは割(わ)り切(き)れないものがあるだろうな。」

「日本のこういった事故(じこ)というのは、労働者(ろうどうしゃ)が肉体的(にくたいてき)、精神的(せいしんてき)にギリギリの状態(じょうたい)で働(はたら)いていることに原因(げんいん)があることがほとんどだと思うね。
私(わたし)も昔(むかし)、深夜(深夜)に車(くるま)を走(はし)らせていて、横(よこ)を走っていた10トントラックが突然(とつぜん)こちらに車線変更(しゃせんへんこう)をして横(よこ)からぶつかったことがあって、私はとっさに助手席(じょしゅせき)に身(み)をかわして無事(ぶじ)だったけど、車は右半分(みぎはんぶん)が大破(たいは)。
そのときのトラックの運転手(うんてんしゅ)は過労(かろう)で意識(いしき)が朦朧(もうろう)としていたみたいだった。
50歳(さい)台(だい)くらいのおっさんだったけど目(め)が真(ま)っ赤(か)でね。こちらの破壊(はかい)された車を呆然(ぼうぜん)として見ながら、給料(きゅうりょう)がとか、これでボーナスが無(な)くなる、とかぶつぶつ言(い)っている。
こっちの身体(からだ)は心配(しんぱい)しないのかよ、と思ってちょっと腹(はら)が立(た)ったけどね。子どもの学費(がくひ)がどうのこうの言っていたから修理代(しゅうりだい)と修理中(しゅうりちゅう)の代車(だいしゃ)費用(ひよう)だけで済(す)ませたよ。」

「うん。普通(ふつう)よりちょっぴり善良(ぜんりょう)だな。(笑)」

「そうなんかね。」

「事故(じこ)のことは素人(しろうと)にはよくわからんよな。(笑)」

「日本はこの何十年(なんじゅうねん)の間(あいだ)、合理化(ごうりか)と労働強化(ろうどうきょうか)で突(つ)っ走(ぱし)ってきたから、社会(社会)全般(ぜんぱん)に潜在的(せんざいてき)な危険(きけん)が潜(ひそ)んでいる、と考(かんが)えて、道(みち)を歩(ある)くのにも注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)だ。」

「国民(こくみん)に余裕(よゆう)がないというか余裕を許(ゆる)さない国(くに)だものなァ。」

「科学技術(かがくぎじゅつ)がいくら進(すす)んでも、庶民(しょみん)の幸(しあわ)せには結(むす)びつかない。」

「庶民(しょみん)に余裕(よゆう)のある生活(せいかつ)など絶対(ぜったい)に許(ゆる)さない政府(せいふ)が延々(えんえん)と続(つづ)いているのだから仕方(しかた)ない(笑)」

「仕方ない仕方ない、で一生(いっしょう)を終(お)えるのが日本の庶民なのさ~。
あきらめろ~、あきらめろ~、なにを言っても無駄(むだ)なこと~。♪(笑)」

「あきらめたら、あかん。(笑)」

「あきらめても、いつどんな目にあうかわからないよ。
ところで、人が亡(な)くなっているのに不謹慎(ふきんしん)といわれそうだが、事故の瞬間(しゅんかん)にトラックから放(ほう)り出(だ)されて道路(どうろ)に叩(たた)きつけられた豚(ぶた)ちゃんたちの姿(すがた)も衝撃的(しょうげきてき)だった。
KIMG2157.jpg

劣悪(れつあく)な環境(かんきょう)で飼育(しいく)されて、と畜(ちく)場(じょう)に行(い)く途中(とちゅう)のトラックがハンドルの誤(あやま)りで衝突(しょうとつ)して地面(じめん)に叩(たた)きつけられて〇(し)んだり、大けがをしたりして茫然(ぼうぜん)としている様(さま)は、なんだか日本人の運命(うんめい)を見(み)るような気がしたなあ。」

「?うーーーん。(笑)」

「衝突(しょうとつ)を戦争(せんそう)に見立(みた)てたらどうだい。」

「まあ・・・・・。わからなくもない。かな。(笑)」

「日本の家畜の飼育(しいく)環境(かんきょう)は悪いのかい?」

「悪いよ。」

「そうなんだ。」

「日本はアニマルウェルフェアの動物保護(どうぶつほご)指数(しすう)で最低(さいてい)のGランク。A→B→C→D→E→F。Fでも相当(そうとう)ひどいと思うけど、その下(した)のGランク。
KIMG2164.jpg

KIMG2166.jpg


「なんだい、そのアニマルウェルフェアってのは。」

「家畜をストレスや痛(いた)みの少ない環境(かんきょう)で飼育(しいく)しようという考え方(かた)。日本語(にほんご)では家畜福祉(かちくふくし)というのかな。」

「それが世界(せかい)最低(さいてい)ランク?
思(おも)いやりの心(こころ)や想像力(そうぞうりょく)がないのは人間(にんげん)に対してだけではなく、動物(どうぶつ)に対(たい)してもなんだな。(笑)」

「どうしようもない社会(しゃかい)や政治(せいじ)に対して心(こころ)ある市民(しみん)がなんとかしなければと立ち上がっているのは動物の分野(ぶんや)でも同じ。

https://readyfor.jp/projects/honeypig1785                」

「なにはともあれ、この事故(じこ)で突然(とつぜん)命(いのち)を奪(うば)われた犠牲者(ぎせいしゃ)の方々(かたがた)のご冥福(めいふく)を祈(いの)ろう。」

「災難(さいなん)は思いがけなく襲(おそ)ってくるものなァ・・・・。」

「だから人間は助(たす)け合(あ)うことで災害(さいがい)や災難(さいなん)を防(ふせ)いだり乗(の)り越(こ)えたりしてきたんだろうけど。今の日本は格差(かくさ)分断(ぶんだん)社会。
個人間(こじんかん)の競争(きょうそう)や争(あらそ)いで災難(さいなん)や不幸(ふこう)が防(ふせ)げるかよって話(はなし)。」

「その分断(ぶんだん)をやっているのは日本の支配層(しはいそう)。」

「ニュースといえば、このあいだ自衛隊(じえいたい)で銃(じゅう)の乱射(らんしゃ)事件(じけん)があった。」

KIMG2158.jpgKIMG2159.jpg

「これも悲惨(ひさん)というか気(き)の毒(どく)な事件(じけん)だよな。」

「今の自衛隊(じえいたい)はまた旧軍(きゅうぐん)に回帰(かいき)しているようで、いじめとかパワハラがすごいらしい。この事件がどうかは知らないけど、海上自衛隊(かいじょうじえいたい)なんかでも自殺(じさつ)や不審死(ふしんし)が多(おお)くなっているとか。」

「ワシの亡くなったおじさんは大戦末期(たいせんまっき)に海軍(かいぐん)の航空兵(こうくうへい)をやっていたんだけど、軍隊(ぐんたい)は地獄(じごく)だって言ってた。学校(がっこう)ではすべてが連帯責任(れんたいせきにん)で誰(だれ)かがへまをすると寝(ね)る前(まえ)に全員(ぜんいん)がけつバットをくらう。尻がマヒして痛さも感じなくなるくらい何発も食らうらしいんだけど、それが毎日の日課だったって。そのおじさんは警察(けいさつ)予備隊(よびたい)から自衛隊(じえいたい)に入(はい)ったんだけど、自衛隊(じえいたい)はいいぞ~、軍隊に比(くら)べれば天国(てんごく)だ、なんて満面(まんめん)の笑顔(えがお)で言ってたな。(笑)ワシが小学生(しょうがくせい)の頃(ころ)。」

「平和(へいわ)憲法(けんぽう)の改憲(かいけん)なんて考えられない時代(じだい)だよね。」

「そう。だからおじさんは自衛隊をこよなく愛(あい)していて定年(ていねん)まで勤(つと)めたよ。その頃は自衛隊の採用担当(さいようたんとう)で、ワシにも自衛隊に来るか~、なんて言ってた。(笑)いい人生(じんせい)だったんじゃないかな。(笑)」

「戦争(せんそう)ほど悲惨(ひさん)なものはないものなあ。
ウクライナ戦争を見ていてもゾッとする。」

KIMG2144.jpgKIMG2142.jpg

「日本も和平(わへい)に向(む)けて努力(どりょく)できるような国だとまだ希望(きぼう)があるんだけどな。」

「いや、それどころか。(笑)」

「台湾有事(たいわんゆうじ)に備(そな)えて軍事費(ぐんじひ)倍増(ばいぞう)なんて、台湾の人たちでさえ首(くび)をひねっているという。(笑)」

「とことんどうしようもない政府だねえ。
国内(こくない)はボロボロなのに。
戦争なんかあった日(ひ)にゃオシマイだろこの国は。」

「今回(こんかい)の陸上(りくじょう)自衛隊(じえいたい)の事件もそれにつながっているかも。
入隊(にゅうたい)して2カ月くらいの18歳に実弾(じつだん)射撃(しゃげき)やらせているのはちょっとおかしいと思うんだよな。しかもそれが初(はじ)めてではなくて4回目(かいめ)の実弾射撃(じつだんしゃげき)訓練(くんれん)だというんだから。」

「ちょっとね。
銃を乱射した18歳はまだ自衛官(じえいかん)として正式(せいじき)採用(さいよう)もされていなかったようだし。」

「徴兵(ちょうへい)を見据(みす)えているのかな。
日本は自衛官(じえいかん)より警察官(けいさつかん)のほうが圧倒的(あっとうてき)に多いくらいの国だから、いざ戦争になると兵隊(へいたい)さんの数(かず)が足(た)りない。これはウクライナ戦争を見ていてもわかる。」

「官僚、公務員、警察官は原則(げんそく)徴兵の対象外(たいしょうがい)だしね。」

「いつの時代(じだい)も戦争の犠牲(ぎせい)になるのは庶民。」

「この名作(めいさく)日本(にほん)映画(えいが)。
映画だから面白(おもしろ)い~ (((o(*゚▽゚*)o))) で済(す)むけど、実際(じっさい)に自分(じぶん)がこの環境(かんきょう)にいたらと思うと恐怖(きょうふ)。


「いやあほんとうにこのシリーズは最高(さいこう)だよ。勝新(かつしん)映画では座頭市(ざとういち)と双璧(そうへき)かも。」

「映画も昔(むかし)のもののほうが面白い。まあ、映画はまだ奮起(ふんき)を期待(きたい)しているけど、テレビはどうしようもないというか、日本の恥(はじ)というのも恥(は)ずかしいレベル。
日本と日本人の劣化(れっか)、凋落(ちょうらく)を象徴(しょうちょう)しているのがテレビ。」

「テレビと同(おな)じレベルでといわれちゃ絶望(ぜつぼう)だな。
滅(ほろ)びるしかない、てか。(笑)」

「いや、そこまでは・・・・。」

「(笑)」

「あ、そうそう。この本(ほん)紹介(しょうかい)してほしいんだ。
KIMG2169 (1)

高井ホアン 著。合同会社 刊 の戦前反戦発言大全(せんぜんはつげんたいぜん)。
日中戦争(にっちゅうせんそう)、日米戦争(にちべいせんそう)時(じ)、昭和(しょうわ)12年から昭和19年までの庶民のホンネが特高(とっこう)警察(けいさつ)の資料(しりょう)を中心(ちゅうしん)によくまとめられている。
いま必読(ひつどく)の本(ほん)かも。
著者(ちょしゃ)は年配(ねんぱい)の人かなと思ったら、すごく若(わか)いのでびっくり。内容(ないよう)がほんとうにいい。」

「面白そうだね。
また貸(か)して。(笑)」

「はい。」

「ありがと。(笑)」

「(笑)
それにしても、心を明(あか)るくする話題(わだい)ってないもんかね。」

「ない。」

「偽善(ぎぜん)や大衆(たいしゅう)をアホにするようなものばかり。
ほんとうにいいものは、ないね。」

「困(こま)ったもんだ。」

「ここでまた植松聖政治。(笑)
コイズミ、アソウ、ノダ、アベ、キシダは日本のポルポト派(は)5人(にん)組(ぐみ)なのだ。
隠(かく)れたキリングフィールドと化(か)しているニッポン。」

「老人(ろうじん)、障(しょう)がい者(しゃ)、など弱者(じゃくしゃ)を中心(ちゅうしん)にどんどん〇んでいっているとか。」

「なんだか不気味(ぶきみ)な雰囲気(ふんいき)だよな。」

「いや、おぞましい具体例(ぐたいれい)を多く聞いているよ。
それが現在(げんざい)進行形(しんこうけい)というか、ますますひどくなっていっている。」

「そういや、最近(さいきん)はヒラメ裁判官(さいばんかん)によるヒラメ判決(はんけつ)も多くなってきたな。一時(いちじ)は少しマシになってきたかと思っていたのだが。」

『高裁(こうさい)の判決(はんけつ)などを見ていると、内閣(ないかく)の性格(せいかく)がわかる。」

「どこまで行っても庶民にとっては地獄(じごく)めぐりのようなニッポン。
別府(べっぷ)の地獄めぐりならいいけど。(笑)」
KIMG2173.jpg

「温泉(おんせん)に行(い)く余裕(よゆう)なんてないよ。」

「そういや別府(べっぷ)も行政で何か弱者(じゃくしゃ)に厳(きび)しいような話があったね。」

「地方(ちほう)行政の現場(げんば)もヒドイことが行われていて、それがことごとく隠蔽(いんぺい)されているような状態(じょうたい)だとか。」

「東京だってムゴイ市(し)区(く)が多いようだよ。」

「東京の腐敗(ふはい)もえぐい。」

「東京はほら、〇〇〇や〇〇〇のOB(おーびー)さんとかが。」

「シーッ。(笑)」

「全国の温泉地(おんせんち)も廃墟化(はいきょか)しているところが多いんだってさ。」

「昭和(しょうわ)の夢(ゆめ)も遠(とお)くなりにけり、か。」

「・・・。過去(かこ)の成功(せいこう)体験(たいけん)が日本をおかしくしているという面もあるかな。」

「いや~、もう満腹(まんぷく)。アタマも胃(い)も痛(いた)くなってくる。(笑)」

「(笑)
話題(わだい)を変(か)えよう。ホントに。(笑)」

「気分転換(きぶんてんかん)に○○さんの歴史談義(れきしだんぎ)でも聞(き)くか。久(ひさ)しぶりに。」

「おっと。(笑)」

「〇〇さん、資料(しりょう)を準備(じゅんび)してきているんだろ。」

「うん。少しだけど。
ちょっと話したいかな。(笑)」

「では一服(いっぷく)して、〇〇さんの歴史(れきし)のお話(はなし)~。」

「気分転換(きぶんてんかん)にはいいかも・・・。」

            coffee-3151398_640.png

「さて、〇〇さんの歴史の話でしばし現世(げんせい)を忘(わす)れますか。(笑)
今日はどんな話?」

「うーん、現世(げんせい)を忘(わす)れられるかどうかは微妙(びみょう)だけど(笑)このあいだ岩波文庫(いわなみぶんこ)の明治百話(めいじひゃくわ)という本(ほん)
KIMG2147.jpg

を読んでいて、あー、ということがあったんでその話(はなし)をさせてもらうよ。
この本は明治(めいじ)4年生まれの篠田鉱造(しのだこうぞう)という人が、明治(めいじ)維新(いしん)の頃(ころ)に活躍(かつやく)してまだ存命)ぞんめい)だった人たちから直接(ちょくせつ)聞いた話をまとめたものなんだけど、この本(ほん)自体(じたい)は、最後(さいご)の浅右衛門(あさえもん)、山田吉亮(やまだよしふさ)の体験談(たいけんだん)があったりして、歴史好(れきしず)きの人は読んでいることが多いと思うのだけど。」

「へー、山田浅右衛門(やまだあさえもん)が直接(ちょくせつ)話(はな)しているんだ。」

「そう。8代目(だいめ)浅右衛門、吉亮は1911年、明治44年まで生きていたからね。

  この人。                             KIMG2175.jpg
                                  

明治14年まで首(くび)〇(き)り役をやっていて、雲井竜雄(くもいたつお)や高橋(たかはし)おでん、夜嵐(よあらし)お絹(きぬ)などを斬ったのがこの人だね。
安政(あんせい)の大獄(たいごく)で吉田松陰(よしだしょういん)や頼三樹三郎(らいみきさぶろう)を斬った父親(ちちおや)の7代目浅右衛門、吉利(よしとし)の話などもあって、かなり内容(ないよう)がある。小説とかの浅右衛門ものの元ネタになっているのがここでの話だよ。
吉亮(よしふさ)本人(ほんにん)が最後に、
イヤどうも忌(いや)なお話ばかりお聞かせして申(もう)し訳(わけ)がありません、
と言っているように、何度(なんど)も読むものではないので、今回はさっと斜(なな)め読みしただけ。昔(むかし)読んだときはここだけを繰(く)り返(かえ)し読んだんだけどね。(笑)」 

「うん。読みたいような読みたくないような。(笑)」

「今回この本の中で、あー、と思ったのは、外人(がいじん)の見た明治話(めいじばなし)、というところなんだ。
以前読んだときはヘンな外人さんという印象(いんしょう)しかなかった、
というのは、
はア左様(さよう)ですか、まァお掛(か)けなさい、いろいろ話しましょう、面白いことがあるでがんす、
という江戸(えど)の庶民(しょみん)言葉(ことば)で始(はじ)まっていたから。
初代(しょだい)快楽亭(かいらくてい)ブラックかな、と思ったんだけど、それにしてはお笑(わら)いがない。(笑)
お話も短(みじか)くて、
内容(ないよう)も、幕末(ばくまつ)維新(いしん)の頃(ころ)は人の命(いのち)が軽(かる)かった、とかキリスト教(きょう)への禁制(きんせい)が厳(きび)しかった、というくらいのもので、まあありきたりというか、当時(とうじ)の外人さんなら誰(だれ)もが感じたくらいのことしか書かれていない。
ところが。」

「うん、ところが。(笑)
ナンダ。」

「あー、だな。(笑)」

「うん。あー。(笑)
この外人さんの正体(しょうたい)に気(き)づいて驚(おどろ)いた。
ナント、この人、ギドー・ヘルマン・フリドリン・フルベッキ。

この幕末(ばくまつ)の集合写真(しゅうごうしゃしん)で有名(ゆうめい)なフルベッキ先生(せんせい)ではないか。

KIMG2160.jpg  
 
 幕末の志士(しし)が大集合(だいしゅうごう)しているというフルベッキ写真。中心にいる外人さんがフルベッキ。」

「ほー。フルベッキ写真というのは聞いたことがあるなァ。
いろいろと論争(ろんそう)の的(まと)なんだろ。」 

「うん。幕末維新の超有名人(ちょうゆうめいじん)がいっぱい映(うつ)っているということで、少し前にその真偽(しんぎ)論争(ろんそう)が巻(ま)き起(お)こっていた。  
フルベッキもこの写真を大切(たいせつ)に持(も)っていたようで、
“ここに二枚(にまい)の写真があります“
と言って篠田に見せている。
二枚の片方(かたほう)は30名くらいで佐賀藩(さがはん)のお侍(さむらい)、もう一方(いっぽう)は幕府(ばくふ)のお侍で50人くらい、と言っているけど、幕府の侍が長崎の外人さんのところに50人近(ちか)くも来(く)るわけがないのでね、これは佐賀藩など近在(きんざい)から学(まな)びに来(き)ている塾生(じゅくせい)ではなく、いろんなところから集(あつ)まってきた人たち、ということだろう。 フルベッキはそこらへんのところをぼかしている。この幕府の侍の写真というのがフルベッキ写真として巷(ちまた)を騒(さわ)がせたものだね。」 

「ぼかしている?」

「そう。この写真の本当(ほんとう)のところは話してないと思う。
天皇(てんのう)絶対(ぜったい)イデオロギーが日本を完全支配(かんぜんしはい)していた時代(じだい)だから、この写真について少しでも本当のことを言うとヤバイと思ったんじゃないかな。
でも、わざわざこういう機会(きかい)に写真を見せているということは、この写真の重要性(じゅうようせい)を暗(あん)に示(しめ)しているんじゃないかな。」

「いつ頃(ごろ)撮(と)られた写真なんだろう。」 

「一方の写真を幕府の侍と言っているし、写真を撮った場所が長崎(ながさき)だと言っているから、明治維新の前だろうね。
1865年説と1867年説があるらしいけど、私は1967年だと思う。」 

「どうしてそう思う。」

「私の感覚(かんかく)だけど。(笑)
写真に漂(ただよ)う緊張感(きんちょうかん)だね。」

「ふーん。」

「写真をよく見れば、最前列(さいぜんれつ)の侍(さむらい)たちはいつでも刀(かたな)を抜(ぬ)いて応戦(おうせん)できる態勢(たいせい)だ。
まるで戦場(せんじょう)でお殿様(とのさま)を守(まも)る侍(さむらい)たちみたい。」

「そうなの。」

「古武道(こぶどう)をほんのちょっぴりかじった私が言うのだから間違(まちが)いない。(笑)」

「はア。(笑)」

「(笑)」

「そしてその侍たちが守(まも)っているのは、フルベッキの前(まえ)にいる、刀(かたな)を肩(かた)にもたせ掛(か)けている、ほとんど少年(しょうねん)と言っていいこちらの青年(せい
     ねん)。KIMG2172.jpg

「そう見えるんだ。(笑)」

「誰(だれ)?」

「ということで、ここからはフィクション、あるいは都市伝説(としでんせつ)、よくて仮説(かせつ)の世界に行くよ。」

「なんだそりゃ。」

「ちょっとちょっと。(笑)」

「オレ帰(かえ)るよ。時間(じかん)の無駄(むだ)はイヤ。」

「まあ、まあ。フルベッキ写真が出てくるとどうしてもそうなるんだよ。(笑)
・・・、この人物(じんぶつ)が誰(だれ)かと問(と)われたら。」

「べんべん。」

「このノリわからない人が多いと思うな。(笑)」

「明治天皇(めいじてんのう)、明治天皇、明治天皇~。」

「来(き)た。(笑)
その説(せつ)は既(すで)にあるよな。」

「うん。これはまだ明治天皇になる前(まえ)の大室寅之祐(おおむろとらのすけ)の時代なんだけどね。しかし、彼が天皇になる、あるいは彼を天皇にしようということは、反幕府(はんばくふ)勢力(せいりょく)の間(あいだ)では決(き)まっていたんじゃないかと思う。もしかしたら、彼を睦仁(むつひと)天皇のお忍(しの)びの姿(すがた)と思っていた侍(さむらい)もいたかもしれないが。」

「大室寅之祐~?完全(かんぜん)な陰謀論(いんぼうろん)。しかも言(い)い古(ふる)された。(笑)」

「そうなんだけどね。(笑)
私はその可能性(かのうせい)はあると思うんだ。
この前年(ぜんねん)の1866年12月25日に反(はん)開国派(かいこくは)の孝明(こうめい)天皇が暗〇(あんさつ)を強(つよ)く疑(うたが)わせるような状況(じょうきょう)で亡(な)くなり、この年の2月13日に睦仁親王(むつひとしんのう)が天皇に即位(そくい)するんだけど、その睦仁親王の写真がこちらだといわれている。

KIMG2150 (1)

中央(ちゅうおう)の人だね。」

「うーん・・・。」

「じつはこの時代、絶対(ぜったい)に写真を撮らせないという人物(じんぶつ)が二人いて、それが西郷隆盛(さいごうたかもり)と明治天皇(めいじてんのう)。
この二人が唯一(ゆいいつ)写真に写(うつ)っているということでもこのフルベッキ写真は貴重(きちょう)だと思う。」

「この写真の明治天皇説、西郷隆盛説はすでに否定(ひてい)されているゾ。」

「私は御用(ごよう)学者(がくしゃ)や御用(ごよう)文化人(ぶんかじん)は信用(しんよう)しないことにしているので。(笑)
この集合写真で、ほとんどの人がカメラのレンズのほうを見ている中で、大室寅之祐と西郷隆盛ではないかと言われている人物は二人ともレンズから顔をそむけているんだ。(笑)

        KIMG2172.jpg   KIMG2170.jpg 

「右側(みぎがわ)の人物が西郷隆盛?」

「うん。なぜ西郷隆盛と判断(はんだん)したかの前に、明治天皇なんだけど、明治天皇は西郷や板垣退助(いたがきたいすけ)らが中央(ちゅうおう)から去(さ)った明治六年の政変(せいへん)の頃(ころ)にもう一枚の写真を撮らせている。
それが、有名なこちらの写真なんだけど、

     KIMG2174.jpg
 
どう?

     KIMG2161.jpg

下の写真、たぶん当時15,6歳の少年(しょうねん)の6~7年後(ねんご)の容貌(ようぼう)として。同一人物(どういつじんぶつ)である可能性(かのうせい)が高(たか)いと思わない?」

「・・・・。思えるような思えないような。(笑)」

「微妙(びみょう)。(笑)」

「ワシは同一(どういつ)人物(じんぶつ)だと思うな。」

「ところで、写真の右側(みぎがわ)の人物を西郷隆盛と判断(はんだん)した理由(りゆう)は?」

「まず体格(たいかく)だね。
西郷は身長(しんちょう)が180センチメートルあって、しかも堂々(どうどう)とした体格をしていた。これは写真からも十分(じゅうぶん)うかがえると思う。左隣(左隣)の人物が西郷と同じくらいの身長(しんちょう)に見えるけど、これは一段(いちだん)上(うえ)に立(た)っているから。(笑)
あと身(み)なり。群像写真の西郷を見ると、上質(じょうしつ)な着物(きもの)を着(き)ていることがわかる。勝海舟(かつかいしゅう)が初(はじ)めて西郷に会(あ)ったとき、その身なりの立派(りっぱ)さに驚(おどろ)いたという話をしているからね。
上野(うえの)の西郷像(さいごうぞう)の除幕式(じょまくしき)の時、西郷夫人(さいごうふじん)が、うちの人はこんな人ではない、と言って西郷従道(さいごうつぐみち)に足(あし)を踏(ふ)まれたという話は有名(ゆうめい)だけど、これは容貌(ようぼう)ではなく、そんな粗末(そまつ)な身なりをする人ではない、ということだった、という説もあるんだよ。
もうひとつ、西郷はすごく目が大(お)きくて迫力(はくりょく)があったたということだけど、目を伏(ふ)せているこの人物が目を見開(みひら)くとかなりなものではないかな。」

「なるほど。しかし、いまいち根拠(こんきょ)が薄弱(はくじゃく)だなァ。(笑)」

「うん。信(しん)じるも信じないもあなた次第(しだい)。私は100パーセント間違(まちが)いないと考えているけどね。」

「しかし、幕府の侍と説明している写真に写っているのが、すべて反幕府側の面々(めんめん)というのが。(笑)」

「そりゃホントのことは言えなかったでしょ。陰謀論が本当なら。(笑)」

「フルベッキはこの二年後の1969年、明治2年に新政府(しんせいふ)から江戸(えど)に来るよう要請(ようせい)されている。翌年(よくねん)の明治3年には明治天皇と会(あ)っているけど、明治天皇が使節(しせつ)でもない外国人といきなり会(あ)うというのも珍(めずら)しいんじゃないかな。すでに面識(めんしき)があったと考えるほうが自然(しぜん)。他(ほか)の明治政府(めいじせいふ)の要人(ようじん)たちともね。」

「そうかな。」

「フルベッキはそこから明治政府(めいじせいふ)で重要(じゅうよう)な役割(やくわり)を担(にな)っていく。日本とアメリカ、日本とイギリスの間(あいだ)を行(い)き来(き)しながら。
明治4年の岩倉使節団(いわくらしせつだん)の欧米訪問(おうべいほうもん)はフルベッキがいなければ実現(じつげん)していないからね。」

「ところで天皇のすり替(か)えはどうなった。けっきょくこの写真の人が最初(さいしょ)から皇太子(こうたいし)だったというオチ?(笑)」

「いや、やはり入(い)れ替わったんだよ。天皇のすり替えを証言(しょうげん)した人の話によると、睦仁(むつひと)天皇(てんのう)が即位(そくい)して7か月くらいでチェンジしたらしい。
そうだとすると、睦仁天皇が即位したのが1968年の2月だから、入(い)れ替(か)わったのは9月(がつ)頃(ころ)ということになる?
興味(きょうみ)深(ぶか)いのはその9月に明治天皇は昭憲(しょうけん)皇太后(こうたいごう)と結婚(けっこん)している。その昭憲皇太后と結婚した明治天皇はどちらか?というのが微妙(びみょう)な問題(もんだい)なんだよね。」
結婚した相手(あいて)と婚約者(こんやくしゃ)が違(ちが)ったのか、それとも・・・。」

「ミステリー。(笑)」

「ミステリーだけど、こわいよ~。」

「都市伝説、都市伝説。」

「フィクション。フィクション。(笑)」

「そういや昭憲(しょうけん)皇太后(こうたいごう)は明治天皇の皇后(こうごう)というべきだと思うんだけど、ずっと皇太后(こうたいごう)だよね。先帝(せんてい)の皇后だったという意味(いみ)の。」

「ほー。」

「知(し)らん、知らん。」

「どっちでもいいんじゃない。(笑)」

「ここで一言(ひとこと)言っとくけど、私は必ずしも天皇制(てんのうせい)を否定(ひてい)しているわけではないからね。
明治政府(めいじせいふ)以降(いこう)の権力者が万世一系(ばんせいいっけい)がどうとかこうとか、フィクションで固(かた)めた天皇制を作(つく)り上(あ)げて、それで自分たちの権力や既得権益(きとくけんえき)を維持(いじ)したりしているからおかしくなっているわけで、国の責任(せきにん)の主体としての天皇を否定(ひてい)しているわけではないから、そこのところ誤解(ごかい)のないように。」

「よーわからんけど。はいはい。(笑)
で、もとの睦仁天皇はどうなった。」

「このことを証言(しょうげん)した人の話によると毒(どく)〇(さつ)されたとか。」

「うへー。」

「やはり政治とか権力は恐(おそ)ろしいねー。」

「まあ、時代(じだい)も時代だからね。山田浅右衛門の話からも窺(うか)えるように、明治時代は刑罰(けいばつ)も残酷(ざんこく)だった。
〇刑(しけい)方法(ほうほう)の変更(へんこう)によって明治14年で山田浅右衛門はお役(やく)御免(ごめん)、つまりクビになって収入(しゅうにゅう)の途(みち)が途絶(とだ)えるわけだけど、これについて浅右衛門は、
手前(てまえ)の代(だい)でこの家業(かぎょう)が断絶(だんぜつ)したんですが、これはいかにも有難(ありがた)い、
と語(かた)っているんだよね。
悲惨(ひさん)な刑場(けいじょう)の様子(ようす)を包(つつ)み隠(かく)さず話しているのは、そういう気持ちもあってのことだと思う。首を斬るとき浅右衛門は涅槃経(ねはんきょう)の一節(いっせつ)を心に念(ねん)じていたというけれど、やはり心理的(しんりてき)な負担(ふたん)は相当(そうとう)のものがあったと思うよ。」

「なるほど。」

「形(かたち)は変(か)わってもいまもなお残酷(ざんこく)な世(よ)の中(なか)だよ。」

「それな。」

「うん。」

「・・・・・・・。」

「で、これで明治天皇のことは終(お)わったと思っているでしょ~。(笑)」

「なんだなんだ。」

「まだあるのかよー。」

「実はもう一人いるんだよね。明治天皇とされる人が。」

「は?」

「この方(かた)。

KIMG2179.jpg

もう一枚の明治天皇の写真とされているもの。
明治6年に撮影された明治天皇と同一(どういつ)人物(じんぶつ)の明治天皇とされているんだけど、どう思う?」

「そうだなァ。似(に)ているといえば似ているけど・・・・。」

「雰囲気(ふんいき)が違(ちが)うな。」

「オレは別人(べつじん)だと思う。」

「私も別人説。(笑)
こちらも有名(ゆうめい)だよね。
箕作(みつくり)奎吾(けいご)さん。

KIMG2151.jpg

箕作奎吾とこちらの明治天皇はガチで同一人物だと思う。
では、なぜ明治天皇が二人、まあ正確(せいかく)には三人だけど、いたかというと、箕作奎吾は大室寅之祐の明治天皇の影武者(かげむしゃ)だった。」

「出た、影武者。(笑)」

「〇〇さんは影武者説が好(す)きだよなァ。(笑)」

「うん。(笑)
箕作圭吾は明治4年に溺死(できし)したことになっているけど、どっこい生きていて明治天皇の影武者になっていたんだ。」

「という都市伝説。(笑)」

「・・・・・。写真を見ていると、昭和天皇は箕作圭吾(みつくりけいご)系(けい)じゃないかな。そんな気がする。」

「それはワシも感(かん)じる。」

「昭和(しょうわ)天皇(てんのう)は明治天皇の子どもという都市伝説か陰謀論のようなものがあったな。
とすると箕浦圭吾が昭和天皇の本当のお父(とう)さん?」

「われら庶民主義(しょみんしゅぎ)名物(めいぶつ)、ほんとうのお父さん探(さが)し~。(笑)」

「ゼレンスキー大統領のほんとうのお父さんはジョージソロス、説(せつ)以来(いらい)だな。(笑)」

「でも、箕作明治天皇を昭和天皇のお父さんとするのには無理(むり)があるんだよね。
昭和天皇が生まれたとき、箕作圭吾天皇は50歳(さい)近(ちか)かったから。
もちろん大室寅之祐天皇も年齢的(ねんれいてき)にしんどい。
ということで、こちら。

KIMG2152.jpg

左側は箕作圭吾の、たしか十歳(じゅうさい)以上(いじょう)年(とし)の離(はな)れた弟(おとうと)である、箕作元八(みつくりげんぱち)。
こちらだと、昭和天皇が生まれたとき30歳(さい)台(だい)で、十分(じゅうぶん)にほんとうのお父さんの資格(しかく)がある。」

「うーーむ。」

「もー。(笑)
ほんとうのお父さんが誰(だれ)だっていいんじゃない。
要(よう)は本人(ほんにん)に天皇としての資質(ししつ)があればいいんだから。」

「そうだよな。血(ち)がつながっている云々(うんぬん)よりも、新(あたら)しい血が入(はい)ってかえって良(よ)くなるということもあると思う。その人(ひと)次第(しだい)だよホント。」

「日本の政界(せいかい)で猖獗(しょうけつ)を極(きわ)めている世襲(せしゅう)の問題(もんだい)とか見ていたらさ。血がどうたらこうたらいうのは愚(おろ)かなものだと思うよ。権力者や金持ちの子どもだから優秀(ゆうしゅう)だなんてことはない。むしろ貧(まず)しい家庭(かてい)からほんとうに優秀(ゆうしゅう)な人、能力(のうりょく)のある人が出てくることのほうが多いんだ。」

「でも、天皇制(てんのうせい)や王制(おうせい)は特別(とくべつ)だよな。」

「それはいいテーマだからまたやろう。」

「どちらにしろ日本は絶望的(ぜつぼうてき)だって。」

「皇帝制(こうていせい)や王制(おうせい)だってそれが無責任(むせきにん)体制(たいせい)になると、最悪(さいあく)のものになるんだよな。」

「しかし、ほんとうのお父さん探し、ほんとうのお母さん探しというのは面白いよなあ。日本だけではなく世界を見渡(みわた)しても。(笑)」

「そお?(笑)」

「・・・・。遅(おそ)くなった。〇〇さん、そろそろ閉(し)めて。」

「そうだね。
日本でこの天皇すり替(か)え説(せつ)が信(しん)ぴょう性(せい)をもって語(かた)られるようになったのは
まあ、これも知っている人は知っているけど、田中光顕(たなかみつあき)という、幕末(ばくまつ)の志士(しし)で

KIMG2176.jpg

維新後(いしんご)は宮内(くない)大臣(だいじん)を長(なが)く勤(つと)めるなどバリバリの体制派(たいせいは)大御所(おおごしょ)

            KIMG2162.jpg
           
となった人が亡(な)くなる前(まえ)に明治天皇のすり替(か)えについて語(かた)ったから。
田中光顕(たなかみつあき)伯爵(はくしゃく)の告白(こくはく)は書籍(しょせき)やネットでも見ることができると思うので興味(きょうみ)のある人は探して読んで。
ではなぜ、田中伯爵は自分の輝(かがや)かしい経歴(けいれき)を否定(ひてい)されるかもしれないような告白(こくはく)をしたか、ということなんだけど、これには2.26事件(じけん)が関係(かんけい)しているのではないか、というのが私の仮説(かせつ)。」

「2.26事件?」

「うん。2・26事件の時、92歳だった明治の元勲(げんくん)、田中光顕は昭和天皇(しょうわてんのう)に2.26事件で逮捕(たいほ)された青年将校(せいねんしょうこう)たちの助命(じめい)を強(つよ)く働(はたら)きかけたんだ。
しかし、昭和天皇は聞(き)き入れず、青年将校たちを処刑(しょけい)してしまった。
これで田中光顕は“いかん“と思ったんだろうね。
天皇が国民に対して責任(せきにん)を負(お)うものではなくなった、と。
自分たちが作(つく)り上(あ)げた天皇制(てんのうせい)が違(ちが)うものになったことを思い知らされた。青年将校たちが掲(かか)げたものこそ、明治維新(めいじいしん)当時(とうじ)の天皇の理想(りそう)だったわけだから。
それが田中光顕伯爵の告白(こくはく)につながったのだと思う。」

「ほう。2・26事件が出てきたのはユニーク。
言われてみればなるほどだな。
告白の動機(どうき)として納得(なっとく)できるかも。」

「田中光顕は2.26事件から3年後の1939年に95歳で亡(な)くなるんだけど、まさにラストサムライだよね。
そしてその二年後に日本は日米戦争(にちべいせんそう)に突入(とつにゅう)して行く。」

「・・・・・。」

「最後(さいご)に二人の明治天皇で付(つ)け加(くわ)えると、明治10年に西南戦争(せいなんせんそう)で西郷隆盛が山形有朋(やまがたありとも)率(ひき)いる官軍(かんぐん)によって倒(たお)された後(あと)、明治11年に天皇直属(てんのうちょくぞく)の近衛兵(このえへい)が反乱(はんらん)を起(お)こして55名(めい)が処刑(しょけい)されるということがあった。このとき山形有朋が明治天皇に、このことをよく覚(おぼ)えておきなさいよ、と言って脅(おど)したという話が伝(つた)わっているんだけど、これは大室寅之助の明治天皇が消(け)されても、箕作奎吾明治天皇がいるよ、という意味(いみ)を含(ふく)んでいたんじゃないか、と思うんだね。まあ、これこそ推測(すいそく)に過(す)ぎないけど。大室明治天皇は隠(かく)れた西郷派(さいごうは)だったからね。これは、西郷が〇(し)んだ後(あと)も、“宮中(きゅうちゅう)で西郷の悪口(わるくち)を言うものがあれば、誰(だれ)であろうと自分が許(ゆる)さない“と明治天皇が言っていたことからもうかがえると思う。」

「なるほど。」

「では、これでお開(ひら)きにしますか。」

「うん。なんだか今日(きょう)は疲(つか)れたなァ。ストレス解消(かいしょう)になったのかならなかったのか。」

「(笑)」

「篠田鉱造さんも90歳以上まで長生(ながい)きして昭和40年まで存命(ぞんめい)だったんだけど、フルベッキの話が詳(くわ)しく聞けていたらねえ。そのときはフルベッキといってもほとんど世の中には知れていなかったから仕方(しかた)ないけど。
フルベッキも肝心(かんじん)な話はしていないだろうけど、篠田鉱造さんもかなり割愛(かつあい)していると思うんだよね。名前(なまえ)がわかっているのに外人としか書(か)いていないし。」

「まだ話したいことがあるみたいだね~。」

「うん。」

「またにして。」

「(笑)」

「少しは状況(じょうきょう)が良(よ)くなるといいよなあ。」

「期待(きたい)できない。見てたらわかるジャン。」

「はァ。つらいとこだけど、みんな頑張(がんば)ろう。一寸先(いっすんさき)のことは誰(だれ)にもわからないのだから。」

「それコワイぞ。(笑)」

「いい意味(いみ)で受(う)け取(と)ってくれ。(笑)」

「では。」

「体調管理(たいちょうかんり)しっかりとね。」

「そういうこと。」

「まだ〇(し)なないぞ。」

「(笑)」

//////////////////////////////////////////////////////////

追記:

「〇〇さん、残念(ざんねん)。(笑)田中光顕が明治天皇のすり替(か)えを語(かた)ったのは2.26事件の前(まえ)、昭和4年だよ。これは田中から直接(ちょくせつ)話を聞いた人が自著(じちょ)で語っているから間違(まちが)いない。話(はなし)も、明治以来の天皇は南朝(なんちょう)系である、ということを言うためであったらしい。」

「むむ。よく調(しら)べましたね~。」

「いや、これは簡単(かんたん)。(笑)」

「なるほど・・・・・。たしかに。
チョット恥(は)ずかしい。(ノω`*)ノ
思(おも)い入(い)れが過(す)ぎてオーバーランしちゃったかな~。(笑)
こうやって指摘(してき)していただくと助(たす)かります。
でも、田中光顕が2.26事件の青年将校たちの助命(じょめい)を働きかけたのは事実(じじつ)。それと、明治天皇が南朝系であることを言うためだったとしても、孝明天皇の皇子(おうじ)である睦仁天皇の毒殺(どくさつ)まで語(かた)ったことに疑問(ぎもん)が残(のこ)る。
やはり、昭和になってからの天皇のあり方(かた)、天皇を取(と)り巻(ま)く状況(じょうきょう)に懸念(けねん)を抱(いだ)いていたんじゃないかなあ、とは思うんだけど・・・。
昭和天皇は幼少期(ようしょうき)こそ薩摩藩士(さつまはんし)に預(あず)けられていたけど、そのあとは長州(ちょうしゅう)が育(そだ)て上(あ)げた天皇だったから。」

「それはあると思う。南朝(なんちょう)の系統であることを言うために天皇のすり替えまで言うか、ということだものなァ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「〇〇さん、何気(なにげ)にピンチだな。(笑)
でも、そう気にすることはない。ワシもちょっと調(しら)べたのだが、2.26事件と関係(かんけい)があるというのは、間違(まちが)っていないと思う。
明治4年に田中光顕から明治天皇が孝明天皇の皇子(おうじ)ではない、ということを聞(き)いたのは三浦芳聖(みうらよしまさ)という人なんだけど、この人は自分が南朝の天皇家につながるという家系図(かけいず)を持って田中に会(あ)いに行っているのだ。
それを見た田中はその日のうちに三浦を戦前(せんぜん)右翼(うよく)の大御所(おおごしょ)である頭山満に紹介(しょうかい)している。頭山満(とうやまみつる)や北一輝(きたいっき)といった戦前(せんぜん)右翼は戦後(せんご)の諜報機関(ちょうほうきかん)と公安(こうあん)の手先(てさき)にすぎない売国(ばいこく))エセ右翼とは違(ちが)って、自由民権運動(じゆうみんけん)運動(うんどう)から出ていて、国民の権利(けんり)を守(まも)ることを大きな目標(もくひょう)の一つとしていた。
だから土佐藩士(とさはんし)であった田中光顕と頭山満が親(した)しかったのは不思議(ふしぎ)ではない。頭山満は板垣退助(いたがきたいすけ)の弟子筋(でしすじ)にあたる。
そして、三浦芳聖なんだけど、彼は田中と会った後(あと)、昭和維新(しょうわいしん)運動(うんどう)に参加(さんか)しているんだ。彼は第二(だいに)維新(いしん)と言っていたらしいけど。昭和10年、1936年の2.26事件の時は、同志(どうし)ととともに決起部隊(けっきぶたい)を支援(しえん)するため上京(じょうきょう)しようとしたところを駅(えき)で憲兵隊(けんぺいたい)に阻止(そし)されている。
戦後は自分が南朝(なんちょう)正統(せいとう)の皇胤(こういん)であることを主張(しゅちょう)して、三浦天皇(みうらてんのう)と呼(よ)ばれたとか。」

「三浦天皇・・・ほかに熊沢(くまざわ)天皇とか何人(なんにん)かいましたね。(笑)」

「そう、戦後、自分こそ正統(せいとう)の天皇であるとする人が多くあらわれたのにはそれなりの理由(りゆう)があるんだよ。ところで、〇〇さん、三浦芳聖の“ 徹底的(てっていてき)に日本歴史の(にほんれきし)の誤謬(ごびゆう)を糾(ただ)す "という本は読んだ?」

「いや、田中光顕(たなかみつあき)告白(こくはく)の部分(ぶぶん)が切(き)り取(と)られたものだけ。(笑)」

「だろうな。ほぼ幻(まぼろし)の本になっているもの。図書館(としょかん)にもめったにない。(笑)」

「いま、それでちょっと思ったんだけど、大室寅之祐は南朝の皇統(こうとう)だということで明治天皇になったわけだけど、箕作圭吾天皇は・・・。」

「そこから先はしっかり調(しら)べてからにしてくれ。(笑)」

「了解。(りょうかい)(笑)」

「都市伝説(としでんせつ)調査隊(ちょうさたい)、ということで。(笑)
なぜ、政府や官僚、公務員は民間人(みんかんじん)、国民、庶民に対して責任(せきにん)を負わなくなったのかを探(さぐ)る都市伝説の旅(たび)ですよ。(笑)」

「元気(げんき)になったね。(笑)
がんばって。」

「助(たす)かりました~。(笑)」





2023/06/17 Sat. 09:46  edit

Category: 未分類

tb: --  |  cm: 0

top △

「また電気代(でんきだい)が値上(ねあ)げだと~~~ 

ふざけんな~~~~~ ヽ(`ω´*)ノ彡☆」

「食料品(しょくりょうひん)を中心(ちゅうしん)に物価(ぶっか)が実質(じっしつ)爆上(ばくあ)がりしている中(なか)でこれだ。」

「いやほんと。怒(いか)りで顔(かお)がこわばるよねえ。」

「・・・、でも、怒(いか)ってみてもどうしようもないんだな。」

「おっと盛(も)り下(さ)げ。冷(ひ)や水(みず)をかけてくれるな・・・、でもまあ、そうだ。
どんなことをやられてもオレタチ庶民にはなすすべがない。」

「なすすべもなにも、抗議(こうぎ)もな~~んもしようとしないだろ庶民も。長(なが)いものに巻(ま)かれているだけ、同調(どうちょう)圧力(あつりょく)に従(したが)っているだけの人間(にんげん)がほとんど。99%(笑)」

「スピリットを失(うしな)ったよね日本人は。
昔(むかし)の日本人なら蓆旗(むしろばた)をかかげて首相(しゅしょう)官邸(かんてい)や国会(こっかい)に押(お)しかけていただろうさ。
KIMG2095.jpg

KIMG2096.jpg

「うん。いつから日本人はスピリット失(うしな)ったのかな。
アメリカでは1969年を最後(さいご)にスピリットがなくなったらしいけど。(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=GrTZeQ0CFok         」

「いいカバーだね。(*^_^*) 」

「1969年といえばウッドストックフェスティバルか。(笑)
KIMG2098.jpg

なるほど。たしかにここでアメリカの何(なに)かが終(お)わったというのはわかるね。
ウッドストックは最後(さいご)の花火(はなび)というか。」

「それ以後(いご)のアメリカかな?
これもいいカバー。」

「イーグルスはいいね。今(いま)となっては昔(むかし)の話(はなし)ということになるけど。」

「・・・日本でスピリットが失(うしな)われたのは1970年代(ねんだい)の後半(こうはん)?。
上(うわ)向(む)きだったものが止(と)まって徐々(じょじょ)に下降(かこう)していくのが1980年代(ねんだい)だから。
それまでの勢(いきお)いのおかげで1980年代はジャパンアズナンバーワンなんていわれたけど、プラザ合意(ごうい)以降(いこう)は坂道(さかみち)を下(くだ)っていく道(みち)に入(はい)った。」

「日本人にスピリットがあった明治時代(めいじじだい)初期(しょき)までは頻発(ひんぱつ)した一揆(いっき)だけど、その結果(けっか)は無残(むざん)なものだったんだなァ。
KIMG2097.jpg

藩主(はんしゅ)や幕府(ばくふ)の役人(やくにん)は農民(のうみん)や町人(ちょうにん)たちの言(い)い分(ぶん)をいったん認(みと)めて解散(かいさん)させた後(あと)でリーダーたちを逮捕(たいほ)して処刑(しょけい)したんだ。もちろん約束(やくそく)は反古(ほご)。しかし、いったんエネルギーを発散(はっさん)させた大衆(たいしゅう)には再(ふたたび)び結集(けっしゅう)するエネルギーは残(のこ)っていなかった。
そのあたりの日本の支配者(しはいしゃ)のずる賢(がし)こさは世界(せかい)にも例(れい)がないんじゃないか。」

「明治時代の血税(けつぜい)一揆(いっき)や自由民権(じゆうみんけん)運動(うんどう)に対(たい)する弾圧(だんあつ)もむごいものだった。」

「血税一揆って?」

「徴兵制(ちょうへいせい)に抗議(こうぎ)した一揆。血(ち)で税金(ぜいきん)を払(はら)わせるのか、ということで怒(いか)った民衆(みんしゅう)が各地(かくち)で起(お)こした。
武士(ぶし)以外(いがい)の農民(のうみん)や漁民(ぎょみん)、町人(ちょうにん)などに戦争をさせるなんてそれまでの日本人には思いもよらなかったことだから。」

「血税一揆や自由民権運動は、国民(こくみん)主権(しゅけん)の憲法を変えて人権を抑圧して戦争(せんそう)できる国にしようという政府に抗議(こうぎ)するいまの市民(しみん)の活動(かつどう)に通(つう)じるものがあるね。」

「抑圧(よくあつ)と弾圧(だんあつ)、そして逆(さか)らう者(もの)たちに対(たい)する徹底(てってい)した復讐(ふくしゅう)というのは今でも変(か)わらないんじゃない。
とくに、小泉(こいずみ)、麻生(あそう)、野田(のだ)、安倍(あべ)、菅(すが)、岸田(きしだ)と続(つづ)く自公(じこう)政権(せいけん)は酷(むご)い。」

「最後(さいご)の一揆は全共闘運動だったかな。ヽ( ´_`)丿
それ以降(いこう)は自民党のやりたい放題(ほうだい)。そして自民党が完全(かんぜん)に右翼化(うよくか)して現在(げんざい)に至(いた)る。」

「ということで(笑)。
今(いま)は日本社会(にほんしゃかい)自体(じたい)が政府(せいふ)、自民党(じみんとう)公明党(こうめいとう)と官僚(かんりょう)のおかげでガタガタ。
ひどかったねえ、構造改革(こうぞうかいかく)だの骨太(ほねぶと)の方針(ほうしん)だの。」

「そんなものにコロッとダマされる日本人。(笑)」

「自民党(じみんとう)をぶっ壊(こわ)す、だとか郵政(ゆうせい)民営化(みんえいか)だのに圧倒的(あっとうてき)な支持(しじ)を与(あた)えたり。(笑)
巷(ちまた)には明日(あす)をも知(し)れぬ人たちが溢(あふ)れていたのだが。」

「痛(いた)みを伴(ともな)う改革(かいかく)だのと、ふざけやがってク〇が。
ナニサマだ。自公(じこう)、その他(た)の国会議員や財界人(ざいかいじん)やエセ学者(がくしゃ)やマスコミども。
勝海舟(かつかいしゅう)だって、改革(かいかく)とは支配者(しはいしゃ)が自分(じぶん)たちを変(か)えることで、民(たみ)をいじくりまわすことではないぜ、と言ってらあ。」

「ホントホント。その通(とお)りだと思うよ。
いまの支配層(しはいそう)がどれだけゲ〇かよくわかる。」

「売国(ばいこく)と棄民(きみん)、自分たちの利益(りえき)しか考(かんが)えていないんじゃないの。」

「オレ的(てき)にはあの郵政(ゆうせい)選挙(せんきょ)は気色(きしょく)悪(わる)かった。
サンプラザ中野(なかの)の前(まえ)で最後(さいご)に行(おこな)われた小泉(こいずみ)首相(しゅしょう)の演説(えんぜつ)を見(み)に行ったんだけど、たしかにすごい数(かず)の聴衆(ちょうしゅう)だった。
しかしね~(笑)後(うし)ろの方(ほう)だったこともあるんだろうけど、明(あき)らかに動員(どういん)された人たちばかりで熱気(ねっき)も何(なに)も無(な)くて、ボセーっと立(た)っているだけ。いま思(おも)い出(だ)すとボヤ~ンとした幽霊(ゆうれい)がぎっしり詰(つ)めかけていたという印象(いんしょう)だよ。(笑)」

「宗教(しゅうきょう)団体(だんたい)の動員(どういん)だろ。」

「そうだと思う。
そのとき、前(まえ)の方(ほう)から人をかき分(わ)けてふらふらと歩(ある)いてきた年配(ねんぱい)のおっさんがオレにぶつかったんだけど、よく見たらナント、その選挙に出ないで引退(いんたい)した自民党(じみんとう)政治家(せいじか)の粕谷茂(かすやしげる)さんだった。
ひどく酔(よ)っ払(ぱら)っていたけど、絶望的(ぜつぼうてき)な表情(ひょうじょう)をしているのはよくわかった。」
KIMG2100.jpgKIMG2099.jpg

「刺客(しかく)だとか小泉チルドレンだとか。
刺客に狙(ねら)われたのは国民(こくみん)のことを考(かんが)えていた議員さんたちだった。」

「粕谷茂さんて当時(とうじ)の宏池会(こうちかい)にいた人だよね。
郵政選挙でターゲットにされた旧(きゅう)田中派(たなかは)系(けい)、大平(おおひら)元首相系の人。」

「今の岸田首相はエセ宏池会(こうちかい)だな。
昔(むかし)の名前(なまえ)で出ています~♪、てか、昔の名前でダマしています~(笑)」

「岸田首相は小泉安倍チルドレン。(笑)そして小泉元首相、安倍元首相に輪(わ)をかけてひどい。日本国(にほんこく)憲法(けんぽう)など頭(あたま)の片隅(かたすみ)にもないのは安倍元首相と同じ。(笑)」

「粕谷茂さんは郵政選挙で滅(ほろ)ぼされた自民党の国民(こくみん)派(は)の議員さんたちの一人(ひとり)か。そのときは選挙(せんきょ)にも出られなかったんだろうな。」

「面白(おもしろ)い経験(けいけん)をしたね。(笑)」

「うん。そのときはスゴ~と思ったけど、いまから振(ふ)り返(かえ)るとちょっと重(おも)い。
あそこでまた日本の運命(うんめい)が変(か)わるというか、それ以降(いこう)ガクガクと目に見えて日本が落(お)ちていったからなあ。」

「うんうん。
ところで・・・郵政選挙が日本の9.11だったってことに気がついてる?」

「え?そうなんだ。」

「投票日(とうひょうび)が2005年9月11日。」

「あ~。その時にはわからなかったけど、今から振り返るとなるほど、だね。」

「小泉政権と小泉政権以降さらに強(つよ)まった新自由主義による棄民(きみん)、日本(にほん)破壊(はかい)改革(かいかく)を公明党は強力(きょうりょく)に裏支(うらざさ)えしたな。」

「公明党といえば、先日(せんじつ)行(おこな)われた足立区(あだちく)の区議会(くぎかい)選挙(せんきょ)で公明党が自民党を抜(ぬ)いて議会(ぎかい)最大(さいだい)多数(たすう)になった。」

「さすがに東京の創価(そうか)学会(がっかい)。おっと東京で公明党は強(つよ)いな。(笑)」

「自民党は落(お)ち目(め)か。(笑)
いくら徹底的(てっていてき)にポチになっていようがかつて国民派(こくみんは)だった宏池会の所属(しょぞく)では宗主国(そうしゅこく)さんのお気(き)に召(め)さないということかもな。」

「宗主国というか、米英(べいえい)支配層(しはいそう)といったところか。」

「それで岸田首相はさらにしゃかりきになって解散(かいさん)総選挙(そうせんきょ)。
一気(いっき)に戦争(せんそう)体制(たいせい)、改憲(かいけん)に向(む)けて走(はし)り出(だ)す、と。」

「野党(やとう)が完全(かんぜん)崩壊(ほうかい)しているから、やれるだろうな。」

「その状況下(じょうきょうか)での足立区(あだちく)での公明党第一党。これをどう見る。」

「東京での創価学会の強(つよ)さを考えたら当然(とうぜん)だろう。むしろ今までは自民党に譲(ゆず)っていたんじゃないか。」

「いっぽう維新(いしん)もじわりと東京に進出(しんしゅつ)してきている。」

「大阪を支配(しはい)する維新と東京を支配する創価学会、おっと(笑)公明党がぶつかりあうとしたら、それはそれで面(おも)白(しろ)い。(笑)」

「面白くないよ。ナニ言(い)ってんだ。」

「大阪も創価学会が強いと思うんだけど維新はすごいな。」

「牙城(がじょう)を崩(くず)されまいと創価学会、おっと(笑)公明党も必死(ひっし)になってきているんじゃないか。」

「自民党と統一教会(とういつきょうかい)がべったり、ということは国民に広(ひろ)く知(し)れたわけだけど、維新も統一教会だという噂(うわさ)がある。」

「間接的(かんせつてき)には関係(かんけい)があるだろうね。しかし、いちおう維新は宗教(しゅうきょう)色(しょく)を否定(ひてい)している。」

「維新が関係あるとしたら統一教会よりむしろ勝共(しょうきょう)連合(れんごう)だろう。
岸信介(きしのぶすけ)、文鮮明(ぶんせんめい)、笹川良一(ささがわりょういち)が作(つく)った反共(はんきょう)右翼(うよく)の勝共連合。」

「それも証拠があるわけではないが、維新のボスといっていい松井前大阪市長の父親(ちちおや)が笹川良一の運転手(うんてんしゅ)だった。笹川良一というのはわれわれが思(おも)っているよりずっと大物(おおもの)みたいだ。なにせ昭和(しょうわ)天皇(てんのう)の命(いのち)をカネで救(すく)ったのが笹川良一だったって話もあるくらいなのだから。」

「いいかげんなことを言ってはいけない。ちょっと注意(ちゅうい)して話をしたほうがいい。」

「いや、ほんとうに笹川良一の運転手だったんだって。」」

「そっちじゃない。」

「(笑)」

「都市(とし)伝説(でんせつ)都市伝説。庶民の都市伝説はどんな話(はなし)が飛(と)び出(だ)すかわからないのだ。(笑)」

「たしかに天皇を処刑(しょけい)するよりは反共(はんきょう)の象徴(しょうちょう)として利用(りよう)したほうが賢明(けんめい)だよな。
石油利権(せきゆりけん)がからんだイラクのサダムフセインさんとは違(ちが)う。」

「サダムフセインは絶対(ぜったい)に占領国(せんりょうこく)の言(い)うことを聞(き)かない。(笑)」

「戦前(せんぜん)からの官僚(かんりょう)組織(そしき)を残(のこ)したことで日本(にほん)統治(とうち)もやりやすくなったしね。」

「アブりそうだかからその話はヤメにしよう。(笑)」

「(笑)
とにかく、日本の改憲(かいけん)、戦争体制(せんそうたいせい)への移行(いこう)は避(さ)けられないだろう。
米英というか世界のグローバリズム資本主義(しほんしゅぎ)支配層(しはいそう)はロシアの石油(せきゆ)、天然(てんねん)ガスを完全(かんぜん)支配(しはい)するまではロシアに対(たい)する戦争(せんそう)は継続(けいぞく)すると思う。
ロシアを完全支配すれば新自由主義の資本主義グローバリズムには敵(てき)がいなくなる。
はっきり言って、中国(ちゅうごく)はロシアに比(くら)べれば脆弱(ぜいじゃく)だから。」

「ロシアはエネルギーと食料(しょくりょう)を自給(じきゅう)できるけど中国はできないものな。」

「外(そと)からはロシアを攻(せ)めきれない。
最(もっと)も効果的(こうかてき)な方法(ほうほう)はクーデターなどによる内部(ないぶ)崩壊(ほうかい)。
この点(てん)、アメリカのノウハウはスゴイからなァ。」

「岸田首相は法(ほう)の支配(しはい)に基(もと)づく自由(じゆう)で開(ひら)かれた社会(しゃかい)、なんて、なんとかの一(ひと)つ覚(おぼ)えみたいに言っているが。(笑)
それをロシア攻撃(こうげき)の口実(こうじつ)にするなんてな。」

「本物(ほんもの)のバ〇。
なにが法の支配だ。(笑)自分たちが法を破(やぶ)りまくっていて。(笑)
安倍政権からそのまんま続(つづ)く岸田政権がどんな口(くち)をしてそんなことが言えるんだよ。
司法(しほう)立法(りっぽう)行政(ぎょうせい)の分立(ぶんりゅう)も、法(ほう)の下(もと)での平等(びょうどう)もなく、政府(せいふ)が平気(へいき)で法(ほう)を破(やぶ)っているような状況(じょうきょう)で。(怒)」

「地方(ちほう)公務員(こうむいん)まで憲法(けんぽう)を無視(むし)している。
ひどい目にあっている人たちがいっぱいいるよ。(涙)」

「日本は自由で開かれた社会でもない。」

「ほんとうの弱者(じゃくしゃ)には人権(じんけん)のない国だし。
ブラックボックスの中(なか)に放(ほうり)り込(こ)まれて人(ひと)知(し)れず人権(じんけん)を蹂躙(じゅうりん)されているのは入管(にゅうかん)に収容(しゅうよう)されている外国籍(がいこくせき)の人たちだけではない。日本人の中(なか)のほんとうに弱(よわ)い立場(たちば)にいる人たちも同(おな)じ状態(じょうたい)なんだ。」

「日本では個人(こじん)が孤立(こりつ)するということは恐(おそ)ろしいことなんだよね。」

「東京でも田舎(いなか)でも。
それぞれ形態(けいたい)は違(ちが)うけど。(笑)」

「現在(げんざい)の日本では孤立(こりつ)した個人(こじん)こそが最(もっと)も弱(よわ)い立場(たちば)の人かもしれないな。」

「それを格好(かこう)のターゲットにして攻撃(こうげき)する人たちもいるんだよなあ。」

「それは昔(むかし)からだ。関東大震災(かんとうだいしんさい)でも朝鮮人(ちょうせんじん)と同じように地域(ちいき)で孤立していた日本人が〇された。」

「孤立していた人たち同様(どうよう)、警察(けいさつ)や町内会(ちょうないかい)、自警団(じけいだん)に睨(にら)まれていた市民(しみん)活動家(かつどうか)や労働運動(ろうどううんどう)をしていた人たちも〇されたんだよね。」

「いまの日本はすでに戦前(せんぜん)、というか部分的(ぶぶんてき)には戦前(せんぜん)以下(いか)かもしれないな。」

「またこれかよ、って思うとうんざりするわ。(笑)」
KIMG2101.jpg

「今度(こんど)は過去(かこ)の日清(にっしん)戦争(せんそう)と日露(にちろ)戦争を同時(どうじ)にダブルでやろういう。(笑)
しかも中国、ロシアは核(かく)保有国(ほゆうこく)。(笑)」

「ロシア、中国、ともに国連(こくれん)の常任(じょうにん)理事国(りじこく)だということも忘(わす)れている。(笑)
国連の常任理事国というのは、つまり世界(せかい)の取締役(とりしまりやく)。
いくら別(べつ)の重役(じゅうやく)の米英(べいえい)に攻撃(こうげき)しろと言われても、ヒラか、いいとこ主任(しゅにん)程度(ていど)の日本が最前線(さいぜんせん)で取締役(とりしまりやく)と戦(たたか)うなんていくらなんでも分(ぶ)が悪(わる)すぎるだろ。(笑)
アホか、岸田内閣。」

「アホ アホ アホのキシダ―♪(笑)
おなじみの曲で。坂を岸にしたらいいだけ。
    ↓


「日本が戦争(せんそう)しようとするなら最低(さいてい)でも2千発(にせんぱつ)くらいの核兵器(かくへいき)を持(も)たないとな。」

「それでもダメ。(笑)」

「国連(こくれん)の常任理事国は敵国(てきこく)条項(じょうこう)に該当(がいとう)する日本のような国がけしからないふるまいをしていると見なしたら、自国(じこく)の判断(はんだん)だけでその国を占領(せんりょう)してもいいんだよ。」

「改憲(かいけん)するといよいよ敵国条項の存在(そんざい)が大きくなってくると思うよ。
もともと、日本国憲法は日本が独立(どくりつ)するための条件(じょうけん)として制定(せいてい)された、という側面(そくめん)もあるからね。」

「しかし、どうしようもないな、キシダ首相、自公政権。」

「維新(いしん)、立憲(りっけん)民主党(みんしゅとう)などの野党(やとう)もだよ。
与野党(よやとう)ともまともな常識(じょうしき)、思考力(しこうりょく)をもった政党(せいとう)、国会議員(こっかいぎいん)はない、いない。」

「見事(みごと)にバ〇が揃(そろ)った。(笑)」

「計画的(けいかくてき)にバ〇を集めてんだよ。」

「バ〇の華(はな)咲(さ)く国会(こっかい)よ~♪」

「日本国民は首(くび)を洗(あら)って待(ま)つべし。
スピリットを失(うし)った国民はこうなるという後世(こうせい)へのいい見本(みほん)となるのだから。」

「日本人は覚悟(かくご)はできるんだよねえ。(笑)」

「達観(たっかん)といってもらいたい。」

「覚悟とか達観より、単(たん)にアホなだけなんじゃない?」

「(笑)」

「国際(こくさい)関係(かんけい)の話(はなし)は難(むつか)しいな。
身近(みじか)なところで、東京における維新(いしん)対(たい)創価学会(そうかがっかい)、わざとらしくおっと(笑)公明党(こうめいとう)の話(はなし)に戻(もど)ろうか。(笑)」

「どーでもいいよ。維新や公明党なんて。」

「いや、これからの日本の政治のキーポイントかもよ。
劣化(れっか)しきった世襲(せしゅう)自民党(じみんとう)の後(あと)の政治(せいじ)を見(み)ようとすれば。」

「たしかに自民党は退場(たいじょう)すべき政党(せいとう)だ。
ここまで日本を凋落(ちょうらく)させたんだから。
世襲(せしゅう)無能(むのう)集団(しゅうだん)がいつまでも政権を握っていることのおかしさ、異常性(いじょうせい)に日本人が無自覚(むじかく)だということはオソロシイことだ。
アゲアゲで国と国民(こくみん)生活(せいかつ)の質(しつ)を表(あらわ)す指標(しひょう)で日本を抜(ぬ)いて、いまさらに大(おお)きく差(さ)を広(ひろ)げつつある韓国(かんこく)を見てみろよ。
韓国の政界(せいかい)は世襲が幅(はば)を利(き)かせているか?同じアメリカの属国(ぞっこく)とはいえ、日本の世襲バ〇ほどのポチをこいているか?
韓国の政治家たちは日本の政治屋(せいじや)よりはるかに優秀(ゆうしゅう)で主体性(しゅたいせい)を持(も)っているぞ。」

「う~ん。たしかに日本の世襲はいかんね~。(笑)
だいたい金持(かねも)ちの息子(むすこ)にロクなのはいないというのは見ての通(とお)りだし(笑)まして政治家の世襲なんて。(笑)」

「うん。
でも例外(れいがい)も少(すこ)しだけあると思う。
私(わたし)はロバートケネディジュニアに期待(きたい)している。
ロバートケネディジュニアが米(べい)大統領(だいとうりょう)になったら世界も変わるんじゃないかな。」

「何(なん)にでも例外はある。それは認(みと)める。
しかし、日本の政界(せいかい)や経済界(けいざいかい)の世襲はまったくダメ。
世襲のアホボン首相が続(つづ)くことによって日本は凋落(ちょうらく)した。
実際(じっさい)ロクなもんじゃない。今の岸田首相も含(ふく)めてね。」

「しかし、その世襲自民党より愚(おろ)かで無能(むのう)な立憲(りっけん)民主党(みんしゅとう)や国民(こくみん)民主党(みんしゅとう)などの野党(やとう)というのもあるんだが。これは一体(いったい)どういうものなんだろう。(笑)」

「いやー。こんな国がよくここまでもったもんだ、と思うわ。(笑)」

「失(うしなわ)われた30年というけど、もろにひどい目にあっているのは庶民。」

「これからはもっと不幸(ふこう)になって行くぞ。」

「自民党、公明党、維新、立憲民主党、国民民主党、みんな不幸という名(な)の政党。国民に不幸をたくさんプレゼントしてくれる。(笑)
庶民に不幸を与えてくれる政党だ。
そして、悪(わる)いけど(笑)それ以外(いがい)の政党は空気(くうき)のようなもの。(笑)頼(たよ)りにならない。」

「口先(くちさき)でいいことだけは言ってくれるんだけどね。」

「毛針(けばり)で釣(つ)られるのはイヤ。(笑)」

「権力(けんりょく)を握(にぎ)ると威張(いば)り放題(ほうだい)やりたい放題。俺たち庶民なんてゴミくらいにしか見ていない。」

「権力を持っているといえば東京の庶民にとって、創価学会の圧力(あつりょく)はハンパではないね。」

「うーん。それは東京に住(す)む非(ひ)創価学会員の多(おお)くの庶民が感じていることだと思う。」

「さっき、東京を支配する創価学会と大阪を支配する維新の戦いが見ものだ、と言っていたけれど、少(すこ)し遡(さかのぼ)ると公明党に投票する人の割合(わりあい)が日本でいちばん高(たか)かったのは大阪(おおさか)なんだよ。、
そこを攻略(こうりゃく)した維新(いしん)というのはスゴイ。」

「たしかに大阪も創価学会支配の都市(とし)になっておかしくないくらい創価学会が強(つよ)かった。
それだけに、非創価学会の人たちは相当(そうとう)の圧迫感(あっぱくかん)を受(う)けていただろうと想像(そうぞう)できる。
だから、非創価学会の人たちの多くが維新に投票するようになったのではないだろうか。」

「創価学会の強い地域(ちいき)で維新への投票が増(ふ)える?」

「ああ・・・。それはありうるかも。自民党は創価学会がないといまの独裁的(どくさいてき)権力(けんりょく)を維持(いじ)できない政党だからなァ。
創価学会に強く反発(はんぱつ)を感じている人たちは自民党ではなく維新に投票するようになるだろう。」

「ふーむ。つまり維新は創価学会(そうかがっかい)抜(ぬ)きの自民党とでもいうべき存在(そんざい)だから期待(きたい)されていると。
そう考えると、維新がこの先(さき)東京で伸(の)びる可能性(かのうせい)はあるな。」

「しかし、維新は自民党と同じで、貧富(ひんぷ)の差(さ)を拡大(かくだい)し福祉(ふくし)など弱者(じゃくしゃ)を切(き)り捨(す)てて改憲して戦争に向(む)かわせようという新自由主義の政党だろ。
自公、維新、どちらに行っても庶民は地獄(じごく)。」

「自公維(じこうい)なんてのも出てきているぞ。」

「日本もヘンな国になってしまった。何(なに)なんだ自公維って。」」

「創価学会公明党は自民党のブレーキ役(やく)になっているという人もいるが。」

「(笑)茹で蛙(ゆでガエル)路線(ろせん)だろ。
向かっている方向は自民党、公明党、維新みな同じ。」

「しんど。
もう考えたくもなくなるわ。」

「そうなるよね。」

「同じ路線と言えば立憲民主党や国民民主党もだね。
旧(きゅう)民主党(みんしゅとう)の野田内閣は小泉内閣や安倍内閣と同じものだった。
弱者いじめもむごかったゾ。
国民は痛(いた)めつけられた。
外交(がいこう)もまったくダメで中国(ちゅうごく)との関係(かんけい)も一気(いっき)に悪化(あっか)した。
まさに悪夢(あくむ)の民主党政権。(笑)」

「日本の政治家はろくでなし。
国会議員や地方(ちほう)議員などを見てもまともな思考力(しこうりょく)のある人間などいない。日本の政治家イコール人間のクズさ。」

「そこまで言うなよ。(笑)
お怒(いか)りごもっともだけど。
庶民も冷静(れいせい)な判断力(はんだんりょく)と思考(しこう)を失(うしな)ってはいけない。(笑)」

「庶民は同調(どうちょう)圧力(あつりょく)に同調するだけ。
自分の頭(あたま)で主体的(しゅたいてき)に考えて行動(こうどう)できる庶民なんて極(ごく)少数(しょうすう)。」

「そんな人は孤立(こりつ)して社会(しゃかい)から抹殺(まっさつ)される可能性(かのうせい)が高(たか)い。
とくに創価学会はコワイぞ。(笑)」

「・・・・・。」

「創価学会に頼(たよ)る公明党自民党と非(ひ)創価学会の自民党、つまり維新とがぶつかっていくとすれば、それはそれで面白い。」

「どうなるか。
創価学会は公的(こうてき)機関(きかん)や企業(きぎょう)などにも深(ふか)く浸透(しんとう)しているから想像(そうぞう)を越(こ)える力(ちから)を持(も)っている。」

「維新は橋下徹(はしもととおる)氏を東京都知事(とうきょうとちじ)にしようとしている、という話もある。(笑)」

「東京の大阪化?(笑)」

「維新が東京都知事をとるとかなり東京は変(か)わるだろうけど、橋下徹ではなあ。(笑)
ゴリゴリの新自由主義者だろ。オソロシイよ。」

「維新が自民党とくっつくこともありうる?」

「ぐわお、だ(笑)
庶民にとってはまさに地獄の一丁目(いっちょうめ)。創価学会公明党を庶民(しょみん)ゆでガエル路線とすれば維新自民党は庶民瞬殺(しゅんさつ)熱湯(ねっとう)路線。(笑)」

「それは創価学会支配の東京と維新支配の大坂、どちらが庶民にとって住(す)みやすいか、ということで判断すべき問題(もんだい)だろ。」

「東京より維新の大坂の方がずっと住みやすい、生活が楽(らく)、という人もいる。」

「東京に住んでいると実際(じっさい)の大阪の庶民の状態(じょうたい)はわからないからなあ。
東京が庶民にとって住みにくいというか・・・庶民とくに弱者(じゃくしゃ)にとって厳(きび)しいところだということは実感(じっかん)している。」

「創価学会に入(はい)れ。(笑)」

「オチがついたところでこの話はここでオシマイにしよう。この先(さき)の状況を見てまた、ということで。」

「オチじゃないだろ。。」

「(笑)」

「ところで広島(ひろしま)でのG7サミットにウクライナのゼレンスキー大統領(だいとうりょう)がサプライズ参加(さんか)(さんか)したのだが。
あれをどう受(う)け止(と)める?」

「うーん、オレ達(たち)庶民には国際(こくさい)情勢(じょうせい)はよくわからんが、いち庶民のくもりのない目で見た印象(いんしょう)ではゼレンスキー大統領は早く戦争を終(お)わらせたいと思っているように見えた。」

「そうだね。
演説でも廃墟(はいきょ)と化したバフムトが広島のようだ、という話があった。
本音(ほんね)では一刻(いっこく)も早(はや)い終戦(しゅうせん)を願(ねが)っているのかもしれない。このままではウクライナ兵(へい)がどんどん〇んでいってウクライナ自体(じたい)がなくなってしまう恐(おそ)れがあるだろうからねえ。」

「バイデン大統領との話し合いはどうだったんだろ、」
KIMG2093.jpg

「バイデン大統領はガンバレよ、という感じなのだろうけど、ゼレンスキー大統領の表情(ひょうじょう)はちょっと読(よ)み取(と)れないね。」

「ところで、バイデン大統領は本物(ほんもの)なのかな?」

「こら。そういうことを言ってはいけません。失礼じゃないか。」

「ロバートケネディジュニア支持者(しじしゃ)のプチ陰謀(いんぼう)だな。(笑)」

「それにしても日本の岸田首相とNHKをはじめとしたテレビ局(きょく)はひどい。
まだ戦争をあおっている。」

「あおっているどころが岸田首相は完全に参戦(さんせん)しているぞ。
自衛隊(じえいたい)の車両(しゃりょう)100台(だい)を提供(ていきょう)ってどういうことだ。」

「車両は戦車(せんしゃ)だという噂(うわさ)もあるが。」

「(笑)それは絶対(ぜったい)にない。いいとこ運搬用(うんぱんよう)の車両だろう。」

「それでも軍用車両なら完全に憲法(けんぽう)違反(いはん)だ。
岸田首相は安倍元首相以上に憲法を踏(ふ)みにじり破壊(はかい)するとんでもない首相。」

「生活も安倍内閣以上に岸田内閣で苦(くる)しくなるばかりだ。
このあいだスーパーで飲(の)み物(もの)やパンを買(か)って袋(ふくろ)に入れていたら、80歳(さい)近(ちか)くに見えるじいさんが、買い物(もの)かごを手にしてレジから出てきて、これで1000円を越(こ)えるのかよー、って泣(な)いていたな。
いつもなら貧(まず)しそうなじいさんをゴキブリのような目で見るおばさんたちも同情(どうじょう)の眼(まな)差(ざ)しで見ていたよ。」

「(笑)」

「話はつきないけれど、今日はこれで固(かた)い話は打(う)ち上(あげ)にしよう。」

「毒(どく)吐(は)きタイム終了.(しゅうりょう)。(笑)」

「今日(きょう)もカオスだった。(笑)」

「とにかく、庶民にとって厳(きび)しい現実(げんじつ)、苦(くる)しい生活(せいかつ)は続(つづ)くのだ。」

「弱(よわ)い者(もの)いじめも続くのだ。(笑)」

「その厳しい現実を見せないように、語(かた)らせないようにするテレビ、マスコミ、そしてインターネット。」

「日本スゴイ~みたいなテレビ番組(ばんぐみ)やネット動画(どうが)で現実(げんじつ)逃避(とうひ)。(笑)」

「現実を見ない日本人。」

「ゆでガエル、ゆでガエル。(笑)」

「本物(ほんもの)のカエルはヤバイと思ったらすぐに飛(と)び出して逃(に)げるみたいだけどね。」

「(笑)」

「われわれニッポン庶民は逃げられんわ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記①

「そういや、宮島(みやじま)の映像(えいぞう)で鹿(しか)を一頭(いっとう)も見なかった。
昔(むかし)はいっぱい鹿がいたのに。
宮島ではエサやりを禁止(きんし)して鹿を飢(う)え〇(じ)にさせているっていう宮島の鹿問題(しかもんだい)という話があったけど、
もしそれが本当(ほんとう)なら、それも現代(げんだい)の日本らしいなァ。
G7の首脳(しゅのう)にはやせ細(ほそ)った鹿を見せることはなかったんだろうけど。」

「人間だけでなく鹿に対しても無慈悲(むじひ)なんだな。(笑)
よくこんなところにG7首脳(しゅのう)を招待(しょうたい)したもんだよ。
KIMG2105.jpg

KIMG2102.jpg

KIMG2104.jpg

KIMG2103.jpg

ある種(しゅ)の無神経(むしんけい)さと冷酷(れいこく)さ、残酷(ざんこく)さ。

他者(たしゃ)を思いやる気持(きも)ち、世界ランキング114位。つまり世界(せかい)最低(さいてい)の国の面目躍如(めんもくやくじょ)といったところか。(笑)
恥(はじ)を知(し)りなさいよ、宮島(みやじま)、そして岸田文雄(きしだふみお)君。(笑)
ゼレンスキー大統領は岸田首相が持っていった宮島のしゃもじは返(かえ)したほうがいいかもよ。
無慈悲な殺生島(せっしょうとう)と無神経で何が残酷なのかもわからないオソロシイ首相のしゃもじでは縁起(えんぎ)が悪すぎる。(笑)返すより焼(やき)き捨(す)てていいから、くれぐれもご無事(ぶじ)で。(笑)」

「なるほどね。
しっかりと日本の現実(げんじつ)が露呈(ろてい)しているw
仕方(しかた)ないな。
この国民(こくみん)有(あ)りてこの首相あり、だよ。
どうしようもない。
草生えるだけwww」

「脱力。」

「岸田首相ってわかりやすいな。悪い意味で。(笑)」

「日本はマスメディアも最低(さいてい)最悪(さいあく)だからね。
鹿さんたちがそのことを象徴的(しょうちょうてき)に示(しめ)してくれた。(´;ω;`)
虐待(ぎゃくたい)の末(すえ)に亡(な)くなった鹿さんたち。安(やす)らかにね。」

「ほんとうに鹿が写っている映像はひとつもないなあ。(笑)」
KIMG2106.jpg


「G7首脳(しゅのう)の宮島(みやじま)訪問(ほうもん)にあわせて皆(みな)護(ご)路(ろ)視(し)とか?((((;゚Д゚)))))))」

「まさか。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記②

「広島でのG7反対デモが警察・機動隊のすさまじい暴力でツブされたようだよ。
何があったか知りたいけど動画とかもアップできないんだろうな。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記③

「それにしても、広島(ひろしま)の宮島(みやじま)。
自分(じぶん)たちが観光(かんこう)目的(もくてき)で奈良(なら)から鹿(しか)を持(も)ってきて、フンなどで面倒(めんどう)くさくなると、鹿(しか)は野生(やせい)のものですからエサをやらないでください、だと。
最初(さいしょ)は神(かみ)の使(つか)いだなんて言(い)っておきながら。(笑)」

「エサやりを禁止(きんし)する条例(じょうれい)まで作(つく)っているようだね。
飢えている鹿がかわいそうだからと思ってエサをやると罰(ばっ)せられるのだとか。」

「それに抗議(こうぎ)する人たちもいたようだけど、行政(ぎょうせい)や住民(じゅうみん)、政治的(せいじてき)権力(けんりょく)によって罵(ののし)られたり暴力的(ぼうりょくてき)な脅(おど)しの脅威(きょうい)にさらされたりしているらしい。
もちろんマスメディアが報道(ほうどう)することもなかったから、われわれの誰(だれ)もがG7で宮島がクローズアップされるまで、そのことを知(し)らなかったのは仕方(しかた)ないんだと思う。」

「ネットでも鹿を可哀(かわい)そうと感じるような人間性(にんげんせい)を失(うしな)っていない人が【そういうひとたち】として攻撃(こうげき)されていて、“そういうひとたち“が発信(する情報(じょうほう)も制限(せいげん)されているのか、目立(めだ)たなくされているようなのだけど、それでも探(さが)せば情報(じょうほう)が出(で)て来るんだな。それにしても〇〇さん、よく見つけたもんだ。」

「うん。けっこう消されているみたいだけどね。
参考までに、実際に見た方のブログ。

細々と残っていた画像より。

KIMG2123.jpg

KIMG2121.jpg

KIMG2120.jpg

KIMG2124.jpg

画質(がしつ)が悪いのはゴメン。
ガマンして見てください。」

「画質が悪いくらいの方(ほう)がいいよ。
あまり正視(せいし)したくない。」

「これが世界遺産(せかいいさん)の島(しま)か。
G7の首脳(しゅのう)はこんなこと知(し)らないからリスペクトしてくれたけど
KIMG2125.jpg、岸岸田首相の責任は大きいな。」

「なんといっても世界遺産がこれではね。
宮島の神社は神社本庁(じんじゃほんちょう)の中(なか)でも別表(べっぴょう)神社(じんじゃ)といって、別格(べっかく)というか神社本庁の大幹部(だいかんぶ)神社なんだね。」

「神社本庁って、人権(じんけん)を国民から取(と)り上(あ)げて戦争(せんそう)に向(む)かわせようという改憲(かいけん)を推進(すいしん)しているあの神社本庁?」

「そう。
日本会議(にほんかいぎ)の中心(ちゅうしん)メンバーだね。」

「統一教会(とういつきょうかい)と日本会議(にほんかいぎ)といえば、改憲(かいけん)二大(にだい)カルト。」

「神社本庁は国家神道(こっかしんとう)の夢(ゆめ)よもう一度(いちど)、ということかな。
なるほど、これまた新(あたら)しい戦前(せんぜん)。」

「改憲に前(まえ)のめりな岸田首相のルーツのひとつが見えた気がする。」

「それにしてもいやな話だ。
こういう日本人の残酷(ざんこく)さを見ているとこれからどうなっていくんだと思う。」

「自分が弱者(じゃくしゃ)になったときにね。
生(い)き物(もの)に残酷なことのできる人間は人間にも残酷なことができるからさ。」

「実際(じっさい)にいまやっているだろ。」

「ほんとうにネットの書(か)き込(こ)みとか見ていると日本人に絶望(ぜつぼう)してしまうよ。
想像力(そうぞうりょく)もなければ思いやりのかけらもないのが多い。
ネトウヨ、自民党サポーターズ、おかしなアンチ・・・。」

「世界遺産・・・、(涙)」

「神社というのはもともと慈悲(じひ)とか慈悲心(じひしん)みたいなものはないからね。
江戸時代(えどじだい)までは神仏習合(しんぶつしゅうごう)が残(のこ)っていたから仏教(ぶっきょう)がそれをカバーしていたけど、明治(めいじ)になって神社の方(ほう)が仏教を否定(ひてい)して排除(はいじょ)したからね。」

「明治政府の廃仏毀釈はひどかったんだよなあ。隠蔽(いんぺい)されたけどかなり人も〇(し)んでいる。」

「日本の仏教界は廃仏毀釈をどう考えているのかね。」

「何も考えていないだろ。(笑)」

「日本の仏教からもスピリットが失(うしな)われているものなァ。
スピリットがないから廃仏毀釈も総括(そうかつ)できない。」

「神社も仏教も、利益(りえき)あるのみ?」

「見ていればわかるだろ。(笑)」

「ああ、しかし、弱き者たちよ・・・。」

「これからさらにひどくなって行くよ。
神(かみ)の使(つか)いが見せてくれているじゃないか。」

「神社に直接(ちょくせつ)の責任(せきにん)があるといっているわけではない、ということは言っておかなくてはいけない。
あくまでも住民(じゅうみん)と行政(ぎょうせい)の話だ、・・・・・・と言っておこう。(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「新しい戦前か。
政治家、官僚、財界人、マスメディア幹部、正規お役人、独占企業の安泰サラリーマンさんなんかには無縁だろうけど
KIMG2127.jpg

KIMG2128.jpg

われわれ庶民には、もうすでに片足(かたあし)を踏(ふ)み入(い)れていることがよくわかるよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

KIMG2129.jpg


「ところで、なんでこんなに格差(かくさ)を拡大(かくだい)させていってるんだい。」

「うーん、人口削減(じんこうさくげん)と国民のさらなる奴隷化(どれいか)のため、としか。
とてもまともな人間のやっていることとは思えない。
支配層(しはいそう)と被支配層(ひしはいそう)がどことん乖離(かいり)していくと、こうなるんだろうけど。」

「厚生労働行政(こうせいろうどうぎょうせい)も最悪(さいあく)で、最弱者(さいじゃくしゃ)は文字(もじ)通(どお)り〇されていっているものなア。」

「日本人弱者は宮島の鹿の運命(うんめい)。(笑)」

「岸田内閣が最低最悪(さいていさいあく)であることは間違(まちが)いないようだ。」

「岸田首相は政治家ではない。
単なる世襲(せしゅう)利権屋(りけんや)。」

「ズバリすぎてやばいな。(笑)
でもそれは言っとかないとな。(笑)」

「しかし他(ほか)の国会議員も五十歩百歩(ごじゅっぽひゃっぽ)。
自公(じこう)は当然(とうぜん)として、野党もおこぼれ頂戴(ちょうだい)の同類(どうるい)ばかり。(笑)」

「どうすることもできないか。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「広島(ひろしま)サミットでの新左翼(しんさよく)系デモへの警察(けいさつ)の暴力(ぼうりょく)シーンが規制(きせい)をぬって?少(すこ)しだけど出てきているようだ。」
KIMG2135.jpg

「デモ隊(たい)からひっぺがして暴行(ぼうこう)?
昔(むかし)の機動隊(きどうたい)がよくやっていたことだが、今(いま)でもやっていることに驚(おどろ)き。」

「昔(むかし)の機動隊はもっとひどいことをやっていたのだが、日本のマスコミは絶対(ぜったい)に報道(ほうどう)しない、というか、警察が“やる“ときはマスコミは姿(すがた)を見せなかった。(笑)」

「政府(せいふ)、警察による完全(かんぜん)な取(と)り締(し)まりというか、暴力(ぼうりょく)と破壊工作(はかいこうさく)によって絶滅(ぜつめつ)させられていたと思っていた新左翼(しんさよく)がまだ存在(そんざい)していることに驚(おどろ)き。」

「安保法制(あんぽほうせい)のあたりからだんだん強圧的(きょうあつてき)になってきているみたいだね。
改憲(かいけん)にむけて警察(けいさつ)の暴力(ぼうりょく)もエスカレートしていく?」

「しかし、裏(うら)でこんなことがやられているサミットなんて、外国(がいこく)の首脳(しゅのう)もいやだろうな。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「こちらの方(かた)がデモの様子(ようす)の動画をアップしてくれている。」
        ↓

「多勢(たぜい)に無勢(ぶぜい)というか・・・。
庶民(しょみん)や弱者(じゃくしゃ)を切(き)り捨(す)ててこういうところにガンガン金(かね)をかけているんだな。」

















2023/05/16 Tue. 23:27  edit

Category: 未分類

tb: --  |  cm: 0

top △

「いやあ 

ワルシャワ労働歌(ろうどyか)はドイツ語(ご)がイチバンだなァ。」



「(笑)ооさんはワルシャワ労働歌が好(す)きだね。」

「うん、疲(つか)れているときもこれを聞(き)くとシャキッとする。」

「笑」

「疲れるといえば、どこに行ってもマスクマスク。いいかげんイヤになってしまうのだが。」

「3月13日に政府(せいふ)がマスクの着用(ちゃくよう)を原則(げんそく)自由(じゆう)としたから、半分(はんぶん)くらいはマスクを外(はず)すかと思(おも)ったら、相(あい)変(か)わらずみ~んなマスク姿(すがた)。(笑)」

「日本(にほん)民族(みんぞく)はマスク民族へと進化(しんか)した。」

「進化かよ。」

「進化ではないよなあ。(笑)」

「いっそのことマスク王国(おうこく)とでも国名(こくめい)を変(か)えたらすっきりする。(笑)」

「マスク皇国(こうこく)じゃないのかよ。」

「皇国というのはなんだかものものしいよなァ。侵略(しんりゃく)的(てき)なイメージもあるし。」

「そうかな・・・。まあいいや。」

「それにしてもなぜみんなこんなにもマスクを外(はず)さない。」

「同調(どうちょう)圧力(あつりょく)もあるんだろうけど、うーん。けっきょくみんな顔(かお)に自信(じしん)がない、ということじゃなかろうか。(笑)」

「日本人はみんな自分(じぶん)の顔をブチャイクだと思っている、と。なるほど。(笑)」

「ひどいこと言ってら。」

「潜在的(せんざいてき)に顔に自信(じしん)がないということはあるかもしれないね。」

「あと表情(ひょうじょう)を隠(かく)していたい、ということもあるかもしれないな。
日本人は一億(いちおく)総(そう)コミュ障(しょう)みたいな感(かん)じだから。」

「自分の性格(せいかく)に自信がないと。
しかしその数(かず)が異常(いじょう)に多(おお)いということは日本(にほん)社会(しゃかい)に問題(もんだい)があるということだろう。」

「練(ね)れた人格(じんかく)の持(も)ち主(ぬし)になれば美醜(びしゅう)などまったく問題(もんだい)なくなるんだけどね。
風格(ふうかく)は美醜を越(こ)える。」

「ところがそれを許(ゆる)さなくなっているのが今(いま)の日本社会なんだ。
目先(めさき)の利益(りえき)ばかり追(お)い求(もと)めるような社会では人格の高めようがない。」

「そういや、オレの知(し)り合(あ)いが、日本で悟(さと)りを求(もと)めようとすれば餓死(がし)するしかない、といってインドに行(い)ったなァ。五年ほど前(まえ)だけど、どうしているか。」

「外国(がいこく)もタイヘンだろ。インドがどうかは知らんけど。」

「そういう人だったら日本よりはインドの方(ほう)がいいかもね。(笑)」

「とにかくヘンな国になっちまってる。
こんなアンケートの結果(けっか)がネットに上(あ)がっていたけど、
KIMG1936.jpg

もう情(なさ)けないやら、悲(かな)しいやら。」

「最近(さいきん)は子(こ)どもにはマスクをさせていない親(おや)が増(ふ)えているよ。」

「それでも後遺症(こういしょう)が尾(お)を引(ひ)きそうだな。」

「・・・・・。」


「ところで、岸田(きしだ)首相(しゅしょう)に爆竹(ばくちく)だか発煙筒(はつえんとう)だかが投(な)げつけられていたな。」
KIMG1982.jpg

「爆竹?警察(けいさつ)やマスコミによると鉄(てつ)パイプ爆弾(ばくだん)だという話(はなし)だが。」

「ケッ、本物(ほんもの)の鉄(てつ)パイプ爆弾(ばくだん)はあんなものじゃないぜ。
ありゃ鉄パイプ爆弾に似(に)せた爆竹みたいなもんだ。」

「そうかね。わたしらにはそんなことははさっぱりわからない。」

「警察(けいさつ)発表(はっぴょう)によると、60メートル先(さき)のコンテナに破片(はへん)が突(つ)き刺(さ)さっていたとか。」

「(笑)警察は岸田首相の手前(てまえ)、木村(きむら)君(くん)を重罰(じゅうばつ)にもっていかなくてはならないからだろ。60メートル先のコンテナに破片が突き刺さるくらいの爆弾だと多(おお)くの人(ひと)がケガをしてたって。(笑)」

「木村君てこの犯人のことか。」
KIMG1981.jpg

KIMG1980.jpg

「ああ、でも俺は犯人と呼(よ)ばずに木村君と言うよ。尊敬(そんけい)の念(ねん)をこめてな。取(と)り押(お)さえられてもキッと岸田首相の方を見る目はまさに武士(ぶし)の目だ。」

「おーっと、危(あぶ)ない人がきたよー。」

「テロリストを美化(びか)するなよ。」

「何(なに)がテロリストだ。あんなの単(たん)なる抗議者(こうぎしゃ)に過(す)ぎない。
声(こえ)を上(あ)げても無駄(むだ)だと思ったからより強(つよ)い姿勢(しせい)を示(しめ)そうと鉄パイプ爆弾を模(も)した爆竹を投(な)げたんだろう。」

「奈良(なら)の安倍(あべ)狙撃(そでき)犯(はん)はテロリストだったわけだ。」

「いや、あれも空砲(くうほう)。あれは特殊(とくしゅ)なショットガンだから、実弾(じつだん)だったら安倍首相だけではなく周(まわ)りの人たちからも〇傷者(ししょうしゃ)が出ていた。」

「安倍首相だけをピンポイントで狙(ねら)ったとか。」

「素人(しろうと)があの銃(じゅう)でそんなことはできないよ。」

「では、なんで安倍元首相は〇(し)んだ。」

「さあ、他(ほか)に本物(ほんもの)のスナイパーというかテロリストが潜(ひそ)んでいたか、それともあのとき安倍首相は〇んでなかった、とか。」

「〇(し)んでなかった?なんだそれ。(笑)」

「可能性(かのうせい)が低(ひく)いのは認(みと)めるけどな。
俺の安倍元首相まだ生きている仮説(かせつ)では、安倍元首相は双子(ふたご)でな、安倍晋三(あべしんぞう)第一号(だいいちごう)がウヨ思想(しそう)をふりかざしていたみんなが認識(にんしき)していた安倍晋三氏。第二号(だいにごう)がその影武者(がげむしゃ)だったと、こういうわけ。
コワモテの赤報隊(せきほうたい)みたいなイメージの安倍元首相が安倍晋三第一号、ソフトイメージをふりまいていたのが安倍晋三第二号だったと俺はみている。」

「ほー、ほー。」

「ふん、ふん。(笑)」

「ところが安倍一号は急〇(きゅうし)してしまった。
それで政権(せいけん)を菅(すが)官房長官(かんぼうちょうかん)に譲(ゆず)って、安倍第二号が安倍元首相はまだ生きているぞ、と安倍一味(あべいちみ)というか、まあ、そっち系(けい)の人たちのために安倍晋三をやっていたわけ。」

「うん。(笑)」

「それも限界(げんかい)がきて、さあ、どうするか、ということでああいう芝居(しばい)を打(う)って安倍晋三第二号も消(き)えて行ったと。」

「まるで時代劇(じだいげき)だね。黒沢(くろさわ)映画(えいが)みたい。(笑)
それで安倍二号はどうしているんだい。」

「さあ、南(みなみ)の楽園(らくえん)ででも余生(よせい)をすごしているんじゃないか?
もっとも、〇ぬつもりはなかったけど、たまたま亡(な)くなっちゃった、という可能性(かのうせい)もあるが。」

「思い出した。そういや、奈良(なら)医大(いだい)のお医者(いしゃ)さん、体(からだ)の中(なか)に弾(たま)はなかった、って言ってたね。」

「その方向(ほうこう)で想像(そうぞう)しても怖(こわ)いなァ。ブルブル。」

「そういえば、安倍元首相は南国(なんごく)のリゾートで志村けんと一緒(いっしょ)に楽(たの)しんでいるよ、というツイートを見(み)たことがあるなあ。」

「ちょっと怪談(かいだん)じみてきたから、もう止(や)めよう。(笑)」

「うん、しかし山上君や木村君を単(たん)なるテロリストだなどとは言うなよな。
この腐(くさ)った世(よ)の中、若者(わかもの)もウヨ化(か)して改憲(かいけん)体制(たいせい)にヘタレ的(てき)に同調(どうちょう)するだけのような日本の体(てい)たらくの中で、大きなリスクを負(お)いながらも国と国民のために危険(きけん)と苦難(くなん)を国民に押(お)し付(つ)けている権力者(けんりょくしゃ)に立(た)ち向(む)かった二人(ふたり)はまさに英雄(えいゆう)ではないか。俺は、二つの涼風(りょうふう)がさっとこの国に吹(ふ)いたように思うんだ。だから、感動(かんどう)している。」

「しかし、あんなことをしてはいかんだろ。」

「ΔΔさんがそんなこと言ってると、権力は意地(いじ)でも二人を重罰(じゅうばつ)にしようとするぜ。二人のことを考(かんが)えるなら大人(おとな)しくしていることだ。犯罪(はんざい)を肯定(こうてい)するなんてもってのほか。」

「そういうこと。日本の権力というか、日本を支配(しはい)している権力(けんりょく)とその現実体(げんじつたい)たる官僚(かんりょう)役人(やくにん)の特色(とくしょく)は民衆(みんしゅう)に対(たい)する憎悪(ぞうお)と完全(かんぜん)残酷(ざんこく)なる復讐(ふくしゅう)行為(こうい)だから。
あまり煽(あお)ってはいけない。」

「煽ってはいない。
しかしなあ・・・。(泣)」

「うーん、わかるようなわからないような・・・。
泣かないでくれよ。(笑)」

「うん。
では、この詩(し)を朗読(ろうどく)するから、みんな聞(き)いてくれ。」

「はい、はい。」

「熱(あつ)いねえΔΔさん・・・。」

「山上君と木村君はテロリストではないということを言っておいて読(よ)むぞ。
・・・・。

われは知る、テロリストの かなしき心(こころ)を。
言葉(ことば)とおこないを分(わ)かちがたき、
ただひとつの心を。奪(うばわ)われたる言葉のかわりに
おこないをもて語(かた)らんとする心を
われとわがからだを敵(てき)に投(な)げつくる心を
しかして、そは真面目(まじめ)にして熱心(ねっしん)なる人の常(つね)に持(も)つ
かなしみなり。

ううう…(泣)
               KIMG1979.jpg

はてしなき議論(ぎろん)の後(あと)の
冷(さ)めたるココアのひと匙(さじ)を啜(すす)りて、
そのうすにがき舌(した)触(ざわ)りに、
われは知る、 テロリストの
かなしき、かなしき心を。


うう・・・・・・・・、(泣)

「・・・・・、うん、うん。
これはΔΔさんの作(つく)った詩(し)かい。」

「違(ちが)うよ。俺にこんな詩が作れるわけないだろ。
石川啄木(いしかわたくぼく)のココアの一匙(ひとさじ)という詩だよっ。」

「へー、石川啄木がそんな詩を書いていたんだ。」

「これは石川啄木が明治44年の大逆(たいぎゃく)事件(じけん)での大量(たいりょう)処刑(しょけい)の後(あと)に書いた詩なんだ。
石川啄木の長年(ながねん)の友人(ゆうじん)である平出(ひらで)弁護士(べんごし)がこの大逆事件の弁護をやっていて、石川啄木は平出弁護士から大逆事件のほんとうのところを聞いていて、この事件がえん罪(ざい)だということを知っていたから、処刑に大きな衝撃(しょうげき)を受(う)けた。
現代(げんだい)現状(げんじょう)を見(み)るとそのころとちっとも変(か)わっていないと感(かん)じる。」

「そうだねえ・・・。
あ、
犯人が岸田首相に筒状(つつじょう)のものを投げたとき、ガードの警官が聴衆(ちょうしゅう)の方に筒(つつ)を蹴(け)りだしていたのを思い出した。(笑)」

「そうそう。それでみんなが少(すこ)し遠(とお)巻(ま)きにして見ていたらパンだったんだよね。(笑)それで一斉(いっせい)に逃(に)げ出(だ)すという。(笑)」

「けが人がいなかったのはよかった。」

「衝撃波(しょうげきは)で背中(せなか)に軽傷(けいしょう)を負(お)ったなんてのがあったけど。(笑)」

「これからまだそんなのが出てくるだろうな。ほんとうはケガしてたとか。(笑)」

「安倍元首相の時も今回(こんかい)も、やらせ疑惑(ぎわく)があるくらい、おかしなことの多(おお)い事件(じけん)ではあるよな。」

「木村君も山上君も、何か、あるいは誰(だれ)かに利用(りよう)されたのかも知れないけど、この二人の動機、心に偽(いつわ)りはないと思うよ。いつの時代も純情(じゅんじょう)純粋(じゅんすい)な若者(わかもの)の心を利用しようとするものはいる。
あんがいそれが安倍氏や岸田氏周辺であっても不思議(ふしぎ)ではない事件だった、ということだ。」

「なるほど。
ΔΔさん、お疲(つか)れさまでした。
まあ、一服(いっぷく)。」

「うん。それにしても、木村君の親(おや)や親族(しんぞく)を見せしめ的(てき)にさらしているマスコミ、許(ゆる)さん。」

「こわ。」

「許さん、て、どうするんだい。」

「買わない、読まない、見ない。」

「笑」

              dream-1533613_1920.jpg

「やはり食事(しょくじ)をとると頭(あたま)が鈍(にぶ)るねえ。」

「眠(ねむ)くなってきた。」

「まあまあ、もう少しだから。
ところで、次の話はΟΟさんだっけ。」


「そう。話といってもまとまりがないというかまとめようのない話で、今日(きょう)はやめようかと思っていたんだけどみんながどう考(かんが)えているか知(し)りたくて。」

「ほう、どんなことだい。」

「いやあ、最近(さいきん)思うんだけど、郵政(ゆうせい)民営化(みんえいか)のあたりから急速(きゅうそく)に日本(にほん)政府(せいふ)がおかしくなっているんじゃないかと。」

「(笑)おかしいよ。みんなそれは感じている。
ただ、それを言い出すときりがないからなあ。
・・・具体的(ぐたいてき)には?」

「うん。たとえば、国民の困窮(こんきゅう)を顧(かえり)みず、岸田内閣が外国(がいこく)に盛大(せいだい)にお金をばらまき続(つづ)けていること。
                     KIMG1879.jpg
この理由がわからない。」

「それはそうだ。」

「それで自分でもちょっと調(しら)べてみたんだけど、よけいにわからなくなってきた。
海外(かいがい)にお金をばらまくと円安(えんやす)になるから輸出(ゆしゅつ)に有利(ゆうり)だというんだけどね。」

「へー、そうなの。」

「どうしてそうなる。」

「海外に援助(えんじょ)するとき円(えん)で援助しているとわれわれ国民は思っているけど、実(じつ)はその円をドルに換(か)えて渡(わた)すらしい。
つまり、円を刷(す)ってそれでドルを買(か)うということでドルの希少性(きしょうせい)が強(つよ)くなってドル高(だか)、円安(えんやす)が進(すす)むというわけ。」

「うーむ。もうひとつよくわからないけど、まあそれでいいとしよう。(笑)
日本政府は円安を積極的(せっきょくてき)に進めているということか。」

「そう。そこで不思議(ふしぎ)なのは、金利(きんり)の関係でそれでなくてもドル高円安で苦しんでいるときにどうしてそんなことをするか、ということなんだよ。
円安で輸出(ゆしゅつ)が有利(ゆうり)になるといっても、今の日本は昔(むかし)のような技術立国(ぎじゅつりっこく)ではなくて観光(かんこう)に頼(たよ)る国になっているわけだから、どうして今頃(いまごろ)そんなことをするかだよ。」

「むむ、それはちょっとひっかかるというか腹(はら)の虫(むし)が立(た)ってきたぞ。(笑)
この間(かん)、日本政府は自国(じこく)の産業(さんぎょう)や技術(ぎじゅつ)をつぶすようなことばかりやってきたわけだからな。
それでさらに円安にして自国の経済を苦しくさせるとか。」

「そう、そして世界にお金をばらまくには当然(とうぜん)増税(ぞうぜい)が必要(ひつよう)になってくる。」

「増税といえば消費税(しょうひぜい)・・・。」

「消費税と聞くとワシも腹が立つ。(笑)
なにが福祉(ふくし)目的税(もくてきぜい)だ。だまし続(つづ)けやがって。」

「うん。消費税を導入(どうにゅう)、消費税を増税(ぞうぜい)するたびに経済(けいざい)は悪化(あっか)、国民(こくみん)生活(せいかつ)も苦(くる)しみを増(ま)している。
これは日本国民が身(み)をもって実証(じっしょう)しているよね。
私が不思議(ふしぎ)というかどうにも納得(なっとく)できないのは、なぜ日本政府がそんなことをするか、ということ。」

「そんなの簡単(かんたん)だよ。」

「お。」

「国民のことなんか考えていない、というかこの国が国民(こくみん)中心(ちゅうしん)の国ではないからだよ。」

「あ、それは納得(なっとく)。」

「年金(ねんきん)だってさ、あんなインチキなものはないよ。国民をたばかって権力者(けんりょくしゃ)や支配層(しはいそう)が好(す)き勝手(かって)に使(つか)ってきたのが日本の年金だ。
いま日本の老人(ろうじん)が悲惨(ひさん)な状態(ほうたい)に置(お)かれているのは連中(れんちゅう)が故意(こい)にやっていることなんだよ。」

「ははあ、それで老人の不満(ふまん)を完全(かんぜん)に押(お)さえつけるためにやっているのが老人バッシングか。
〇党(あくとう)だな、岸田内閣、自民党(じみんとう)公明党(こうめいとう)。」

「維新(いしん)なんかも同(おな)じ穴(あな)のムジナだろ。」

「財務省(ざいむしょう)、厚生労働省(こうせいろうどうしょう)。(笑)」

「それをやりすぎて目立(めだ)ったのが小泉政権時の消(き)えた年金問題(ねんきんもんだい)だね。そのときの厚生労働省の担当(たんとう)官僚(かんりょう)はのちに事務次官(じむじかん)に出世(しゅっせ)したんだけど、退職後(たいしょくご)に自宅(じたく)で配送業者(はいそうぎょうしゃ)を装(よそお)った男(おとこ)に〇された。彼の上司(じょうし)だった元(もと)事務次官もそのとき襲(おそ)われたんじゃなかったかな。」

「とんでもない闇(やみ)だね。」

「バッシングといえばネットなどでは自民党(じみんとう)サポーターズらしき連中(れんちゅう)の生活(せいかつ)保護(ほご)バッシングがいまだに執拗(しつよう)にやられている。
生活保護バッシングに一(ひと)区切(くぎ)りをつけて老人バッシングというのではなく、並行(へいこう)してというか、弱者(じゃくしゃ)をひとつづつつぶしながら対象(たいしょう)を拡大(かくだい)しているようだ。」

「声(こえ)もあげられないような人たちから虐待(ぎゃくたい)、抹殺(まっさつ)していっているのだからほんとうに質(たち)が悪(わる)いね。」

「その話ではこのあいだこんなYouTube動画(どうが)を見た。」




「ああ、安倍内閣(あべないかく)が2013年から始(はじ)めた生活保護費の大幅(おおはば)減額(げんがく)か。
こちらのジャーナリストさんの話を聞いていると内容(ないよう)がよくわかるよね。」

「しかし、ひどい話だよな。生活費(せいかつひ)を10%削(けず)ったうえに老人(ろうじん)や母子(ぼし)への手当(てあ)てもなくしちゃったんだろ?
そのうえ2013年には5%だった消費税(しょうひぜい)も安倍内閣が10%にしちゃったから、10%どころではない減額だ。」

「かなり亡(な)くなったようだね。
2013年には東京で869円だった最低(さいてい)賃金(ちんぎん)が2022年には1、072円になっているから、その残酷(ざんこく)さを想像(そうぞう)できる。」

「最低賃金が上がっているのはいいことだけどね。
しかし、そうやって分断(ぶんだん)しながら弱(よわ)いところから人口(じんこう)を削減(さくげん)していっているんだろう。」

「この動画でジャーナリストの人が期待(きたい)していた大阪(おおさか)高裁(こうさい)の判決(はんけつ)はまた最悪(さいあく)のものだったという・・・。言葉(ことば)がない。」

「東京、大阪、横浜などの地裁ではこのところずっと政府の処分(しょぶん)を違法(いほう)として取(と)り消(け)す判決(はんけつ)が続いていて、違法が明らかになっていた。
しかし、大阪高裁判決の前日(ぜんじつ)の大津(おおつ)地裁判決からまた無法(むほう)といっていい判決が出(で)始(はじ)めたんだな。
これは明(あき)らかに岸田内閣の意向(いこう)が強(つよ)く働(はたら)いているということ。」

「大阪高裁の裁判長は岸田首相、松野官房長官と同じ早稲田(わせだ)大学(だいがく)の出身(しゅっしん)なんだと。(笑)」

「おー、名門(めいもん)学閥(がくばつ)。」

「ああ。(笑)そういう裁判長を配置(はいち)したのか。(笑)」

「ツーカー?(笑)」

「名門大学の学閥が弱者(じゃくしゃ)を切(き)り捨(す)てるのか。」

「名門大学を出てエリートコースを歩(あゆ)む人に弱者の苦(くる)しみを理解しろというのはムリなのかも。」

「東京大学法学部、早稲田大学・・・。お勉強(べんきょう)がメチャクチャできて、日本のエリートコースまっしぐらの人たちのアタマの中(なか)など庶民にゃわからないものなあ。」

「学閥を持(も)っていてその学閥に乗(の)ってエリートの地位(ちい)にいるのは日本では強者(きょうしゃ)中(ちゅう)の強者(きょうしゃ)。」

「シッ。めったなことを言ってはいけない。(笑)」

「安倍内閣(あべないかく)以降(いこう)いまの岸田(きしだ)内閣(ないかく)に至(いた)るまで、生活保護の現場(げんば)ではずいぶんひどい虐待(ぎゃくたい)や監視(かんし)、役所(やくしょ)の担当者(たんとうしゃ)によるいじめなどが行(おこな)われているということも聞いたことがある。」

「役所の担当者も非正規(ひせいき)公務員(こうむいん)が多いんだろ。
自分たちもタイヘンだからよほどできた人でないと親切(しんせつ)にはできないんじゃないかな。」

「非正規公務員というのもきつい立場(たちば)だものなア。
差別(さべつ)はひどいし労働条件(ろうどうじょうけん)は悪いし。」

「ネトウヨなんかもいたりして。(笑)
植松聖だって自分が大量(たいりょう)〇(さつ)人をやった障(しょう)がい者(しゃ)施設(しせつ)の職員(しょくいん)だったんだ。」

「とにかく、岸田政権も安倍政権と同じく庶民にとっては悪夢(あくむ)でしかなかった、ということだな。ハァ~。溜息(ためいき)しか出ないわ。」

「ため息(いき)がつけてるだけいいかもしれないぞ。(笑)」

「それでも、この大阪高裁でひどい逆転(ぎゃくてん)判決をくらった78歳(さい)の原告(げんこく)のおばあさんのコメントがいいよね。
生活保護を拒否(きょひ)して人が〇(し)ぬような社会(しゃかい)を変(か)え、誰(だれ)もが幸(しあわ)せになれるよう、これからもたたかいます、と。
自分だけのことではない、いまのままでは生活保護も絶望(ぜつぼう)の制度(せいど)だから受(う)けることを拒否(きょひ)して〇(し)ぬひとが多く出る、そういう人たちのためにもたたかうんだと。
だから、お上(かみ)に抗(こう)するような形(かたち)になって自分がひどい目にあう可能性(かのうせい)のリスクも負(お)ってがんばっているんだな。日本のお役所は復讐(ふくしゅう)する組織(そしき)でもあるからこわいんだけど。
それでもこうして当事者(とうじしゃ)が声(こえ)を上(あ)げていくことで世の中が良(よ)くなっていくんだ。
犠牲者(ぎせいしゃ)の運命(うんめい)を引(ひ)き受(う)けている原告(げんこく)の方々(かたがた)の健康(けんこう)を祈(いの)っている。亡(な)くなった原告の人たちの冥福(めいふく)を祈(いの)りつつ。」

「そう。スケープゴートを作(つく)る政治が許(ゆる)されていいはずはない。」

「うん。いい締(し)めだ。(笑)」



「しかし、お勉強(べんきょう)が良(よ)くできて常識(じょうしき)もあるはずの裁判官のなかにもひどい人がいるんだねえ。われわれど庶民が理解できていることさえ理解できないような・・・。」

「秀才(しゅうさい)と言われている人、エリートと見なされている人にも二(に)種類(しゅるい)あるからね。
脳(のう)みそが全体(ぜんたい)としてつながっている人と脳みそが分断(ぶんだん)されている人。分断脳(ぶんだんのう)のエリートには人間性(にんげんせい)を失(うしな)っている人や他者(たしゃ)をほとんど理解(りかい)できない人、サイコパス、異常(いじょう)な残虐性(ざんぎゃくせい)や復讐(ふくしゅう)心(しん)などを持(も)っている人が多い。
これは、偏差値(へんさち)教育(きょういく)、偏差値ヒエラルキーをどう考えるか、ということで、またみんなに問(と)うてみたい。」

「はいはい。・・・さんの持論(じろん)だね。(笑)」

「たしかに庶民の目から見たらいまの教育、教育制度(きょういくせいど)はいろいろ問題(もんだい)が多いもんな。」

「あと、この国もおかしいんだよ。まっとうなというかまともな判断(はんだん)をする裁判官が左遷(させん)されて酷(ひど)い目(め)にあわされ、庶民から見たら無茶苦茶(むちゃくちゃ)な判決(はんけつ)を下(くだ)す裁判官が出世(しゅっせ)して裁判所を支配(しはい)して行(い)くのだから。」

「以前(いぜん)、行政(ぎょうせい)というか、国に不利(ふり)な判決(はんけつ)を下(くだ)した裁判長が、その日に自〇(じさつ)したなんてこともあったんだよね。」

「公務員(こうむいん)は階級(かいきゅう)社会(しゃかい)だからなァ。出世(しゅっせ)がすべての世界(せかい)。」

「がり勉(べん)のあとはいかに権力者(けんりょくしゃ)にすり寄(よ)るか・・・、か。(笑)」

「三権分立(さんけんぶんりつ)なんて完全(かんぜん)に〇語(しご)だもんな。(笑)
あと、いまの権力(けんりょく)はテレビや雑誌(ざっし)、読売(よみうり)や産経(さんけい)などの新聞(しんぶん)、ネットでの自民党(じみんとう)サポーターズやネットウヨ工作員(こうさくいん)、広告(こうこく)会社(かいしゃ)の下請(したう)け、なんてのを使(つか)ってエセ世論(よろん)をつくり出す。
少々(しょうしょう)気骨(きこつ)のある裁判官でも抗(こう)しきれない。」

「入管(にゅうかん)の問題も自民党ネットサポーターズ、ネトウヨ工作(こうさく)案件(あんけん)で、一時(いちじ)はひどかったけど、外国(がいこく)の目が注(そそ)がれ始(はじ)めたので、最近(さいきん)はおとなしくなって、裁判もまともにおこなわれているようだね。」

「岸田内閣にはあきれたけどな。廃案(はいあん)になっ改悪法案(かいあくほうあん)をまた持(も)ち出(だ)してくるという。」


「・・・、今日(きょう)はそこまでにしよう。きりがなくなってくる。(笑)」

「がんばってね。(笑)」

「ところでこの次(つぎ)のテーマは?」

「この先(さき)日本はどうなるか、でいこうか。」

「いいね。」

「では。」

「健康第一(けんこうだいいち)でいきましょう。無理は禁物(きんもつ)だよ。(笑)」

「うん。戦(たたか)ってくれている人たちともに生き延(の)びよう。(笑)」

「木村君や山上君を1億(おく)分(ぶん)の2にするな。」

「また。(笑)」

「あぶないなあΔΔさん。もうやめて。
暴力(ぼうりょく)、テロはいけません。あくまで平和的(へいわてき)解決(かいけつ)を目指(めざ)すべきです。」

「何(なに)言ってんだ。勇気(ゆうき)を失(うし)った国民は滅(ほろ)びるのだ。
勇気の尊(とおと)さ、大切(たいせつ)さがわからないのか。」

「ううん。ちょっと違(ちが)う。
けっきょくいい指導者(しどうしゃ)がいないのが問題なんだ。
いい指導者がいれば、木村君や山上君もあんな利用(りよう)のされ方(かた)はしなかったと思う。」

「木村君、山上君と言ってくれたね。それでいい。(笑)」

「笑」

「・・・・・・・・・・・・・、ところで岸田首相に人間性(にんげんせい)はあるのだろうか?
どう思う?」

「そりゃあるだろ。知らんけど。(笑)」

「ノーコメント。(笑)」

/////////////////////////////////////////////////////////
追:

「山上容疑者、木村容疑者、ともにすごく重要(じゅうよう)なことを言っていると思う。

山上容疑者の事件(じけん)はカルト宗教(しゅうきょう)に家族(かぞく)も自分(じぶん)の人生(じんせい)も破壊(はかい)された青年(せいねん)がそのカルト宗教(しゅうきょう)と深(ふか)く結(むす)びついた権力者(けんりょくしゃ)に号砲(ごうほう)一発(いっぱつ)の抗議(こうぎ)をしたもので、カルトに支配(しはい)されるこの国の現状(げんじょう)を告発(こくはつ)した意義(いぎ)はとても大(おお)きい。(カルト支配は微動(びどう)だにせずいまなお続(つづ)いている。)

そして、木村容疑者は
被選挙権(被選挙権(ひせんきょけん)=立候補(りっこうほ)できる権利(けんり))の年齢(ねんれい)が選挙権(せんきょけん)の生じる成年(せいねん)よりひどく高(たか)く設定(せってい)されていることのおかしさと、他(ほか)のどの国にも例(れい)のない高額(こうがく)供託金(きょうたくきん)制度(せいど)の犯罪性(はんざいせい)を指摘(してき)した。

ちなみに、供託金は
(国はわざと細(こま)かくしてわかりにくくしているけど、ざっと)
衆参(しゅうさん)の国会議員(こっかいぎいん)選挙が600万円、都道府県(とどうふけん)知事(ちじ)選挙300万円、指定都市(していとし)の市長(しちょう)せんきょ)240万円となっている。
もちろん、小さな村(むら)の村会(そんかい)議員(ぎいん)にいたるまで供託金は設定(せってい)されている。
そして、没収(ぼっしゅう)の基準(きじゅん)も非常(ひじょう)に厳(きび)しいのだ。(これもおためごかしの細かい設定(せってい)をやっているが、おおむねその選挙区の総(そう)有効(ゆうこう)投票数(とうひょうすう)の10分の1。)
これでは、庶民はとても立候補できない。(無理して立候補して破滅(はめつ)する人も多いが。)

木村容疑者は昨年(さくねん)7月の参院選で被選挙権(30歳以上)を満(み)たさず、供託金もないため立候補できなかったとして裁判所に提訴(ていそ)していたが、その提訴は神戸地裁(こうべちさい)で棄却(ききゃく)され、いまは大阪高裁に控訴中(こうそちゅう)であるという。

では、なぜ控訴中であるにもかかわらず、木村容疑者はあのような行動に出たのか。
もしかしたら、その前日(ぜんじつ)に出た、生活保護費(せいかつほごひ)に関(かん)する大阪高裁の理不尽(りふじん)な判決(はんけつ)に突(つ)き動(うご)かされたのかもしれない。(自分がどのような判決を受(う)けるかも明白(めいはく)になった?)

木村容疑者がその大阪高裁の判決に岸田内閣の姿(すがた)を見たかどうかはわからないけれど。

と、フォロー、追記(ついき)しておくよ。(*´ω`)┛     」


//////////////////////////////////////////////////////////////////////

「供託金のこともあるんだろうけど、選挙にかかる費用もばかげているよねえ。
市議会(しぎかい)議員でも300万円から900万円、参議院になると6000万円から1億円。これが当選(とうせん)するためには必要だと言うんだから。
小選挙区(しょうせんきょく)の衆院議員(しゅういんぎいん)になるためにはどれほどのカネが必要(ひつよう)か、想像(そうぞう)するのもオソロシイ。
庶民からしたら天文学的(てんもんがくてき)?なこの選挙費用(せんきょひよう)が何を意味(いみ)するか考えてほしい。
いずれにせよ、制度(せいど)自体(じたい)が腐(くさ)っているんだから、国会議員(こっかいぎいん)がどうしようもないのは当然(とうぜん)だよねえ。(笑)」

「日本政府や国会議員たちがほんとうの容疑者に見えてくる。(笑)」

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

          
「こちらの動画、もしかしたら消(け)されてしまうかも。(笑)↓」

             https://www.youtube.com/watch?v=LrvkHNvmnM4

「こちらは再生回数(さいせいかいすう)40万回。とても日本の動画とは思えない。(*≧∪≦)」
                                        ※
             https://www.youtube.com/watch?v=YQB4GVJideI

「こちらは・・・。80万越えだけど・・・。
            
             https://www.youtube.com/watch?v=NLfyI5B6Axc

   期待(きたい)外(はず)れが受(う)けているのかな。他の動画でこの何倍も爆竹を仕掛け     
   たのがあったけど、爆竹ではスイカは破壊(はかい)できない・・・。」

強力(きょうりょく)な鉄(てつ)パイプ爆弾だ~なんておバカ報道(ほうどう)をやっている日本のテレビ局(きょく)のレベルの低(ひく)さを知るのにはいいかも。(笑)
いまのカネだけテレビ局はあらゆる面(めん)においてふつうの国民より低級(ていきゅう)かつ悪質(あくしつ)だと思う。」

「日本人の名誉(めいよ)のためにいえば、テレビ局の幹部(かんぶ)には日本人は少ない。」

「ホント?」

「いわゆるなりすまし?」

「これは、また検証(けんしょう)しよう。」

「ネトウヨみたいにはならないでくれよ。」

「ネトウヨも日本人ではないのが・・・。」

「日本の滅(ほろ)びに至(いた)る闇(やみ)は深(ふか)いということか。」

「テレビや雑誌、全国紙だけではなく自公(じこう)政府(せいふ)、霞(かすみ)が関(せき)官僚(かんりょう)、警察(けいさつ)、検察(けんさつ)などが日本人を滅(ほろ)ぼす方向(ほうこう)で進(すす)んでいるのだから厄介(やっかい)だよな。」

「自分のことしか頭にない首相というのも困(こま)ったもんだ。」

////////////////////////////////////////////////////////

※ 訂正
     日本ではないらしい。(そりゃそうだ(笑))


  












2023/04/19 Wed. 12:57  edit

Category: 未分類

tb: --  |  cm: 0

top △